今日は 亡き父の命日・・・

あれからもう 3年

中学を卒業したばかりだった息子は大学生に・・
大学生だった娘は 専門学校に・・
専業主婦だった私は 仕事をはじめ
それなりに 皆少しづつ前に進んだ。

いつも私の心の中には 父の存在があり、

幼い頃と 同じように遠くにいながら
見守ってくれてる気がする。


3年前の3月24日・・
今日よりは幾分 温かで穏やかだった。

早朝に 呼吸が乱れたと 義姉から届いたメールも
そのままに、未だに消せず・・・

僅か5分 間に合わなかった 
父の最期・・

正直なところ、悲しみよりも
穏やかな父の顔に 安堵した。

上手く表現できないけど・・

悲しみよりも 優しさに近い感情に
包まれていたのは 確かな気がする。

少しずつ 少しずつ過去になりつつある出来事。

大切なものを 少しずつ砂の中に埋めていくように
色んな毎日を積み重ね・・

命日の今日だけは 大切な宝物(思い出)を少し掘り返して
ホンの少し涙しました。

5分遅くて 言えなかったけど、
・・ありがとう・・

3年経った今日も
あの日に似た優しい気持ちに包まれています。

眠っているかのような穏やかな顔を
思い出しながら・・