100エーカーの森で豊かな少年時代を過ごしたクリストファー・ロビンは、大人になり、ロンドンで多忙な日々を送っていた。妻子と過ごす時間もとれぬほど仕事に追われ、ゆとりを失っていたクリストファーだったが、ある日彼の前に、かつての親友、くまのプーさんが現れ…。本当に大切なものは何かを教えてくれる、感動の物語!


予告をみたときは、まさか!と思いました。あのプーさんを実写にしてしまうの!?違和感ありありで、どうかなーと。

下の子の図書カードを作ろうと図書館に行ったとき、新刊コーナーで発見して借りてみました。

子供のままでいられたら、どんなにいいのだろう。でも、大人になってしまったら夢の世界の非現実さに辟易してしまう…。

プーさんはやっぱりぬいぐるみなのね。くまのぬいぐるみって書いてあったから、しゃべるぬいぐるみ…ちょっと怖いけど、ちょっと憧れるな。リラックマと話せたらどんなにいいだろうって、いつも思うから(笑)

プーさんとの会話は、広い穏やかな心でしないとちょっと理解出来なかったりするけど、のんびり屋さんなのは分かる。そんなプーさんが、大人になってしまったクリストファーに助けを求めるんだけど、子供のころの夢の世界を忘れてしまってて。

でも、クリストファーはそんなプーさんを見捨てない。休めない仕事のことや、忙しさに笑いかけることを忘れてた家族のこと。大人になると、いろんなものにがんじがらめになる。

そんなクリストファーを、プーさんはどんな不思議な言葉で癒してくれるのかな。映画はちょっと観るのを躊躇してるけど、小説なら大丈夫渡す