(19/12/25解禁・2020年4月よりスタート*毎週土曜)のにっき。む270

俳優の神木隆之介主演で2020年4月から放送予定のWOWOWの連続ドラマ『連続ドラマW 鉄の骨』のキャストが、発表され、新たに内野聖陽、中村獅童、小雪、土屋太鳳、向井理、柴田恭兵、石丸幹二の7名が出演することが分かった。

ドラマは、発行部数60万部を超える人気作家・池井戸潤の小説[鉄の骨;講談社文庫]が原作。中堅建築会社の若手社員の奮闘する姿と、「談合」は“必要悪”かというテーマを描く社会派エンターテインメント作品。

主演の神木隆之介が演じる富島平太は、中堅建設会社入社4年目の若手社員で、建設現場を愛する不器用で実直な男。現場から“談合の窓口”と呼ばれる業務部に異動した平太は、公共事業の入札を巡る企業間の死闘や策略、そして談合の裏側を目の当たりにする。談合に後ろ向きだった平太はやがてゼネコン幹部たちと渡り合う中で、「談合は必要悪か、ただの保身か」に日々苦悩。また、学生時代から付き合っている、銀行員の恋人とも折り合いが悪くなり、公私ともに波乱が待ち受ける。会社とは、組織とは、守るべき信念とは、そして正義とは。

主人公・富島平太を取り巻くさまざまなキャストが決定。平太の上司で池松組の常務取締役・尾形総司に扮するのは内野聖陽、業務部次長・西田吾郎役に中村獅童、業務部の紅一点・柴田理彩役に小雪、平太の彼女で白水銀行に勤める野村萌役に土屋太鳳、萌の上司で融資課・課長代理の園田俊一役に向井理、談合を裏で取り仕切るフィクサー・三橋萬造役に柴田恭兵、そして、官製談合を追う東京地検特捜部・副部長の内藤肇役に石丸幹二ら超豪華オールスターキャストが集結。

会社とは、組織とは、守るべき信念とは、そして正義とは?自らの理想と、会社員としての使命の狭間で葛藤する姿を描く本作は、原作刊行から10年たち、コンプライアンスが問われるいまだからこそ響く1作となりそうだ。


◎『連続ドラマW 鉄の骨』あらすじ
中堅建設会社「池松組」の若手社員・富島平太(神木隆之介)は、不器用ながらも建設現場を愛する実直な男。そんな平太がある日突然、畑違いの「業務部」へ異動を命じられる。そこは公共事業などの大口案件の受注を担当する、「談合部」と揶揄される部署だった。

くたびれた顔の部長や、粗野で男くさい先輩、泰然自若とした女性の先輩、切れ者で腹の底が見えない常務らとともに2000億円規模の公共工事の受注を目指す平太は、やがて談合を取り仕切る業界のフィクサーとの交流を深め、欲望やしがらみを目の当たりにする。

談合は“必要悪”なのか―。平太は“理想”と“現実”の間でもがきながらも会社の命運を握る仕事にやりがいを見いだしていく。一方、入札は大胆な技術革新に成功した平太たちがリードするが、そこに老練なライバル社の幹部たちが立ちはだかる。

さらに、大物政治家の官製談合を追う検察特捜部も動き出し、やがて平太にも捜査の手が伸びる。果たして入札のゆくえは、そして会社と平太の運命は...。


▽内野聖陽コメント
なかなか硬派の渋い作品ですが、談合にかかわる男たちの生き様をリアリティーを強く掘り下げて演じていけたらと思っています。

▽中村獅童コメント
今までに会社員の役はあまり演じたことがないのですが、新鮮な建設業界を舞台に、新しい役柄と出会えたことが嬉しいです。
また、池井戸さんの作品に出演させていただくのは初めてなので、今回機会をいただけたことはとても有難いです。今から撮影を楽しみにしています。

▽土屋太鳳コメント
池井戸作品は女優としての背中を押していただいた存在ですので「鉄の骨」を機にまた一歩踏み出せたらと思いますし、WOWOWさんの現場に再び参加出来ることも大きな喜びです。キャスト陣の素晴らしさにプレッシャーを感じつつも喜びがはみ出しそう!毒と真実の渦の中で「女性の持つある意味での骨太さ」を表現したいと思います。

▽柴田恭兵コメント
大手ゼネコンの顧問でありながら談合を調整する
[三橋萬造]
それぞれの利益がからみあうなかやさしさと冷酷さを合わせもつ魅力的な人物です。
興奮をおさえながら静かに演じられたらと思っています。
内野さん、神木君との初共演、とても楽しみです。

▽石丸幹二コメント
池井戸先生はいつも、緻密なリサーチに基づいて、層を重ねるように物語を積み上げていかれます。だから、内も外もリアリティー重視で役作りをせねば、その世界観から弾かれてしまう。これまで、様々な業種の様々な役職を演じて参りましたが、幸いにも身近にその業界のビジネスマンがいて、事前に話を聞くことができました。が、さすがに今回は、周りに東京地検特捜部の人間はいない!さて、どうしたものかと思う日々です。

▽向井理コメント
「アキラとあきら」以来の池井戸さん原作。制作陣も同じとあって、またこの組に参加できて光栄です。
池井戸さんの作品は元々骨格がしっかりしているだけでなく人間関係や登場人物の描写がとてもリアル。
台本を読む時にすでに面白く、出来上がった作品がとても期待できるものです。
どのような作品になるか、今から楽しみにしています。

▽小雪コメント
初めての池井戸潤さん原作の作品にお声がけいただき嬉しかったです。建設会社の談合問題を取り巻く人間模様、談合は必要悪なのかなど、これまで深く向き合ったことのない問題にこの作品を通して考えさせられました。今から撮影がとても楽しみです。「鉄の骨」是非、皆様にも楽しんでいただけたらと思います。


「WOWOWの社会派ドラマの原点」と言える池井戸作品と豪華なキャストが織りなす、WOWOWドラマらしい骨太な展開に期待しよう。


■連続ドラマW 鉄の骨
WOWOWプライム 2020年4月スタート予定、毎週土曜22時
※全5話
※第1話は無料放

(19/12/23解禁・2020年2/1よりスタート*毎週土曜)のにっき。だ169

2020年2/1から放送がスタートするNHKよるドラ『伝説のお母さん』の追加キャストが発表され、あわせて場面写真が公開された。また、物語の舞台となる、誰もが夢中になった[ドラゴンクエスト][ファイナルファンタジー]をロールプレイングゲーム(RPG)をほうふつとさせる世界観を表現したメインビジュアルも完成。玉置玲央、井之脇海、MEGUMI、片山友希、前原瑞樹、大東駿介、大倉孝二の出演も発表された。

出産後初のドラマ主演となる前田敦子が、家事に育児に冒険に奮闘する母親・メイをリアルに演じる本作は、[ゾンビが来たから人生見つめ直した件][腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。]など意欲作が続く、NHKよるドラ枠第5弾となる、かねもとの同名コミックを実写化したファンタジードラマ。物語の舞台は、RPGを彷彿とさせる世界。そこに生きる“伝説の魔法使い”メイは、0歳と8か月の赤ちゃんを育てる新米ママ。前田サンが家事に育児に冒険に奮闘するメイを演じ、待機児童、ワンオペ育児など“無理ゲー”な問題山積みの子育てを、「ファンタジーなのにリアル」に描くロールプレイングゲーム(RPG)子育てストーリー。

自身も出産を経験し、母となって初めて連続ドラマの主演を務める前田サンが、家事に育児に冒険に奮闘するメイ役をリアルに演じる。「魔法が使える役は初めてです!(笑)こんな非現実的な設定の中で、今、現実に起きている社会問題を扱っていて、小さなお子さんがいるお母さん達の代弁をしつつ、前向きにコミカルに描かれているのが素敵だなと思いました。幸せな毎日の中に、育児とお仕事の両立は大変だということを体感してるので、メイの奮闘ぶりは他人事だとは思えません。今だからこそ挑戦したいです。皆さんにも是非楽しみにしていただければうれしいです!」と、コメントしている。

キャスト発表とあわせて公開された場面写真では、前田サンが生後8カ月の一人娘・さっちゃんを抱き、魔法使いのティアラを付けた姿が切り取られている。また、メインビジュアルでは、前田サンの魔法使い姿、大東君の勇者姿などを垣間見ることができる。


◎あらすじ
かつて闇の力で世界を支配しようとした魔王を撃退し、世界の平和を取り戻した「伝説の勇者一行」。この聖戦に参加した伝説の魔法使い・メイ(前田敦子)は、訪れた平穏な日々の中、めでたく第1子を出産。専業主婦としてワンオペ育児に奮闘する日々であった。そんなある日、魔王の封印が解かれ復活したという知らせが届く。国王は伝説の一行に魔王討伐の命を下す。しかし、彼女は言う。

「無理です、だって…保育所が空いてないんです!!」

はたしてメイは数々の障壁を乗り越えて「育児」と「世界平和」の両立を実現することができるのか!?


■主な登場人物紹介
メイ(28)…前田敦子
かつて魔王を封印した史上最強の魔法使い。現在はワンオペ家事育児と戦う毎日。ひとり娘のさっちゃん(0歳8カ月)を抱え、初めての子育てに奮闘している。
「家事育児はお母さんの仕事」という思いが強く、一緒に子育てしてくれない夫のモブにも強く言えない。

モブ(30)…玉置玲央
メイの夫。行き当たりばったりでゲームとごろ寝が大好きだが「男は一家の大黒柱」という思いも強く、メイに対してコンプレックスを隠し持っている。
娘のさっちゃんのことはかわいがっているが、うんちのオムツは変えられない。おだてに弱く、人が良い。

カトウ(25)…井之脇海
国王に仕える若き士官。実直な仕事ぶりで人望も厚い。10年前の魔王侵攻の際、メイに家族を救ってもらった過去がある。
冒険と育児の両立に悩むメイを支えようと奔走するが、国王の無茶ぶりに振り回され、いつも苦労が絶えない。

マサムネ(30)…大東駿介
伝説の勇者。イクメン。勤務先の商社では男性の育休第1号となったが、社内の風当たりは強く、疲弊している。リーダーっぽい決めぜりふを試みるが、根が適当なため、大していいことは言えない。
モブとは実は悪友同士。もうすぐ第2子が生まれる。目立ちたがり屋で持ち歌を持っている。

ベラ(38)…MEGUMI
伝説のシーフ(盗賊)。あらゆる情報に精通し、世界を見通す。夫と離婚し、ひとりで8歳の息子ベルを育てている。
完全男社会な盗賊会社(社是は「一日一盗」)でマミートラックと戦うワーキングマザーでもある。マイペースなパーティメンバーをまとめる裏ボス的存在。

ポコ(26)…片山友希
伝説の戦士。巨人の鉄槌が如き大剣を振り下ろす。
幼いころから誰より強くなろうと努力を重ねて、10年前の魔王討伐では最年少でパーティ入り。普段は酒場で用心棒兼アルバイトをしている。常識にとらわれずマイペースだが芯のある性格。お酒好き。

クウカイ(23)…前原瑞樹
今回新たにパーティに加わった僧侶。神の声を聴き、傷を癒す。調子のいい後輩キャラで、憎めない。
当初は「子育ては女の仕事」と家父長制の申し子みたいな発言を繰り出すが、子育て中のメンバーやポコと行動を共にすることで、少しずつ変わっていく。

国王…大倉孝二
メイたちの国を統治する王さま。「私、えらい?」が口癖で、士官のカトウや3人の大臣たちをいつも困らせている。
子育て政策には無関心。自国にラグビー世界大会を招致するのが夢。適当なようで、たまに鋭い発言をする。

さっちゃん(さつき)…岡部明花俐・岡部光花俐
メイとモブの娘。生後8カ月で、メイとともに冒険に出ることになる。
最近、ハイハイとつかまり立ちを覚えて得意顔をする。柔らかい食パンとたまごボーロが大好き。


▽原作・かねもとコメント
実写ドラマ化のお話をいただいたときは、ビックリしました。ファンタジーRPG の世界観をどう表現するんだろう!?と(笑)。
でも、子育てを取り巻く問題や、「子どもと自分の人生のバランスをどうやってとっていくか」をテーマに描いてきたので、今このタイミングで、ドラマ化する意味を見出してくれたのだと思います。
ドラマでは、原作では描かれなかった男性の目線や、さまざまな立場の人が登場します。私も毎話台本を読むたびに、映像になるのが楽しみになっています。みなさんも一緒にドラマの世界を楽しみましょう!

▽脚本・玉田真也コメント
かねもとさんの原作には育児をするお母さんにとって、どれだけ社会や周りの環境が無理解かという、とてもしんどい日本の状況が描かれています。しかし、原作はそれをあくまでポップに軽やかに描いています。軽やかにしんどいことへの共感を描くという難事をやってのけているのがこの原作です。この共感にあふれた原作と、素晴らしいキャストが揃っているわけですから、面白くなかったら脚本のせいだな、とドキドキしながら書きました。面白くなるといいなと思います。

▽脚本・大池容子コメント
子どもの頃からゲームが好きでした。敵を倒せば倒すほど強くなる主人公のように、コツコツ地道に生きていれば私もレベル100の何者かになれると信じていたような気がします。あの頃、一緒にゲームをやっていた友だちの何人かは「働くお母さん」になりました。モンスターよりも厄介な敵と戦う彼女たちに思いを馳せながら、かねもとさんの原作に倣って真摯に、でもコミカルに台詞を書くことを心掛けました。お楽しみいただければ幸いです。

▽上田明子プロデューサー コメント
熱のある息子を病児保育に預けるとき。仕事をやり残したまま夕方お迎えに走るとき。やっと一緒にいられるはずの夜、お願い早く寝てと祈ってしまうとき。全てが中途半端で私は一体何がしたいんだと落ち込みながら、自分で自分に「正しい母親でありたい」という呪いをかけていることにも気づきます。子育ての“笑えない現実”を笑いのめし、根深い「母親なら/父親なら、こうあるべき」を更新したい。勇敢なスタッフ・キャストの皆さま、そしてあなたと一緒に。内なるモンスターを倒す冒険の旅に、出発です。

▽演出・村橋直樹コメント
我々子育て世代は今、「ロールモデルがない時代のロールプレイングゲーム」という無理ゲーの只中にいるんじゃないでしょうか。
「父」と「母」、「男」と「女」が果たすべき役割(role)は、近年ガラリと変容かつ多様化してしまいました。
「女性活躍社会」?「男は一家の大黒柱」?「男女平等」?「イクメン」? 喧伝される新旧の価値観が入り混じった言葉は、メダパニさながら私達を混乱させ続け、生物にとって最も重要であるはずの「子育て」はたらい回しされています。
そんな無理ゲーのなかで奮闘する主人公メイの姿を見て、観る方にたくさん笑ってほしい、そして、笑えない日本の状況に気づいてほしい。
そんな想いでこの企画を書き、作っています。


ドラマ『伝説のお母さん』はNHK総合にて、2020年2/1より毎週土曜23時30分放送。

(19/12/25解禁・2020年1/16よりスタート*毎週木曜)のにっき。ま115

俳優の間宮祥太朗や橋本マナミが、ドラマのエキストラにスポットを当てたカンテレのオムニバスドラマ『エ・キ・ス・ト・ラ!!!』に出演することが、発表された。

ドラマの撮影現場で起こりがちな“エキストラあるある”が、時には面白く、時にはもの悲しいエピソードを盛り込んで描かれる。第1話から第7話の主人公であるエキストラを演じるのは、間宮祥太朗、橋本マナミのほか、松尾諭、ニッチェ・江上敬子、筧美和子、笠松将、渡辺哲の個性派キャストだ。

間宮君は、必死で目立とうと余計な芝居をする俳優志望のエキストラ。橋本サンは夫の浮気を疑う人妻リーダーエキストラ。松尾サンは顔出しNGのサラリーマンエキストラ。ニッチェ江上サンはイケメン俳優オタクのエキストラ。筧サンはとにかく売れたい願望の強い美人エキストラ。笠松君は高学歴御曹司の大学生エキストラ。渡辺サンは70歳にしてドラマデビューしたおじいちゃんエキストラ。それぞれキャラの立った主人公を演じる。第1話では、間宮君演じるエキストラ・柴崎翔の演技が目立つことで撮影が前に進まない中、高城蓮が倒れ、柴崎が代役を演じるというあらすじだ。

また、ドラマ内で撮影される恋愛ドラマ「猟奇的な君を宇宙の果てまで追いかける」の主役は若手俳優の吉村界人。ヒロインは[劇場版コード・ブルー −ドクターヘリ緊急救命−]で注目を浴びた山谷花純が演じる。エキストラやスタッフに振り回されながらも日々奮闘する助監督役に水上京香、事なかれ主義の監督役に芹澤興人、関西弁さく裂の番組プロデューサー役で中林大樹が出演。若手から実力派まで豪華キャストが勢ぞろいする。

脚本を手がけたのは岸本鮎佳、モラル、ニシオカ・ト・ニール。演出を熊坂出、古畑耕平、片山雄一が担当した。


▽米田孝、岡光寛子(関西テレビプロデューサー)コメント
ドラマ制作をする我々にとって、エキストラは不可欠な存在です。
暑い夏の撮影で待ち時間が長くても、寒い冬の撮影で薄着でも、そして放送されたドラマを見たらほんの1秒しか写っていなくても、作品の一部となり命を吹き込んでくれる皆さんへの敬意を払いながら、エキストラを主人公としたドラマを作りました。
我々が実際に撮影現場で経験した“エキストラあるある”を紡ぎながら、ちょっとずれた熱量と周囲との温度差、そして人間らしく愛おしい、オモロ悲しくて笑える人間模様を描きます。「人は誰しも自分の人生の主人公。同時に誰かの人生の大切な脇役でエキストラ。私たちは、誰でもない存在と知らないうちに関わり合って生きている」2020年の始まりに目一杯笑いながらも、見終わった後にハッとさせられる、明日への生きるヒントと勇気になるようなドラマになればという思いを込めて…作品を彩る個性的で素敵な俳優の皆さんと共にお届けします!


■エ・キ・ス・ト・ラ!!!
関西テレビ 2020年1/16(木)スタート 毎週木曜 24:55〜25:25
※関西ローカル
※全10話
※カンテレドーガ、Tver、GYAO!で放送翌日に配信

(19/12/25解禁・2020年4月よりスタート*毎週土曜)のにっき。ちき

えすとえむによるマンガ『いいね!光源氏くん』のドラマ化が決定。4月よりNHK総合で放送される。

『いいね!光源氏くん』は、現代にタイムスリップした「源氏物語」の光源氏の姿を描くコメディ。本作は、[ゾンビが来たから人生見つめ直した件][腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。]など意欲作が続くNHKよるドラ枠第6弾となる。本作は、かの有名な紫式部の「源氏物語」の中で、雅(みやび)の世に生きていた平安貴族・光源氏が、現代に出現、こじらせOL・沙織が光源氏をヒモ同然のように住まわせることになり、徐々に彼の存在に癒やされていく、まったく世界観の違う現代に出現する、千年の時を越えた、奇想天外ながらゆるく笑える“いけめん”居候コメディだ。フィール・ヤング(祥伝社)で連載されており、2020年2月7日に単行本の最新3巻が発売される。

光源氏を千葉雄大が演じる。また、突如として部屋に現れた光源氏を住まわせるこじらせOL・藤原沙織役で伊藤沙莉、「源氏物語」に登場する頭中将役で桐山漣が出演。沙織の妹・詩織役で入山杏奈、[3年A組 -今から皆さんは、人質です-]などに出演の神尾楓珠もキャストに名を連ねた。

アニメ[ピアノの森]のあべ美佳が脚本、小中和哉と田中諭が演出を手がける。


◎あらすじ
地味で自分に自信がない今風のこじらせOL・藤原沙織(伊藤沙莉)が、会社から帰宅した週末、非日常の解放感に浸るためバリで買ったすだれとお香をセットしてうたた寝していると、突然すだれを潜(くぐ)って昔の衣装をまとった男(千葉雄大)が現れる。

不審者と思って警察にも来てもらうが、尋問中、男がイケメンで平安時代の扮装(ふんそう)をしていることから、ふと“光源氏”を思い出した沙織が、その名前を口にすると、男はさも自分が光源氏と言わんばかりに沙織に抱きつき、カップルの痴話喧嘩(げんか)と思い込んだ警察は退去。沙織は、ただのコスプレイヤーだと思う男が「事情があって帰るところもない」と聞き、人助けのつもりでしばらく住まわせることにする。

あたりまえに見える現実世界とのギャップに驚いたり、楽しんだりする“光”の存在に、はじめは違和感を覚えつつも、徐々に癒されていく沙織。ところが、妹の詩織(入山杏奈)にこの同棲を知られたり、源氏物語で光のライバル(?)、頭中将(とうのちゅうじょう/桐山漣)まで現われて…。


▽千葉雄大コメント
光源氏を演じる日が来るとは思っていなかったので、びっくりしておりますが、雅に取り組んでいきたいと思います。
愛される作品を目指してスペクタクルな仕掛けも借りつつ、超ド真面目に演じます。
そして、伊藤沙莉さんとの共演とてもうれしいです。


■ドラマ『いいね!光源氏くん』
放送日程:2020年4月より、毎週土曜23:30〜23:59(全8回)
放送局:NHK総合

(19/12/24解禁・2020年1/13&2020年1/18放送)のにっき。だ168

千原ジュニアが主演するカンテレのドラマ『新・ミナミの帝王』の最新作が、2020年1/13と1/18に放送される。同ドラマシリーズは、漫画[ミナミの帝王;原作・天王寺大、萬画て郷力也/日本文芸社[週刊漫画ゴラク]連載中]を実写化した作品で、同局では2010年から制作されてきた。最新作の放送で10年目を迎えるにあたって、大阪ミナミの金貸し・萬田銀次郎役の千原ジュニアと、銀次郎の相棒・竜一役の大東駿介がコメントを寄せた。両作に赤井英和、小芝風花が出演する。

大阪ミナミの金貸し・萬田銀次郎は、借金はどんな手を使ってでも取り立てることから、貸し倒れ(貸した金を回収できなくなること)にあったことがなく、「ミナミの鬼」と恐れられている。そんな銀次郎と相棒の竜一が、依頼人が借金せざるを得なくなった問題に切り込んでいくヒューマンドラマ。

ジュニアさんは「最初は一話で終わると思ってましたが、まさかこんなに続くとは感慨深いです。(自身が出演している)バラエティーを入れても1、2を争う長寿番組です」と、しみじみ。

大東君は「僕も俳優歴15年くらいなので、その3分の2をこの作品で過ごしてるというのは感慨深いです。当初はジュニアさんとの距離をどう縮められるかと思っていましたが、当たり前のように年に1回お会いできて互いの近況を報告しあえることに幸せを感じます」と、コメントした。

1作目で大東君は「ジュニアさんって、どんな人なんやろ?」と、ひどく緊張していたという。「1作目のスタジオ撮影の時、控室でいきなり『おいっ!』ってジュニアさんの怒鳴り声が聞こえたんです。ジュニアさんが買ったばっかりのiPhoneをマネージャーさんが落としたんですね。周りのスタッフもジュニアさんとの距離感がまだつかめてなかったから、その場の空気が一瞬ピリッとしたんです。その空気に気付いたジュニアさんは、iPhoneを拾い上げ、マネージャーさんに『お前、りんご(アップルマーク)欠けてるやんけ!』と言って笑わせ、場が和んだんです。それを見て『ああ、この人は優しい人なんやな』って思いました。あれは今も忘れられないですね。あの緊張と緩和が、ジュニアさんを物語ってて。あれがすべての始まりでしたね」と、昨日のことのように振り返ると、ジュニアさんは「全然覚えてないわ〜」と、照れ笑いしていた。

これまで過去10年放送された中で、一番印象に残った作品を聞くと、ジュニアさんは「やはり地面師がテーマの作品ですね。撮影している時は、まだあの地面師詐欺事件(2018年11月)が報道されてなかったですもんね」と、ドラマが現実を先取りしたことに驚いたという。

過去にオレオレ詐欺、後妻業など実際の経済事件を題材にしてきたが、今回放送する2つの最新作も、世間を騒がせたバイトテロ事件などを扱い、ドラマを見た人が詐欺の手口を知ることで、思わぬ悲劇に巻き込まれないよう警鐘を鳴らす。

一方、大東君はそういったドラマの方向性について、「10年やってきて、『新・ミナミの帝王』でできることってなんやろなと、前半の5年くらいで模索してたんですよね。でもここ最近『新・ミナミの帝王』が今の社会の流れを反映していたり、むしろ先取りすることもあったりと、ドラマだからできるメッセージの発し方ってあるんじゃないかと思うようになりました。起きた事件にああだこうだとコメントするよりも、ドラマだからこそできる『心を刺激する何か』がある気がしています。今回の2つの話は、それがよくわかる作品だと思います」とアピール。

ジュニアさんは「そこにいる誰が巻き込まれてもおかしくない事件を描いていて見やすいと思います。ぜひ見てください」と力強く締めくくった。


◎『新・ミナミの帝王』あらすじ

▽第18作「バイトテロの誘惑」
放送日:2020年1/13 15:20-16:45(※関西ローカル)
出演者:千原ジュニア、大東駿介、赤井英和、小芝風花、升毅、森優作、内田慈、福田転球、瀬戸カトリーヌ、ほか

バイトテロ動画を悪用した恐喝事件がミナミで横行!26年前に起こった未解決事件の実行犯「髑髏(どくろ)の女」の孫を名乗る謎の女の悪質な犯行に憤る銀次郎(千原ジュニア)は、その巧みな手口を逆手に取った反撃に打って出る!

▽第19作「失われた絆」
放送日:2020年1/18 15:00-16:30(※関西ローカル)
出演者:千原ジュニア、大東駿介、赤井英和、小芝風花、波岡一喜、奥野瑛太、奥村佳恵、ヨシダ朝、別府あゆみ、ほか

銀次郎(千原ジュニア)とかつての弟分・テツ(波岡一喜)との間に横たわる悲しい確執!過去を悔やみ、人生の再出発を図るテツを応援する竜一(大東駿介)は、銀次郎と激しく衝突し、ついに2人に決別のときが!?
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