季節の風

この一年…

あっという間だったのかなぁ…

長かったのかなぁ…

自分でもよくわからない。

色んな事が目まぐるしく変わって、
心の整理をつける間も無く
終わろうとしているような…
そんな感じ…

息子の卒業やら
上京から始まり、
娘の仕事も忙しくなり、
旦那と二人の生活が
始まった途端に
トランプの病気の発覚。
お友達の病気
叔母の訃報…
トランプとの別れ…


心配しだすとその種は限りなく…


寧ろ今出来る一つに集中する事で
精一杯だったかもしれない。

色んな別れがあって
笑ったり泣いたりしながらも
充実していた事には間違えなく、
気がつけば子供達から
労いの言葉をかけられたり、
私の方が心配されてたりで…

離れているからこそ感じる
強い絆が
実感できた年でもあったように思う。

哀しい出来事があったにせよ
幸せを感じ、感謝を重ねながらの
一年であった事には間違えなく


昨年の暮れあたりから少し始めた
カウンセラーの学習は、
結局自分の為だったことに
気がついた。

おかげでペットロスにかかることもなく、
安定した気持ちで、新たな年の準備をしています。

振り出しに戻ったのか、
それとも全く違うのか、
旦那と二人の生活が始まり、
人生の折り返しの展開を
どう繰り広げて行こうかと
ある意味ワクワクしながら
立ち止まったところかもしれない。


心の中に空いた穴は、
たぶんもう新しい何かが入る準備を始めているようで…

少しの間は心から我が身を離して傍観しながら
流れに身を任せてみようと思います。


来年はどんな年になるのだろう…


皆様にとって幸せな年になりますように…

週末のクリスマスイブ…
夜は仕事だった。

施設のあちこちに施された飾り付けや電飾。
静かに流れるクリスマスミュージック…

我が家は今年は飾りも電飾もする気になれず、
リビングには白い花だけ…

清楚で可憐な花が、静かに聖夜を過ごすには
ちょうど良かった。

たぶん街は賑やかだったんだろうね。
市内はどこも車が混んでた
と旦那が言ってた。

この時期、いろんな事
思い出しながら
静かに過ごす時間の贅沢も
有りだなぁ…

思い出は、華やかで楽しくて
切なくて美しい…

沢山の思い出が
引き出しいっぱいにある事が幸せ。

メリークリスマス…
皆が幸せでありますように…

トランプがなくなって以来毎日テーブルの上と
飾り棚には白い花を欠かさないようにしています。

ついこの前から何故か
無性に白いシクラメンが欲しくて欲しくて…
午前中に 園芸ショップにひとりで出向いて
いろんな色や、いろんな大きさのシクラメンが
沢山並ぶ中からひときわ白く見えたのをゲット

不思議と手に入れた瞬間から気持ちがスッキリ。

今まではなんとも思わなかったのに、
その可憐さに 癒されてます。

最近、旦那と二人で毎朝1時間程度散歩するように
心がけています。

なるべくトランプがいた時と同じように…

良い習慣は続けなきゃね。

あの頃は 電信柱で止まったり、散歩中のワンコにご挨拶したり
随分道草をしながら だったけど、
旦那と二人だと
ひたすら歩くから、これが結構な運動になるわ
朝食が美味しくとれたりで、
良いことずくめでしょ…

なるべく淋しさ感じないよう心がけてます。 

私の住む辺りは散歩には事欠かない所。
森や 竹林や 公園や 川があって
所々に無人の野菜販売所があって
採れたてのお野菜や果物が売ってて…

子ども達を連れて散歩して
子ども達が大きくなると
犬を連れて散歩して…

それぞれが
ここから巣立って

残されたのは
旦那と二人…

一緒に在りし日の思い出を
話しながら歩けることは幸せな事

時折思い出が優しすぎて
涙が出そうになるけど

新しい一歩をまた二人で
踏み出さねばね。

今月のシフトを頂いたら思いがけなく土、日曜日の連休。
突然思い立って淡路島へ旦那と一泊旅行に行って来ました。
徳島まで行って鳴門大橋から渦潮を…
夕方に旅館に着いて、
露天風呂に入りながら
夕陽が沈むのを眺めてました。
夕焼けの美しさに感動です。
こんな風に毎日、
日が昇っては沈んで淡々と1日が過ぎていくんですね。
何事もなかったかのように
穏やかで静かな時間が、心を癒してくれました。

鳴門大橋の見える客室も
居心地が良くて素敵でした。
少し南に位置するだけで、ほんの少し
季節の移り変わりがゆっくりな気がして、
まだ 秋の名残を充分に堪能できました。

淡路島は魚や、野菜がとても美味しくて、
解放感感じながらお腹いっぱい料理もいただきました。

今日は普段通りの日常が始まり、
午後からお仕事ですが、
誰かの為に 働く事が出来るのは、きっと私にとって
とても幸せな事なんだろうなと
つくづく感じたりしています。