話題:ひとりごと

引く方も多々いらっしゃるかもしれませんが、今現在の私。

毎日、母親にぎゅうっと抱き着いたり、頬っぺたをくっ付けたり、抱き締めてもらって頭を撫でてもらったりしています。
母親にだけです。
それが、とてもとても嬉しいんです。

私は第一子で長女、下に一人姉弟がいます。
母が弟を身籠っていた頃は、私の世話もままならないので祖父母宅へ預けられ、弟が産まれてからも祖父母宅にずっといました。

祖父母宅ではご近所さんにお会いしたり、何かの会合に連れられたり、お祭りに行ったりと、様々な経験をしました。
祖父母も年齢的に、そして立場的にわりと上の方の方だったので、私は色んな方々に囲まれて、ちやほやされました。

今思えば無意識だったのだと思いますが、そこで私は、大人しい性格なのにはしゃいでみせたり、沢山お喋りをしたり、とにかく色々なことをしてみせました。
行きたくない、やりたくないこともやった記憶もあります。

私は初孫だったのです。
そういう可愛らしい振る舞いをすれば、周囲のご年配の方々も喜ぶし、何より大好きな祖父母が喜びます。
幼いなりに、大人の顔色を窺っていたのだと思います。
勿論、嬉しいこと、楽しいこともたくさんありましたし、美味しい食べ物もたくさん食べました。

そして、弟がそれなりに大きくなり、私も自宅へ戻りました。
しかし、どうしても私よりも幼い子がいればそちらに目がいきます。
父親が私のことをたくさん構ってくれたのが救いでした。
それでもやはり、幼児としては、母親に構ってもらいたいですよね。


若いうつ病患者さんは赤ちゃん返りをするそうです。
私も例に漏れずそうです。
もしかしたら、祖父母宅へ預けられてから弟の世話が大変だった時期の、母親に甘えたかった抜けてしまった時間を、今取り戻そうとしているのかな、と。
ふと、そう思いました。