朝から、雨が降ったり止んだり・・・雨が上がるたび愛犬の散歩や、畑の草むしりと、合間、合間に用事をしてる感じ・・・
土手の草むしりに時間をとられ、この蒸し暑さでいささかまいってたところ,
葉っぱの生えたきゅうりを見つけた。
まるで、子供・・・今日のニュースをゲットしたゾと、妙に嬉しかったり・・写真撮ったり・・で、ブログに書いたり・・・
あのさ・・きゅうりに、葉っぱがついてるだけなんだけど・・・けど、
めずらしいでしょ!
誰かに見て欲しくて・・・誰か一緒に“すごいねー”って、言って・・!
今日サラダにするべきか,否か・・・
平和でしょ・・・
少し田舎にある我が家の近くの川に、毎年今頃になると蛍が飛んでいる。
それで、初夏を感じたり・・
今年新型インフルエンザと、道路の工事で、中止になった“蛍まつり”は好例の風物詩だったりした。
地域の人が日時を決めてそぞろ歩くだけの、きわめてシンプルなおまつりだけど、毎年ドラマがあって、子供の幼い時は、お友達と誘い合って、一緒に晩御飯を食べさせて、にぎやかに過ごした・・
1年、1年蛍を見送り、夏を迎えた。
だんだん子供達は、大きくなって、親と行きたがらず、お友達と一緒に・・
取り残されて、寂しいと思ったのもわずか、昨年は愛犬がお供してくれるようになり・・
悲しいかな、今年は中止・・・それもドラマか・・
昼間見ると、ただの虫が、こんなに 人を感動させるなんてすごい!
おまつりはないけれど、やっぱり蛍を見に行こう・・
来年また、この時期が来たときに、今年の思い出が残るようにね。
今日は父の百箇日だった。・・もう、あれから3ヶ月もたったのが嘘のようで・・母と、兄の家族そして私の家族が和やかに食事をした。
今年のお正月は、まだ父も居て、いつもの席で静かに笑ってた。
もの静かで口数の少ないひとだったから、笑う遺影が兄の肩越しに見えるだけで、そこに父がいるようで・・・
父の、残した数個の腕時計の、傷やペンキの跡でいつ頃使ってたのか、推理したり・・たわいのない世間話で時間が過ぎていった。
やっぱり、傍らで父が笑ってるようで・・姿がないだけで、何もかわらず・・・
お正月過ぎてからは、自宅療養の日々で、ずっとベッドの上だったけれどもいつも穏やかで、見舞いに行く私の帰りを気遣っていつも、時間になると、「はい、有難う・・・気をつけて帰れや・・」と促された・・・
少しかすれた声まで覚えているのに、まだ寂しいとか悲しいとか、そんな感情が私の中になくて・・
いつも、“見ててや!” と、 頑張ってるかな?
・・大丈夫!まだまだ、頑張れるよ!・・・
・・無理すんなや!・・・
やっぱり、傍らに居てくれるよね。有難う!
周りのこと全て自然に受け止めると、行き着くところは感謝なんだよね。
父の子に生まれたこと、誇りに思う・・・
夕方やっと涼しくなって、愛犬の散歩に出かけた。 「近寄せて大丈夫ですかね・・?」っと子犬を連れた青年・・・
「うちのは 、飛びつくかも・・やんちゃだしね・・」と応えて思わず、「いいお兄さんになったよね・・って言うかいい大人になったよね・・」っと口からこぼれた。
「覚えてる?」「あぁ・・まだ小学校の頃の・・」はにかんだ顔がそのままだった。
10年程前、うちの子が日の暮れるまで遊んでいた近所の子供たち、その一人だった。前に住んでたマンションの近く・・
わずかの時間、過去に引き戻される・・「暗くなる前にかえっておいでよ。」・・
こんな、夕暮れで、こんな風が吹いてて・・ベランダから子供達が遊んでいるのを、見ながら洗濯物を取り込んだりして・・
「歳とるはずやわ・・」と笑うと、「皆同じようにね・・」と笑いながら返ってきた・・(複雑な気分)
あっという間の10年なのに ずいぶん色んなことがあって、華奢だった少年は、私よりはるかに大きくなった。
大学4回生・・就活がんばれ!
さぁ帰ろう・・夕方、家路に向かう道握っていた幼い子供の手は10年経って、愛犬のリードになった。
「うわーん、いやや!いややぁー!」子供の泣き叫ぶ声・・・なだめるお母さん・・4歳ぐらいの女の子が、体操教室に入るのを渋っていた。
子供の泣く声を聞くと、妙に心が痛む・・私だったらどう接していただろう・・じっくり時間をかけてなだめるお母さん・・
この時期の習い事ってたいがい、子供の意志より 親の思いなんだよね・・
ベビースイミングに通わせ、泣きながら水中に投げ込まれる幼い我が子を 眺めていた自分の姿がよみがえる・・
いつも、真剣に子供と向き合ってるつもりだったけど・・あれで、よかったのかなぁ・・
結局、二人目の子が、出来て連れて行けなくなって辞めさせた・・・
今更ながら思う、私の都合だったよね・・ごめん・・
2人とも成長して、立派に意見してくるようになって、手もかからなくなったら、あれこれ考えることが多い・・
素直で真っ直ぐに育ってくれたし、やさしい子供たちだけど、私は親としてどうだっただろう・・いやいや、まだまだ発達途中か・・・迷いながら悩みながら育てられるのは親なんだな・・と痛切に思う。
お母さん・・私は、娘としてはどうなんだろうね?
自分で、娘と、言うにはあつかましい歳になってた・・・