小説漬けな日々〜たまに映画な1日.2

11月下旬の八ヶ岳。山荘で目醒めた小説家の安斎が見たものは、次々と襲ってくるスズメバチの大群だった。昔ハチに刺された安斎は、もう一度刺されると命の保証はない。逃げようにも外は吹雪。通信機器も使えず、一緒にいた妻は忽然と姿を消していた。これは妻が自分を殺すために仕組んだ罠なのか。安斎と、ハチの壮絶な死闘が始まったー。最後明らかになる驚愕の真実。ラスト25ページのどんでん返しは、まさに予測不能！


久しぶりの角川ホラーからの貴志祐介の新刊で、嬉しくて読みました。つい買ってしまいました(笑)

いつもの貴志祐介らしさがちょっとないかな。なんか、ハッとさせられる怖さやどんでん返しが物足りなかった……。もっと大きなどんでん返しを期待してました(-_-;)

でも！ラストまでの流れが、もう謎が謎でモヤモヤしながら必死でよみました。なんでスズメバチが家の中にいるんだ！別荘だから誰も来ないだろうし…。助けはないかも？

アレルギーでもう刺される訳にはいかないし、だけどハチはいっぱいだし、どうするの？死にたくない、逃げれない。

突然ゲームの中のような状況に置かれた時、人はどうするのでしょう。ゲームのような話が好きな方に。

ある女子高で起こる"不思議で残酷な出来事"を描く3つの連作短編集。「この学校には魔女が棲んでいて、どんな願い事も叶えてくれる」という噂。絵空事と思っていた生徒の前に、ある日魔女を名乗る女性が現れて…。第2回ポプラ社小説新人賞・特別賞受賞作。


図書館の新刊コーナーから借りてきました。やっぱり読むスピードはマイペースというか、スローペースに拍車がかかってます(-_-)

魔女の勝手なイメージとしては、自分で魔女だとは公言しない。たから、公言された時にはびっくりした(笑)全体的に思っていたのと違ってました。

2編目の「闇に散る」が一番好きですね。
諦めたはずの未来なのに、どこかでまだ諦め切れてない自分に気付かされた瞬間。きっと人って残酷になれるんだろうなって。
最後の「薄墨桜」は意外なストーリーで、まさかそんな終わり方！？と読み返してしまいました…。もっとファンタジーを期待していたので、ちょっと残念な感じ。

みんな大注目の松本先輩がどんな美形なのか気になる(^皿^)