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有頂天家族



糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家の父・総一郎はある日、鍋にされ、あっけなくこの世を去ってしまった。遺されたのは母と頼りない四兄弟。長兄・矢一郎は生真面目だが土壇場に弱く、次兄・矢二郎は蛙になって井戸暮らし。三男・矢三郎は面白主義がいきすぎて周囲を困らせ、末弟・矢四郎は化けてもつい尻尾を出す未熟者。この四兄弟が一族の誇りを取り戻すべく、ある時は「腐れ大学生」ある時は「虎」に化けて京都の街を駆け回るも、そこにはいつも邪魔者が!かねてより犬猿の仲の狸、宿敵・夷川家の阿呆兄弟・金閣&銀閣、人間に恋をして能力を奪われ落ちぶれた天狗・赤玉先生、天狗を袖にし空を自在に飛び回る美女・弁天。狸と天狗と人間が入り乱れて巻き起こす三つ巴の化かし合いが今日も始まった。


アニメを好きで観ていて、原作が小説なんだ!と知って借りてみました。なかなか見つけられなくて、司書さんに手伝ってもらったのですが、意外とシックな表紙で思わず二人で笑ってしまいました。

読んでみて、それぞれのキャラがアニメのイメージもあるからか、思い出しながら読めました。アニメは原作に忠実だったのですね。

突然逝ってしまった狸の父・総一郎の息子たちが天狗や人間たちと化かし合いながら『偽右衛門』を決める選挙をするのですが、邪魔するもの、何か企むもの、騙すもの…ごちゃごちゃになりながら奮闘する兄弟たち。

矢三郎と海星ちゃんの二人が一番好き。次作も時間あれば読みたいな。

6月まとめ

6月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:310
ナイス数:1

だいじなだいじなぼくのはこだいじなだいじなぼくのはこ
読了日:06月17日 著者:益田ミリ
ドアがあいて…ドアがあいて…感想
静かな待合室で一人ずつ部屋に入って出てくる。また一人、また一人…自分の番がくるのが不安になってくる。
読了日:06月11日 著者:エルンスト ヤンドゥル
ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)
読了日:06月06日 著者:初野 晴

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