小説漬けな日々〜たまに映画な1日.2

藤沼悟(サトル)の壮絶な追跡の果てに、ついに連続児童誘拐殺人事件の真犯人は逮捕された。犯人は一審で死刑判決を下されるが、発見された犯人の「手記」に頻出する“スパイス”なる謎の存在への呼び掛けから、精神鑑定によって、一転して無罪判決になってしまう。 検察は即日上告するが、犯人はなぜか無罪を勝ち取った弁護士を罷免し、若き弁護士・小林賢也かっこ(ケンヤ)が国選弁護人として指名された。彼はサトルの親友であり、自身も事件の当事者の一人だった。 ケンヤは戸惑いを覚えながらも、手記を通じて犯人の不可解な内面を探り、己の“正義"をも突き詰めていこうとする。そして、ついに訪れる最高裁での審理。そこで明かされた、ある“真意"とは……！？

アニメ観てました。図書館で新刊コーナーにあって、おぉ！と借りてきました。
犯人の手記が見つかったその後のお話なので、本編のネタバレしちゃう作品で本編を読んだ、知ってる人に。

犯人は悟のリバイバルに気づいてたのでしょうか…気になる発言、手記が多々ありました。ケンヤが国選弁護士を引き受けた理由が、やっぱりケンヤはすごく頭の切れる子だったんだなという感覚。身近で起きた事件、当事者なのに弁護を引き受けたケンヤを不思議に思ったけど。

でも、ケンヤにとってもあの頃のことはいいことも、悲しいことも全て大切な思い出で記憶。悟たちが守り抜いたもの、変えた未来がこれからはキラキラしてて欲しいな、と思いました。