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訃報

昨日の夕方、トランプは全ての苦しみから解放されて
深い眠りにつきました。
私が仕事に出掛けたすぐ後のようです。
出掛けた時と同じ格好で息をひきとっていました。
とても安らかな顔です。

今は哀しみより
心配から解放された安堵感の方が強くて…


明日の朝 火葬の予定です。
慈しみの心で送り出してやりたいと思います。


とりあえず報告まで…

あれから…

…トランプは歩けなくなりました。
自力で立つ事もできなくなりました。

相変わらず、吠える事も鳴く事もなく
静かに身体を横にして過ごします。

吸い口の水を飲み、
カステラや蒸したサツマイモや、
湯がいた肉や ササミを食べ…
ただ静かに過ごします。

時折、呼吸が乱れたりもしますが…
手を わずらわす事もなく…
トイレに行きたくなると頭を起こすそぶりを見せ
教えてくれます。

痩せた身体に小さな癌があちこち見えるようになりました。
それでも、痛がりもせずただ静かに過ごしています。


神様…
預けて下さった小さな命、
大切にしてきました。
お返しする時期が近ずいてきた様です。
どうぞ、苦しむことのないよう静かに
迎えにきてやって下さい。
小さな体の中の魂を、
広大なところで、自由にしてやって下さい。
沢山癒されました。
沢山幸せをもらいました。
感謝の思いを一杯込めてお返し致します。 
残された僅かの時間、
心地の良い時間が過ごせますように…

長い夜

とても穏やかな天候です。
今日は仕事がお休み 
本当なら女子会でランチに行くはずだったのですが、
痛みや苦しみを声も出さずに頑張ってるトランプを
家に独りぼっちにして 楽しむこともできず、
友達もきっと気を遣ってくれるだろうから、今回は辞退しました。

あれからトランプは
ステロイドの注射を2日おきに家で打ち
週に一度の抗癌剤を病院で打ってもらいます。
延命治療が目的ではなく、
緩和する為。
それでも 痛みのために伏せて眠ることができず、
部屋の中をフラフラ歩き回るトランプを
励ましながら毎夜 長い夜を過ごします。 
崩れる様に倒れこんで眠るのを確認して
眠りにつこうとすれば、
30分ほどで、目を覚まし また立ち上がるトランプ…
背中を撫でて励ましながら夜が明けます

生きる事の大変さを
痛感します。
当たり前に 息をして
当たり前に食事をとって
痛みもなく日々過ごせる事が如何に幸せなんだろうと… 

そばにいるだけで何もできないけど、
できる限りはそばにいて
安心して過ごせる様に心掛けています。
愛情をかける対象がここにあるということが
本当に幸せだと思います。


秋空

とても爽やかな秋空が、窓一面に広がっています。

もう11月…
何だか夏を引きずったまま、
リビングのディスプレイ棚も未だヒマワリの造花が
取り変えられずにいます。

巷ではハロウィンも終わってもう 
クリスマスのカラーになりつつあるのにね。

トランプ君は、
先週散歩の途中で、歩けなくなり立ち尽くして呼吸困難を
起こしました。
抱いて帰ろうとすれば悲鳴をあげて触るなと…
長い間じっとしたものの
いつもなら10分足らずで帰れる道を、
一歩ずつ ゆっくりと一時間以上かけて帰りました。
家に着く頃にはどっぷりと日が暮れて…

それ以来1日に何度も虚ろな目で立ち尽くし硬直 
する様な発作を繰り返してはいますが、
吠えたり悲鳴をあげたりする事もなく
発作を起こしている時以外は穏やかに私の傍らで過ごしています。

聞き分けが良くて、寧ろそれがかえって切なくなったりするのですが、
できる限り自然な姿で見守ってやりたいと
思い、なるべく過ごしやすい様にそしてなるべく一緒にいてあげられる様に
心掛けています。

今まで彼にどんなに癒され
励まされたか…
そう、傍らに居て顔を見つめるだけで
元気が出たり笑顔になれたり…
だから、今度は傍らで私が彼を癒してやらなくちゃね。

そう思って感謝しながら毎日過ごしてます。
与えられた時間はもうそんなに永くはないかもしれないけど
こんな日が来るのは最初からわかっていた事。
心の準備と、愛情一杯注げる時間が未だわずかでもある事に
喜びを感じています。
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