昨日娘と久々に映画を観に行った。
『そして父になる』
家庭によっては、子供の育て方も様々で、
その背景には生い立ちや、自分の親の考え方も大きく反映していくもの…
なんか色々と深いところで考えさせられる映画だった。
ある日突然自分の子だと育ててた子どもが、
産院で入れ替わった他人の子だったことを知らされてもね…
あれこれ思いながら自分の子育てを振り返ってみたりもした。
結局子供達に、親として育てられたんだなと改めて思った。
ネタバレになるのであまりストーリーに触れられないけど、
私としては、オススメの映画。
ただ娘曰く「子供を育てた経験がないから、頭でわかっても深いところがよくわからない」と…
私たち世代にはたまらなく切なく響くものがありましたが…
もし今、我が子たちが自分の子でないと言われても、
かけた愛情に偽りはないし、今後も変わりなく愛し続けるでしょうね。
ただ、うちは二人とも成人してしまってるので、同じようなことが身に降りかかっても
映画とは大きく状況はかけ離れるし、
子供達も、良い意味でしたたかさを身につけてるだろうな…と思ったり。
長い年月をかけて、築かれた絆の深さを感じたり…
きっと観る人の環境や年代によって、
感じ方も様々ではないかと…
私たち世代は涙なくして観られない映画だったと思います。