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不死川 伍樹


ぷろふ、


「君の目前にびよーんって伸びる、とーっても真っ直ぐな道があるとする。素直に進めばあら不思議。何故か元の場所に戻ってるんだよね。そこで、ひょいっと道を反れてみたらまあ大変。真っ暗な奈落の底に真っ逆さまさ! ふと気が付いたときに、君の前にはまた一本道が現れました。仕方ないからそれに沿って進んでみたら、また同じ場所へ戻ってきてしまう。そこで君は困り果てたってわけ。一体ここは何処だ此れは何だ、ってね。――――なんていうかさあ、メビウスの輪とかクラインの壺みたいに終わりのない無限ループの世界って怖くね? がくがくぶるぶるしちゃう、とかさ。でもさ、そういうループって案外身近なところで起こってるんだよ。」
「アレルイヤ、アレルイヤ。君は今、哀しいかい。君は今、悔しいかい。君は今、恨めしいかい。君は今、遣る瀬無いかい? ……俺には解るよ。君の感じてきたこと、君の歩いてきた道が。それがどんなに辛いものだったとしてもね、その道のことを忘れないでほしいんだ。足跡は一生残る。ただーし、意味の無いナンセンスはジャバウォックの詩だけで十分。それ以上この世にナンセンスが溢れると、俺はどうにかなっちゃいそうだ。勿論君達もね! その道があるから今の君が居るんだ。だから、行き詰ったときに振り返ってごらんよ。どんなに曇っていても、どんなにナンセンスでも、足跡を付けた本人にはハッキリ見えるはずさ。」

『別に俺は凄い奴なんかじゃないよ。不死身でもなく、人間ではなく、化け物にもなりきれない。そうさ、元は家畜以下の人間だったんだ。……そんな俺を愛してくれたあの人を、俺は今でも愛しているつもりだよ。彼はもうこの世に居ないけれど、この魂が地上を離れるとき、また逢えるはずだから。――――だから、俺を殺したければ殺せばいいよ。俺は生きすぎた。』

(( 意味のない日々を、もっと楽しませて。 ))


名前:不死川 伍騎(しなずがわ いつき)
性別:
年齢:130歳
誕生日:2月10日「ジンチョウゲ ―不死身―」

性格:自由奔放で落ち着きのない風来坊。冒険好きな子供っぽい一面があり、一箇所にとどまることを知らず、絶えず四方八方に飛び回っている。何かに例えるのなら雲で、四六時中その辺りに漂っている。屯っている。しかし、自由を履き違えてしまったのか、人生は常に行き当たりばったり。その代わりに自然と身に付いた、何処でも生きていけそうな雑草根性を持っている。計画性の無さに関してはピカイチ。伍樹の立てた計画はいとも簡単に崩れ去るため、最早計画と言えない始末。よく行き倒れる、行き当たりバッタリのどうしようもない人生。スケールがでかく、かなりの気分屋であり思考は音速、行動は光速。一度こうすると決めたら何が何でも行動に移そうとする。不言実行。最早それは、並大抵の常人では付いていけないレベル。論理と直感はハイブリッド仕様で、それが周囲を動かす力となっている。そして、見方を変えてみてみれば、ブレーキの壊れた厄介なオンボロトロッコ。伍樹にとって安定とは一種の毒であり、安定した生活からかけ離れた不安定な世界を望んでいる。多かれ少なかれ、心の中心にはいつも自堕落願望が蔓延っている。駆け引き依存症のギャンブラー。運命や流れといった、所謂風に身を任せている。自分在ってのこの世界と考えている面があり、自己中心主義者で自己過信。人の事になるとどうしても無責任になりがち。自己顕示欲が強く、物事に率先して取り組むので何をやっても伸びやすい型。また、才能が豊かでセンスがある。自然に目立っている。天邪鬼な為、周囲に心配されることに嫌悪感を抱く。自分の事に関して横から他人に関与してほしくない。あまり不安や病気を面には出さない。快活かつ、話術に長けていて自分もよく動き回る。饒舌で扇動特性高し。ただ、悪く取ると唆しの天才。「一回やってみようよ」と言葉を巧みに操りながら人を扇動する。いざとなったら発動する困った逃亡癖の持ち主で、悶着のほとぼりが冷めた頃に戻って来る。ストレスを未然に回避することは出来るが、知らないうちに周囲に迷惑を掛けている。

容姿:見た目は18歳くらい。漆黒の人。髪の色は烏の濡れ羽色。まるで女性が持つような、艶やかで美しく深い漆黒の髪を持っている。髪質は良いほうで光の下へ行くと綺麗な天使の輪が出来る。つやつやで一本一本の太さがほぼ均等。髪形は襟足が長めのショートカットの無造作且つ、ツヤキューティクルサラサラヘアー。髪のボリュームは全体的に大人しめ。前髪の長さは目に刺さらず、それでいて眉にかかるくらいの長さ。大分梳いてあり、軽く涼しげ。耳には少しだけ髪がかかる。虹彩の色は金色が多く含まれたアンバー。俗に言う狼の目。太陽光に照らされたとき、瞳孔近くの色が澄んだ金色になり、その周りが黄色雑じりの金色に見える。緩い螺旋を描く模様があり、自然な感じに澄んだ瞳をしている。異能力を使用する際は、アンバーから深いクリムゾンへと変わる。二重瞼で流し目が似合う切れ長な眼。目の下に広がる薄ら黒紫のくまの所為で常に不健康的。顔は特別カッコ良かったり綺麗でもないが、一般的に見るとやや整っているほう。シュガーボーイ、括弧憫笑。西洋人的な華やかさは無いが、東洋人独特の雰囲気が漂っている。無表情がデフォルトだが、別に無口なわけでない。他の歯より犬歯が発達していて、大きく鋭く尖っている。笑うときは大抵口を閉じてほくそ笑む。血色は良いが白い肌をしていて、顔の中ではくま目が目立つ。耳の先がまるで、エルフや悪魔のように尖っている。身長は190センチ後半。芯が細い身体付きをしているが、服の上からは分かりづらい隠れマッチョ。体重は大体70キロ台。また、体幹が良く、体術に優れた恵まれた身体をしている。
服装:自身が満足する程度の質素な服装で、着飾るのは好きではない。大抵体のラインが強調される生地の細身Vネックの長袖黒シャツに、ダークグレーの着古した感溢れるダメージジーンズを履いている。無地シャツで、丈はアクションがあると腹がチラチラ見えるくらいの短さ。腹ちら、際どいあざとい。ゴシック調な茶色いベルトをしているのがわかる。大きめのサイズであるジーンズの裾は、案の定踏み過ぎてボロボロになっている。だぼい。また、デザインとしてほつれや小さなスリットが施されている。左ポケットから左の尻のポケットに荒い銀チェーンを引っ掛けている。右の太腿にはリボルバーとリロード用の銃弾を収納するための黒いホルスターを取り付けている。靴は厚底の黒い革靴。体術に向いていない服装をしているが、長年同じような格好をしているので意外にも俊敏に動ける。Vネックで開いた胸元には、名前が読み取れないドッグタグを提げている。

能力:「運命変化(チェンジ・フェイト)」モノの時間を巻き戻すことのできる能力。その場の時間を巻き戻すのではなく、モノの状態や見た目を巻き戻し、今在るものよりも新しくする。右手の指先で触れた箇所の時間を巻き戻す。能力の対象は形のあるモノ全般。生物、死体、静物など実に様々なものが対象物として挙げられるが、中には例外もいくつかある。しかし、広く見ると戻せないもののほうが遥かに少ない。ただし、暗黙のルールとして死人を生き返らせることは出来ない。また、あくまで時間を巻き戻すだけなので、自分や他人の命を操ることも出来ない。此処が重要。最大10年前の状態にまで戻すことが出来るが、巻き戻すことによって蘇った対象の痛みや記憶や感情を伍騎が共有しなくてはいけない。肉体的な痛みは一時的なものだが、記憶などは脳内に蓄積されていくため、異能力を発動させる毎に精神が崩壊する危険性が高まる。ハイリスク。現に何度か可笑しくなりかけたときがあり、現在は万が一のときに備えて精神安定剤を何種類も持ち歩いている。能力を使った箇所に繰り越しすることは不可能だが、同じ対象でも箇所が違えば何度でも発動させることが出来る。巻き戻したモノの時間を、再び元に戻すことも可能で、その場合は己の血で対象物の何処かに十字架を描けば良い。
武器:リボルバー(ジャバウォックという名が付いている、コルト・パイソンの4インチモデルに似たリボルバー。漆黒の銃身と、デザイン的に強調されたシリンダーが目立つ。装弾数は六発。ダブルアクション仕様だが、他のダブルアクションよりもトリガープルとトリガーストロークを最低限に抑えられるよう工夫が施してある。命中精度はシングルアクションのものと同じ。高精度だが定期的に手入れをしないと、すぐに不具合を起こす。)

備考:一人称は「俺」、二人称は「君/〜くん」など。あくまでも老若男女平等であり、二人称や接し方やその他諸々を性別や年齢、見た目によって変えることがない。逆に、レディファーストという心がけを知らなかったり、女の顔もモデルの顔も平気で傷つける。よくセリフに擬音語や擬態語を混ぜるが、わざとっぽい。ギャンブルなどの賭け事が大が付くほど好きで、とくに運が良いわけでもないのに賭場に入り浸っては、負けて帰ってくる。常にパッツンパッツンの金欠野郎。その割りに大飯食い野郎で、毎日の食費に困っている。好き嫌いが無いので基本何でも食べるほう。人間のことは大抵クソノーマルと呼んでいる。武器は持っているが戦闘は好きでやっているわけでなく、己の身を守るための正当防衛。好き好んで生き物を殺したくないと思っている。また、自分の異能力を使用するのも極力控えている。
経緯:まだまだ若い吸血鬼。113年前にとある男の吸血鬼に愛され、彼に血を分け与えられて吸血鬼となった。今の体に不満はない。生命力が人間よりもはるかに強く、中々死なないが、脳天を貫かれたり、心臓を突かれると普通に死ぬ。人間よりも丈夫で、治癒能力が高いだけ。身体に出来た傷はすぐに塞がる。身体能力(反射神経など)も高く、能力抜きの体術のみでも十分に闘える。人間よりも歳を取るスピードが遅く、いまだに若い姿のままである。血を分け与えてくれた吸血鬼は、「俺を殺してくれ」と懇願したため、既に伍騎の手でこの世から去っている。彼のことを愛していると度々口にするが、伍騎は同性愛者ではない。


イメージソング:ジャバヲッキー・ジャバヲッカ(カラスヤサボウ)
イメージCV:櫻井 孝宏


/君に愛された日々は宝物


烏十沼 獄


ぷろふ、


「テッメゴラ、ふざけんなよ!? ――――っ……はっはっはっ、こうなったらじわじわと嬲り殺しにしてくれる。」
「おーれーはー、ガキじゃねぇ!! おい、一体何度言ったら分かんだよ!? ……あ、いや、テメェに言うのはこれで一回目なんだけどさ! 取り合えず言っておく、俺はガキじゃねぇ。二回言ったのはこれが俺にとってスッゲェ重要な事だからだ。つーかそのちっぽけなオツムでも、俺がどんくらい生きてるかくらい分かるだろうよォ、な? 年上さまさまに生意気な口利くなっつーの、……ばぁーか!」
「あんちゃん、馬鹿言っちゃあいけねぇよ。無謀な挑戦っつーもんは、決して勇気には繋がらない。まずは自分を大切にすることを覚えな、話はそれからだ。俺の言ってる事が解るようになったら、そんときゃ相手してやっからまた来いよな? だから今日は帰れ、俺の気が変わらねぇうちにな。」

(( 軋む骨の音が 生きてる事を示してる ))


名前:烏十沼 獄(うとぬま ひとや)
性別:
年齢:1400歳程度
誕生日:8月16日「サギソウ ―芯の強さ―」

性格:超ハリボテクール。年相応に冷静に振舞おうと意識しているが、すぐにぼろが出る。中身は熱い。勝負事が好きで、特に丁半賭博にハマっていた。案外すぐに熱くなるタイプで、熱しやすく冷めにくい男。気が付くと大変な過ちを犯してしまっている残念な人。怒りの沸点は低めで、よくキレすぐキレる。特に「チビ」「ガキ」という単語には敏感に反応する。本気でキレるわけではなく、簡単に言えばふざけているだけだけ。口と同時に手が出る。手が出る場合は軽く小突くか、仲の良い者が相手であればヘッドロックやコブラツイストなどのプロレス技を掛ける。また、挨拶代わりにドロップキックをかましてくる大人げない危険な年寄り(※チビ)。人見知りしない性格で誰とでも自然体で会話するが、流石に初対面の相手にドロップキックはかまさない。学が有り知能は高いが、大切な何かが抜けている。尤もらしい口ぶりでアホなことを言ってくる正真正銘のアホ。たまに、後先考えずに破天荒な行動に移すときがある。実力は十分過ぎるくらいにあるが、残念なことに内弁慶のいばりんぼ。しかも、『内』に入っている範囲が結構広い。変にツンツンとはにかむような態度を取ったり、内心は人に心配されたくない強がりだったりするが、それは滅多に表へ出さない。割と面倒見が良く、自分を慕ってくれる相手や容姿言動が幼い相手には比較的優しく接する。ただ、傍から見ると「小学生低学年の面倒を見る高学年」にしか見えない。何処かで見たことのあるデジャヴ。一見大人しめだけどお調子者の兄ちゃん。普段は普通に話し上手で聞き上手だが、一度熱くなるとマシンガントークを繰り広げる。

容姿:約1400年生きているが、見た目はいつまでたっても成長せず、未だに10代前半。しかもチビ。髪の色は鴉の濡れ羽色で、触るともふもふふっさふさ。髪型はショートで、癖毛のおかげかややボリュームがある。目は若干ツリ気味で、パッチリ赤目。目の下に黒の墨か何かで縁取りをしている。黙っていれば大人しく、また大人びた表情を見せるのだがやはり童顔は隠し切れない。鼻も低く、いい意味で東洋系。東洋系の老けなささナメんなよ、的な。耳には大体髪が掛かっているため見えないのだが、エルフや悪魔の耳のような先の尖った耳を持つ。背中から立派な黒色の翼が対になって生えている。羽を抜くと変な声を出しながらとても痛がり、涙目で殴りかかる。ちなみに性感帯だったりする。翼を動かすことで空を飛べるけれども、体力も消費するので酷使はしない。額からはシンメトリーに、薄汚れた黄色の角が二本生えている。小鬼っぽいけどそうではない。歯並びは良いけれど、少し目立つ八重歯が生えていて口を開けるとチラチラと顔を見せてくる。チャームポイント(爆)。身長は150センチ後半。高下駄を履くことで身長を約10センチ程詐欺しているのだが、大抵の者にバレている。小柄で身軽。その割には、腹筋と二の腕へいい感じに筋肉がついている。容姿に似合わず力持ちで、重い鉄扇だってやろうと思えば片手で振り回せる。
服装:白基調に黒ラインの入った、衿を立てるタイプの中華風な長衣を着て、黒色で触り心地の良い絹地の腰帯を巻いている。長衣に袖は無く、肩から先はバッサリ切り落とされている。特に意味も無く家紋でも何でもないが、背中に三つ巴の印を書いている。長衣の前は開けているので、中に体のラインがよく分かる伸縮性の黒のタンクトップ型アンダーを着ている。アンダーシャツはヘソが露出するくらいの長さで、ついでにいうとタートルネック。腕は黒のアームカバーで覆っている。長衣の下には股下の広いズボンのようなものを穿き、脚絆装備。そして身長詐欺のために不安定な高下駄を履く。たまに躓いたりこけるので、邪魔くさくなったときは脱ぎ捨てる。首に黒真珠で作った数珠、左腕のアームカバーを締めるように水晶の数珠、腰帯には様々な鉱石で拵えた数珠をつけている。また、120センチ程の重たい鉄扇を常に背負っている。

能力:「仇風(あだかぜ)」風を自由自在に操る能力。有る程度の重さならば物を浮かすことも出来る。決して鎌鼬のように風でモノを斬るような真似は出来ないが、ものを浮かせてそれを当て付けて攻撃することは可能。風のバリアーなるものも作ることが可能。同時に無数の風を起こし操ることが出来るが、一度集中力が切れると全ての風が治まってしまう。また、風を操っている間はどうしても防御面が手薄になるという欠点。ちなみに、背負っている鉄扇を使うことにより、強力な風を作り出すことが出来る。場合にもよるが、大体半径二メートル以内の風を操ることが出来る。
武器:鉄扇(全長一メートルほどの思い鉄の扇子。殴るようではなく、能力を強化するために使用する)

備考:一人称は「俺」、二人称は「お前」や名前に敬称付けなど。ただし、頭に血が上ってカッとなると周りが見えなくなり、その場合相手が誰だったとしても「テメェ」呼びになる。後で冷静になる度に落ち込む。絶望的夜盲症、所謂鳥目の持ち主。元々の視力は良いので普段は見えすぎるくらいだが、暗部での視力は打って変わってとても悪い。太陽が好きで、巷では太陽の化身と呼ばれているほど。暇なときは日向ぼっこをするために、木の上等の高い場所へと登る。趣味は日向ぼっこと丁半賭博。しかし賭博のほうはここ数年の間行っていない。好物は甘いもの。昔お供え物をつまみ食いしたとき口にした、美味い砂糖菓子の甘さにやられ、甘党になった。酒は呑めるけどすぐに酔ってしまう上に、至極酒癖が悪いので滅多に口にしない。足癖が悪く、行儀良く座っているのが苦手。貧乏揺すりはしょっちゅうのこと。ただ皮肉なことに、第三の手と言えるほど足先が器用。指先で物を掴んだり、紐だって結べる。身軽なためバク転やバク宙はお手の物。獣並みに鋭い五感の持ち主であり、バランス感覚が抜群で目を閉じても丸太橋から落ちずに渡りきれる。
経緯:元は三本足の白い鴉だったのが、時を経て八咫烏という妖怪になったもの。1000年ほど独り山奥でひっそりと暮らしていたが、最近になって何処からともなく迷い込んできた天邪鬼の子である椿を弟子にとった。他の妖怪との交流はあまり無いが、人見知りをしない性分なため一度顔を合わせたものとはすぐに親しくなる。天界に住む天照・白夜に惚れている。

イメージソング:アンダワ(日向電工)
イメージCV:関 智一


/白い鴉と太陽の神

山案山子 壱子


 私に考える頭さえあれば
 きっと花と雨の詩を聞けるよ

 頭にワラさえ詰まってなければ
 きっと胸いっぱいの痛みは消えるよ

 私がカカシでなくなれば
 毎日楽しいダンスを踊るよ


!、ぷろふ


「脳味噌が欲しい。考えられる脳味噌が欲しいんだ。誰か、頂戴?」
「君の為なら……知恵を絞ってみようじゃないか。ゲームの始まり? ノンノン、既にゲームは終わっているさ。僕が登場した瞬間にね。君達の未来はもう決まっているじゃないか。」

『ストローヘッドはね、全てが全て藁だったの。だから胸いっぱいの痛みは消える? そんなの間違ってる。藁が詰まっているからまだ本当の苦しみを知らずにいれただけ。本当に脳味噌が詰まっていたとしても、まだカカシのあの子は誰とも踊れない。あの子がカカシじゃなくなったとしても、あの子を愛してくれる人なんていない。勿論ぼくを愛してくれる人もいない。もういない。ところでドロシーは……何処だい?』

(( 今きみが好きで、てかきみが好きで ))


名前:
山案山子 壱子(やまかかし いちこ)
性別:不明
年齢:不明
誕生日:4月12日(製造日)「アンズ ―はにかみ―」

性格:
愉快軽快明快な出来すぎた人形。非常に気立てが良く人懐っこい子で、人見知りをしない。その代わりに偽善者。人を喜ばせるためならば自身が嘘を吐くことは勿論、他人を騙す事にも躊躇わない。要はバレなければ幾らでも吐いて良いと思っている賢い莫迦。人の涙を見ると自らも深く悲しみ、慈しみ、共に考える行動をプログラムに埋め込まれており根が優しい。敏過ぎる故に深読みし過ぎて空回りする事も屡。普通にしていれば人並みに綺麗で可憐で中性的な容姿、バケモノ以上の知能を持った上の中以上の子。頭の回転は速いので、人を飽きさせるという言葉を知らないほど話し上手で饒舌。笑い上戸でもあり相手を立たせるのが上手い。人間の理想をもとに創られた為に、創られた当初は当たり障りの無いプログラムに埋め込まれた言葉しか話さなかったが、今では学習して多くの言葉を話すようになった。学習能力がある。基本は感情制限の能力が発達しているので私事に過剰になったり、感情的になる事はない。壱子は其れに欠点を感じているのか、如何しても本物の脳味噌が欲しいと口癖のように言っている。人の子供が大好きで、泣いている子供を見つけると放っておけずついつい構ってしまう。自己犠牲を義務付けられており、自身の犠牲は厭わないが、どうせ作り物。腕がもげても、目が抉られても、喉を切り裂かれても、心の臓を貫かれても、四肢を切断されたとしても尚起動し続ける。悪意の無いバケモノ。優しい、人にとって理想である完璧な性格が仇となり、体の何処かを欠陥させている状態の壱子の事を自分を救ってくれたにも関わらず「バケモノ」と称する者が居ることも事実。

容姿:
綺麗で美しい亜麻色の髪をしていて、全体に緩くパーマをかけている。セミショートでうなじが見える髪形。中性的な顔をしている。作られている為に、顔は全て整っており何処か人工的だが万人受けする綺麗な顔をしている。肌が陶器のように白くきめ細か。体温が感じられず、冷たい。目の形は二重瞼の垂れ目寄りな綺麗な目。瞳は硝子玉のように澄んだ青色をしている。右目に撮影の可能なレンズが埋め込まれており、壱子が見ている景色は後で再生することができる。ただしそれ専用のレコーダー等の機器が必要。左耳には録音の可能な特殊レコードがはめ込まれており、壱子が望まなくとも盗聴が可能。ちなみに自分で五感全てをコントロールすることが出来る。化粧をしていないのに、少し頬と唇が赤色を帯びている。首を軽く傾げながら常に微笑む。身長は160センチ半ばの細身。引っ込む所は引っ込んでいるが、その他の無駄な凹凸は一切無い。
服装:黒のフードライダースワンピースを着ている。それと合わせて黒の薄地のタイツに、黒のピンヒールのブーツを履いている。また、その服のほかにショートパンツもよく穿く。髪の色が明るく肌が白いのと対照的に、服装は全体的に黒くてダーク。マリアという名のビスク・ドールを抱いている。壱子と同じく、青い目をしており、ペーパーウェイトアイ。虹彩に複雑な模様の入った、現在の技術では再現できないもの。抱き人形であると同時に、マリオネットにもなる。特に役割は無いが、壱子を創ってくれた人達がくれた大切な大切な思い出の詰まった人形。概ねフランス人形。大切にしていることから自分を創ってくれた人達から愛されていた、人達を愛していたことが分かる。

能力:
「藁の身体(ストローヘッド)」痛みを感じずいくらでも再生(作り直すことが)出来る不老不死。永久に変化の無い身体を約束されている。そのため、朽ちることや誰かに倒されることも無い。唯一倒す方法があったが、それを知っているのは壱子を創った人々と、今や唯一の兄弟である零だけ。
武器:斧(黒く大きな重い斧で、一振りすると並の人間であれば腕がもげる。壱子の場合も腕がもげるが、其れは本物では無いのでいくら振って腕がもげたとしても、痛みを感じない。ただし直してもらうことに時間が掛かる)

備考:人形。
一人称は「ぼく」。二人称は「君/貴方」その他。機械なので何も摂取しなくても生きていける。人が沢山通る大通りや賑やかな芝居小屋が好き。犯罪的な意味ではなく子供が大好き。
経緯:人間ではなく人形で、とあるプロジェクトのために生み出された人工的な精密機械で。幼い頃は壱子を創った者達に名前ではなく「doll children(ドール・チルドレン=赤子の傀儡)」と呼ばれていた。ただし、中に詰まっているのは綿ではなく藁と精密な「program(プログラム=機械脳)」。それらが組み込まれており、知能数が高くIQはバケモノ以上。童話オズの魔法使いに出てくるカカシの欲しかった知恵は既に持っている。プロジェクトの名称は「doll revolution(ドール・レボリューション=人形革命)」。様々な童話の登場人物をイメージした戦闘機械や、そのほかの便利な機械を創りだす事が目的であったプロジェクト。それに基づいて創られた試作品第一号であり、唯一の成功体。機械名は000。001以降に姉妹と兄弟にあたいする存在である数万といった莫大な数の人形が存在していたらしいが、今は一体を除く全てが壱子の手で破壊された。

イメージソング:
愛言葉(DECO*27)
イメージCV:水樹 奈々


/カカシは脳味噌とありったけの愛が欲しかった

クリメラ・ボーヒーズ


ぷろふ、


「現代にチカチーロ様がいらっしゃるのならば、アタクシは迷わずあの方の血液を採取するわ。そしてアタクシの中に取り入れて、その後死ぬの。一緒に死ねるのよ、チカチーロ様と。ホルマリン漬けにしてビン越しに愛撫するのも、ショーケースの中に死体を入れて愛でるのも良いけれど、一緒になるのが一番幸せだと思うわ。けど、肉を食べるのは嫌い。だって私ベ ジ タ リ ア ンだもの(笑)」
「アタクシは異性も同性も大っ嫌い。標本にして一生アタクシのものにしてやりたいくらい、大嫌いよ。子供だけが好き。うふふ、アタクシったらピエロや殺人鬼(サイコキラー)ものの映画の見過ぎかしら? ステキな愛し方を試してみたくて仕方が無いの。……将来の夢はケーキ屋さんだなんて言ってたあの頃が懐かしいわよね。懐かしすぎて、反吐が出るくらい。あの子達はアタクシのもの。アタクシが永遠に愛してあげないとダメなの。アタクシの中で静かにお眠りなさいな。アタクシは種を振り撒く下種とは違うの。すぐに捨てたりなんかしないわ、一生、離さない。」
「そんなにあなたは、アタクシのことが嫌いなの? アタクシは何もしていないのにね。もっと愛して、嗤ってよ。アタクシの地に這い蹲ってでもあなたの愛を手に入れようとする、無様な姿を見て嘲笑ってよ。いっそ殺してくれても良いわ。アタクシはこんなにもあなたを迎え入れようとしているのに、何で分からないの。大人しくしていれば諦めるとでも思ってるのかしら。意味が分かんないわ。何で皆逃げていくの。今更泣いて乞いたって遅いのよね。初めからあなたが愛してくれたらアタクシはそれに応えたのに、ねぇ。どうかしら、何色に染まってみたい? 燃えるような紅? それとも凍りつくような群青? 嗚呼、目が可笑しくなるような黄? 大丈夫、安心して。アタクシ、センスだけはイイの。」

『アタクシ、貴方の事は大嫌いだから全然知らない。今からでもいいわ、あなたが言うとおりに動いてくれたら、永遠の愛を貴方に贈るわ。どうかしら、ノってくれる?』

(( 壁越しに言うわ、一人呟く「愛して」 ))


名前:クリメラ・ボーヒーズ
性別:
年齢:20歳
誕生日:3月24日「イカリソウ ―貴方を離さない―」

性格:現実逃避主義者。醒めているときは、全てを否定するような物言いで素っ気無いが、何処か上の空。自分の存在が許せない為に現実逃避へ陥る。その度に子供を殺す。そしてまた現実逃避の繰り返し事後の様子を見て自己嫌悪に陥る。そしてまたエンドレス。自己嫌悪が激しく、此の世で一番自分が嫌い。同族嫌悪が激しく、また少々だが乱離骨灰(ラリっている)。発想がサイコパス染みていて、死体をショーケースに入れて愛する、相手の血液を自分の中へ取り入れた後に相手を殺す(つまりもう相手は自分の中にしか居ない事になる)など、狂気を孕んだ行動も目立つ。大人が嫌いで、純真無垢で無邪気な子供が大好き。他人に染められるのが嫌だから、予め自分色に、黒色に染めて染まる術を無くすなど独占欲が激しくワガママな面がある。彼女自体が子供で、ワンダーランドやネバーランドに憧れていたり空想癖が酷かったりする。何かに熱中していなければ集中力が途切れるので、常に何かに熱中している。また、惚れっぽい性格で人を愛する事に依存している。愛を抱く自分なら愛せる。執着心が強く、すぐに自分で決め付けるのでストーカーしてしまう癖がある。マゾヒストの気があり、身体的な痛みを生きる糧に、精神的な痛みを性的な興奮へと変換することができる。どれだけ傷付いても痛みを感じない変わりに、身体はついていけなくなって魂だけが朽ちる事無く残り続けるような、そんな運命。騙され易く嫉妬深く、手段を選ばない。孤独を好むのだが、雑踏は嫌いでは無い。殺しは悪いことだという認識が付いておらず、殺しは相手を解放する良いことだと認識している。

容姿:髪の色はくすんだ灰色。髪の長さは肩の辺りで切り揃えられており、前髪は少し短め。髪のボリュームが無い。虹彩の色は蒼色で、瞳が左右違う方向を見ているロンパリ目。左目だけ白目部分の血走りが目立つ三白眼。上睫毛や下睫毛は長く、紫のマスカラを使いすぎたケバい目。最早パッチリ目という具合ではない。人形の目のようで、ハイライトが入っていないマグロ目。右耳に血が滲んで紅く染まった包帯をしている(チカチーロが右耳に銃弾を受けて死んだというから、自分で耳を潰した)。瞳と同じ色のグロスを塗っている。センター・タンに4Gのピアスホールを開けており、紅くて丸いピアスを付けている。肌の色は白粉で塗ったというレベルではなく、油性のペンキで白く塗っている。某透明人間漫画の少女のように皮膚呼吸が出来ていない。本当の身長はよく分からないが、大凡170センチ後半で、女性としては大きい。やせ細り、細めではなく細い体をしており、肋骨が軽く浮き出ていたりと骨。がりがり貧乳。両膝から下が、木でできた安っぽい義足なのでしょっちゅう取り替えをしている。汚れきった自分を見ることが嫌いで、鏡を見ない。
服装:服装は膝丈の黒いローブの下に、赤い薄手のキャミソールと、飾り気のない短い黒のスカートを穿いている。ローブの腰部分にアイスホッケーのマスクをつけている。ファッションには無頓着で、必要以上に着飾ろうとしない。義足なので靴は必要なく、大抵裸足。

能力:
武器:スタンガン(強力な電撃が流れるが、一度使用するとエネルギーを補充しなければ使えない)/マチェット(鉈)

備考:快楽殺人鬼。一人称は「アタクシ」。憧れている人物は、架空の人物も合わせてジェイソン・ボーヒーズ(Jason Voorhees)、アンドレイ・ロマノヴィチ・チカチーロ(Андрей Романович Чикати□ло)、ITのペニーワイズ、ジョン・ウェイン・ゲイシー (John Wayne Gacy)。より近づく為に、自分が好まなくとも彼等が行った殺人法を試している。自分の世界に入っているときは夢見がちな浮いた表情で話すが、現実に戻っているときは冷たい。冷たいと言うよりも怖い。よくゲシュタルト崩壊しては空笑している。子供の他に、紅茶とウォッカと仔猫が好き。片耳が潰れているため、方向感覚が鈍く足取りが覚束ない。過去に拒食症になったことがあり、その後遺症か昼ごはんは抜いておかないと次の日に昨日食べたものが全て戻ってきてしまう。身軽だが肺活量がなく、すぐにばててしまう。
経緯:殺人衝動、というキチガイじみた病気を持っている。子供が大好きで、殺したいほど愛していると自称している。学生の頃にロシアとウクライナをいったりきたりと何年も在住し、遊園地の従業員として働いていた。毎日子供を一人誘拐し、自分の部屋で殺していた。初めての被害者は弟で、殺した後は柔らかな腹の肉を喰らった。一番好きな殺し方や死体の状態は轢死した人間。原型を止めていないバラバラになった血肉肉塊を見ると興奮する。昔住んでいた住居の奥には犠牲者の死体が沢山詰れており、悪臭を放つメタンガスが発生していて非常に危険な場所となっていた。両親は弟を殺した翌日に殺した。現在も遊園地でバイトしているのだが、何故採用されたかは不明。鏡の国(何処を歩いても鏡、見渡したら自分の姿が鏡に映って見えるあの定番)の中を整備しているとかなんとか。ちなみに、クリメラ・ボーヒーズの名は偽名である。本名不詳。

イメージソング:ロッテンガールグロテスクロマンス(マチゲリータP)
イメージCV:高乃 麗


/彼女を愛してはいけない。

アイスランド


ぷろふ、


「僕の元に手ぶらで帰ってくるだって!? そんなこと許さないぞ、この無礼者。戦争に勝って、僕の元に君の両腕いっぱいの鱈を持ち帰ってくるんだ。向こうで死んでしまう、なんていう最上級の無礼を僕が許すとでも思っているのかい?」

『誰でも長生きしたいが、年寄りとは呼ばれたがらない。僕の国の諺だよ。僕は国だから年を取っても姿かたちは変わらない。君達の一生をずっと傍で見守ってるよ。』

((  ))


名前:氷島(アイスランド)
性別:
年齢:
誕生日:6月17日(建国記念日)「キバナコスモス ―野生的な美しさ―」

性格:鱈と捕鯨ラブ。クール要素が有りそうだが実は無かったり、たまにとても冷たい態度を取ったり、マイペースな非常識っ子。食べる事が好き。興味が有る事には、一見興味無さそうな顔をしてスルーした後に、他人に知られずにどんどんのめり込んでいくタイプである。見た目とは違い、すぐ熱くなったりする隠れ熱血漢。人に自分の感情を悟られるのが嫌い。「昨日の敵は今日の友達」という言葉が似合っており、多少の事ならば気にしないポジティブシンキングの持ち主。あまり物事を引っ張るのが好きではないので、どちらかというとドライな付き合いを好む。なので口先では「嫌い」と言って突き放しても、本心では無い事がほとんど。しかし論外として、食べ物や漁業絡みのトラブルはずっと覚えてる。決してフレンドリーでは無いのだが、たまにデレられると嬉しくなる系。自分の思い通りにいかないと駄々を捏ねたりと我が侭で融通が利かず、不寛容な面もある。が、ゴリ押しに弱かったりと、何かと尽くしてくれる根は良い子。人見知りで、思い込みが激しい。自分が傷つくのが嫌なので奥手で、ごく稀にヘタレる。ご近所の北欧さん達とは色々とあったのだが、今は大好きで兄姉のように慕っている。北欧のポジション的には妹。素直になりすぎるのも良く無いと思ってるのか内弁慶で、威張りんぼ。打って変って、他国と場を共にする会議では無口になる。協調性に欠けたり、あまり意見を主張しないので、進行のためにスルーされがち。話を振られたら何となく意見出すが、その意見の大半が鱈や捕鯨繋がりだったりするので、呆れられてる。なので北欧内や面識のある国からは「問題児」や、あまり香辛料を使わない素材主義の料理を作ることから「半野生児」と呼ばれている。沸点が高く、滅多なことでは怒らないのだが、本気で怒ったら何処からか火炎瓶取り出して近くの野原を、炎上や放火というよりも『噴火』という表現の方が相応しいやり方で燃やし尽くしたりする。呪いやお化けなどの非科学的なモノは信じてはいないのだが、本当に出てきたら怖いから一応聖水持ち歩いていたり、と怖がり。割と純粋でたまに詩人になったり、信心深かったりするのでサンタクロースは未だに信じている。

容姿:ショートカットの、淡い水色に近い銀髪。揉み上げ有りでふさふさした感触。顔のベースは幼いが、普段は醒めたような無表情で、感情が中々読み取りづらい。怒っているのかと思えば、ワクワクしていたり、笑っているのかと思ったら、不機嫌だったりと地雷を何時踏むか分からないので非常に取り扱いにくい。触れると爆発してしまう危ない爆弾のような少女。割と中性的な顔をしているのだが、可愛いとか格好良いではなく、顔のパーツが一般的でどちらの意味にも取れるという中性的。髪が長ければ女の子、短かったら男の子。目はオッドアイで、たまに一重になる二重瞼。身長は150センチ前後で小さい方。発育が遅れているのか、まだまだ体型も幼児体型に近いため、顔と合わせて見ると余計性別が迷子になってややこしい。体重は軽め。
服装:藍色のダッフルコートに細身のジーンズが特徴的。ダッフルコートはもこもこしていてまさに雪国の子。靴は雪の上でも滑りにくいというスノーブーツを履。色は黒地にオレンジの柄。背中に大きめのナップサックを背負っていて、中には漁業用の網を詰め込んでいる。水色のミトンの手袋をしている。

能力:
武器:

備考:国。一人称「僕」。二人称は「君」等。喋り方や口調は統一していないから、結構ばらばら。大抵は中性的な話し方や子供っぽい話し方をする。鱈のために戦争起こすくらいで、鱈が好き。その戦争に結果的には勝利したりしている。大抵の魚介類と羊が好き。菓子ならば、リコリス菓子が好き。金銭感覚が若干だが麻痺していて、お金絡みの取引は苦手。EUに加盟したら漁業制限されると思ったので、中々うんと言わない頑固者でもある。一に漁業、ニに自分。国の自慢は美しい近代都市と謳われるほどのレイキャヴィーク。スモッグなどはかけらも無い、市街全域の暖房が地熱利用の給湯で賄われるなど、天然の地熱を最大限に利用したクリーンエネルギーシステムにより、全く汚染されていない、フレッシュな空気がたまらなく魅力的首都。町並みは明るく、綺麗。首都だけでも十分満喫できて、凍った水面上でスケートのできる湖があったり、お洒落なカフェが並んでいたり、古くて神秘的な教会があったり、と歩いているだけで楽しめる都市。"島国"なだけあって色々な場所が自国。「オーロラが見たい人は是非アイスランドへ」と言われるくらい、オーロラが有名だったりする。オーロラツアーとかいうツアーも存在したり。アイスランド一部が北極圏内なので気温は低いけれども、十分観光する価値のある国。食べ物だと、豊富な魚介類と新鮮な羊肉、温室で育てた野菜、そして何よりも鯨肉を使った料理が印象的。あまり香辛料を使わない、質素だけどもとても健康的な食事が多く、長寿国。伝統料理が近年、フランス料理やイタリア料理と融合されたり、と自慢できる。ケーストゥル・ハウカールといった鮫の干物や、リブラルピールサといった羊を使ったソーセージ、アイスランドで最も古い料理である、クリスマス料理のハンギキョート等が割りと有名。羊の肉や血、レバーを使った伝統料理が数多く存在する。「もっとも汚職が少ない国」といわれている。
経緯:

イメージソング:Ievan Polkka(Loituma)
イメージCV:茅野 愛衣


/穢れ無き処女

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