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邑楽 謀


登録書、


「ハハッ。その顔だーい好きやわ。もっともっと嫌そうな顔してみ、後悔することになるで。嫌われてなんぼの人生っすわ。」
「えー、んなめんどっくさい事してられんわー。俺ちゃん面倒な事は嫌いやっちゅー事分かっとるやろ、なぁ? ……ちょっ、まっ、誰か手伝ってーな。どーせ後でぶつくさ文句でも言うんやったら、今のうちに手伝ったほうが絶対ええって。なあなあ頼むわー。」

『俺が単に他人が嫌いなわけやないねん。ただ好きになるっちゅう感覚が分からへんだけで、きっとアンタ等みたいに普通に生きてたら解った感覚もあるんや。……まあそないなことは関係無しに、アンタの事は嫌いやけどな。』

(( 他人の不幸は蜜の味 ))


名前:邑楽 謀(おうら はかり)
性別:
年齢:26歳
誕生日:4月1日「サクラ ―精神の美しさ―」

性格:大体のことはやればできるが、万が一失敗したときが怖いのでやらない。中々本気を出さない。余裕ぶっこいといて実は出来ないんだ俺、を装っているモノグサ男。何も持っていなかった頃のトラウマなのか、我が侭でずるくて独占欲が人よりも強く、何よりも一人でいることが怖くなった。普段のノリと本気の境界線が微妙。どちらかというとツッコミ役で、自然と損な役回りを買っている。ノリは良くても、常に気だるそうな口調。語尾が伸びまくり。他人に見せる自分は人の気持ちを誑かすような意地の汚い根の腐った野郎で、薄気味が悪い。一見友好的でおしゃべりは好き。自分に関係の無いことには案外スマートで無理に首を突っ込もうとしない。ずれていて他人と価値観がまったく違うところがある。本人曰く、他人の嫌がる姿を見るのはとても楽しいとこのこと。自分の幸せよりも他人の不幸のほうが旨い。性悪で腹の中はきっと真っ黒、まじダーク。要領がよさそうで全く良くない。人に手伝ってもらえないと一人では自分の仕事すらこなせない駄目なところもある。堕落願望がある点綴的なダメ人間。もうどうしようもない嘘つきで人としてどうかしてる。手の施しようが無く最低、自堕落人間。逆に言えば人の前では本音や弱音を滅多に吐かず、掴みにくい。息をするのと同じように、自然に嘘を吐くのだが、その時は大抵自然と目線を少し上へ向けてしまう。嘘を吐くこと自体には少し後ろめたい気持ちを持っているが、嘘を吐くのは仕方ないことだと割り切ってその気持ちを押し殺している。基本薄情だが、一度気持ちが傾けば中々変わらない。気が向けば少し強引且つ大胆な言葉を口にする。放浪癖があり、気まぐれでいて自由気まま。自分の話を聞いてもらえないと拗ねるが、興味の無い話を聞き流すのは得意。上辺だけの馴れ合い大歓迎だが、根拠の無い疎外感を懐いており何か後ろめたいものがある。死に恐怖を懐いていないが、他人に「死ね」と言われてはいはい死にますよ、と言うような性格ではない。ひねくれている。薄情で常に浮いている。人を愛するのは苦手で、どのような感情が好意なのかもよく知らない。自分の恋に関しては奥手で不器用だが他人のことになるとにやにやしながら傍観する。

容姿:非常に珍しい赤毛の地毛を持っており、髪型はマグショートまたは無造作ヘアー。若干癖毛なのにハネを直そうとしないのでどう考えて見てもボサボサに見える。瞳は先天的な虹彩異色症のため左右の色が違う。右眼が明るめのアンバーで、左眼がアルビーノ性のヴァイオレットだが意識して見ないと色の違いはわかりづらい。タレ目がちな糸目をしていて常に笑っている印象を受ける。視力は高い方で、特に右眼がよく見える。眉間に困った表情をするときのシワが寄っている。黙っていればイマドキの好青年なのだが、普段はにやにやしているので嫌味ったらしい。ギザ歯なので口の形を緩い三角にするのが好き。あまりにこやかには笑わない、寧ろ似合わない。じと目プラスにやにや笑いが似合っている。肌の色は自然に焼けている小麦色。身長は180センチ前半、体重は身長と比較して標準体型辺りで軽い。肩幅は人並みだが撫で肩で、パッと見て頼りなさげ。
服装:前が肌蹴がちな紫地の長着に黒色の麻の角帯を巻いている。結び方は小さめの貝の口だったり。腹から胸にかけてサラシを巻いて、首と腕には日蓮宗用本式数珠と呼ばれる数珠を付けている。そして、それらを覆い隠すように黒色のコートに近い洋風羽織りを羽織っている。襟が立っているタイプで、首元や腰辺りに金色のボタンやその他の装飾がジャラジャラと付いている。靴は裸足に畳表の白っぽい雪駄。アクセサリーが好きだが、あくまでも耳にピアスホールは開けず、イヤーカフスを使用。キュービックジルコニア入りのキューブ型でシンプルなものを付けていることが多い。

部屋番:13号室
備考:一人称は基本「俺」、二人称は「アンタ/お前」など様々。常に関西弁でへらへらにやにやしている。草食系というよりは、どちらかというと僧職系に近い(肉食系には見えない)。普段の字は超絶汚く字が走っているといわれるが、本気を出せばとても綺麗で落ち着いた字が書ける。体は割りと丈夫で運動神経は中の上以上。どことは言えないが感覚が他人とずれておりゲテモノの類が好き。甘いものも好き。猟奇的を漂わせる気味の悪い趣味を持っている。生まれてこのかた心の底から笑ったことがない。意外にも読書が好きで自室には小説が沢山置いてある。官能小説も読むが最近はSFばかり読んでいる。
経緯:出身国は日本だが、独りぼっちのストリートチルドレンとして10年以上の間日本国外で生活してきた捨て子。恐らく邑楽が嘘を吐くようになったのは自分しか信じられる人がいなかったのと、幼い頃から大人の汚いところをいっぱい見てきたから。寧ろ、最近まで本当のことを言ったら殴られると思っていた。自分のことが好きなのは、今まで他人に好意を懐いたことや懐かれたことが無かったから。18歳の頃に日本に戻ってきてからは各地を転々としていたが、ある時輪廻に出会いそれから戯言会へと入る。毎日特に予定が無いので一方的に好いている緋翠のところへ遊びに行ったり、女の子相手にタロットカードを使った占いをしている。

イメージソング:ペテン師が笑う頃に(梨本うい)
イメージCV:遊佐 浩二


/興味無いと言って諦めて、気味が悪いと言われて手放した。

嵐帝 柚叉


登録書、


「ユウが今一番欲しいのは、スジの通ったセリフじゃナイんだよ。」
「おなか空いた。ココロも水欲しがってるみたいで、キモチワルイ……。」

『ユウ? ……例えばキミみたいなコ、大キライ。キライだから、大ッキライだから、潰ス。』

(( 寒いのは夜のせいじゃなくて、 ))


名前:嵐帝 柚叉(らんてい ゆうさ)
性別:
年齢:
誕生日:12月19日(製造日)「ゴボウ ―私に触れないでください―」

性格:はっきり言って、憎みきれない馬鹿。容姿にそぐわない幼い口調と、頭の足りない言葉遣いが目立つ。気紛れ且つ短気というまるで猫のような少女。やり場のない怒りに常にイライラしている。最低限の暗黙のルール等は理解しており、稀に空気を読んで大人しくなったりするのだが、基本馬鹿。素直過ぎる故の残忍な心の持ち主。快楽主義。卑劣な手法で手頃な人間を嬲り殺し、無邪気に笑いながら滅多切っていく等、自分の気が晴らせれば満足で自己中心的。至って単純で誉められると伸びるタイプ。騙されやすく、隙に漬け込まれやすい。また、餌付けに弱いという欠点がある。食べ物を貰うと生まれたての鳥類のように懐くところは、最早可愛らしいというよりも憐れ。食べ物をくれる人=優しい=敵じゃない。組み込まれたプログラムの所為か、いつも誰かに従っているのが好き。世話をされるのも好きだが、世話をするのも好きな方。学習能力と理解力、その他諸々勉強に必要なものが皆無。一度やった過ちを幾度も繰り返し、身体で覚えない限りすぐに忘れ失敗する。体罰は効果抜群。飽き性なので決して復習しない。気が変わりやすく天気屋で、厄介と言えば厄介な性質をしている。何処までも野生的で野生の勘が鋭い、電波系。考えに柔軟性が欠けており、まだまだ頭が固いところがある。正義、という言葉が好きだが、基準は自分で大体悪。犬っぽいのに猫っぽく、実態はタチ。

容姿:髪の質が綺麗な銀髪を持っている。髪型はミディアム。前髪はザックリで、眉が隠れるくらいの長さ。ふさふさのモミアゲを伸ばしていて、長さは胸辺りまで。長さが50センチくらいのアホ毛が脳天辺りから上向きに生えている。瞳の色はスカイブルーで猫目に近いツリ目。目は普通の目よりも大きく、ツヤがあり澄んでいる。特に意味は無いが、片目を瞑って過ごしていることが多い。顔の形はわりと整っていて血色も良い肌をしているが、何処か人工的で不自然。身長は170センチ前後で、スラリと伸びる脚を持っている。猫背ながらもスタイルはよく、女性特有の凹凸がはっきりと出た身体をしている。小首を傾げたり、ゆらゆらと揺れている事が多くて不気味。
服装:露出が高く肌にピッタリの黒のタンクトップを着て、下は黒のアラビア風パンツを穿いている。足首がリボンで縛れるタイプでところどころスリットを入れている。また、首に長い白マフラーをだらしなく巻いていて、アクションが楽しい格好をしている。足の裏が丈夫なので大抵裸足で過ごしている。右脚の太腿にダガーを挿すためのバンドを巻いている。

能力:「終焉(ジ・エンド)」全身のあちこちにある身体能力のリミッターを外す。自爆する可能性大で、5分以上この状態を保ち続けるのは不可能。使用後は筋や腱が切れるが、それと引き換えにあらゆる獣の利点を取り入れた身体となれる。例えば驚異的な脚力や腕力が付く。
武器:ダガー(アルファとオメガという名の付いた二本の短剣。刃は日本刀のように鋭く、切れ味が良い。持ち手の部分にアンティークな凝った彫刻が施してある)

部屋番:78号室
備考:一人称は「ユウ」。二人称は様々。カタコトの単語を話したり、文節をぶつ切りにして話す傾向がある。間延びした口調で、至極不安定な声音をしている。言葉のキャッチボールが苦手で、どうしても一方的になってしまう。言葉をあまり知らないため、語彙がないほう。体が脆く、無理をすればガタがくるので定期的なメンテナンスを行っている。また、身体的に限界、警戒レベルへ到達すると自動的に行動が停止するようになっている。その状態を仮眠(スリープ)状態と呼んでいる。身体能力が大変高く、第五感全てが素晴らしく発達している。好物はさっぱりしていて水っぽい果実と生肉。極度に甘いものと辛いものと明るいものが苦手で、日光を避けるように歩く習性がある。じつは二足歩行よりも四足歩行のほうが早い。
経緯:血の繋がった両親の顔も知らないストリートチルドレンで、スラム街にごろついていた。10代後半の頃、実験の為に適当な人材を求め、スラム街へ足を運んだ緋翠に気に入られ、戯言会内へと持ち帰られる。そして己の意思から人造人間となるのだが、やはりストリートチルドレンとして生きていた頃の記憶は失っている。緋翠は知らず知らずのうちに、かつての仲間であったロギンを柚叉のベースとして造った。体の中に何%か猛禽類と肉食動物の血が流れていて、血気盛ん。柚叉が簡易ベッドの上に横になり、体を弄られ、次に目を開けたときに眼前に居たのは緋翠の実験を手伝った波浪。そのため波浪に懐き、同時に波浪を嫌っている。同じく人造人間の春のことは、まるで妹のように想っている。春よりも早い時期に造られた。

イメージソング:ガラクタ少女(PolyphonicBranch)
イメージCV:豊口 めぐみ


/代価は大きい

夢十夜 歪


登録書、


「うち、めんどくさいの嫌いかな。」
「嫌われるくらいなら、他人から視えないほうがいいって思ってたときもあるかな。けど、誰にも見えてないって悲しいコト、かな?」

『貴方のおもちゃじゃないから笑ってあげないかな。うちを笑わせたいのならそれ相応のモノ、持ってきてよね。……ね、白狼牙? うちは何も可笑しい事は言ってないよ、これが取引でしょ。』

(( 届かない戯れ言 ))


名前:夢十夜 歪(ゆめじゅうや ひずみ)
性別:
年齢:17歳
誕生日:12月10日「フユサンゴ ―神秘的―」

性格:どこまでも不精で、常にやる気が無いモノグサ太郎。とてもマイペースで自分のペースでないと駄々をこねるくせがある。急かされたり過度な期待を寄せられると逆にやる気を無くし、放っておかれると勝手になんとかしている。過度な期待はかえって失敗を招く。どうにでもなれ、で素晴らしい意外性を秘めている。まだまだ甘えたがりだが、割と一人でも平気。誰かに嫌われるのは怖いが、好かれようとは思っておらず、危機感が無く交友関係は狭い。いつもなまけている。ここぞという場面では本気を出すが、他はぐだぐだで見ていると危なっかしい。脱力系で、体を骨抜きにされたかのようにふにゃふにゃで芯がない。セリフにも芯がなくふわふわと浮いた話し方で話す。好き、という気持ちを寄せられればそれなりに好きを返すが、自分から進んで人を好きになる事がなく流され易い。だるでれ。人の話をよく聞いておらず、周りよりツーテンポくらい遅れているところがある。しかし、周りをきちんと見ていないかと思えば、よく観察しているところもある。不思議ちゃん。どんな環境でも慣れる事ができ、割と順応力が高い。父親のせいで殴られる事が好きになったDV少女。

容姿:脱力的且つ虚無的な表情をしていて、ハの字眉。活気が無く、日によっては生気さえ感じられない脱力系。ある意味浮世離れした表情をしていて、酷い時には目の下に濃いくまが刻まれている。髪の色はシルバーに近い光沢のあるホワイト。青いリボンを使って結ったツーテールで、長さは胸辺りまで。毛先がボサボサだったり、手入れをしていないのでたまに枯葉が付いている。目は半開きか虚ろに大きく開かれているの二択。本来は二重瞼のツリ目だが、今は欠片も感じられない。瞳の色は黒で光沢がなく、死んだ魚のような目をしている。瞳孔が開き気味。身長は150センチ後半で、細身の猫背。力を入れればポッキリ折れてしまいそう。姿勢が至極悪く、極端に言うと頭だけが前に突き出したような立ち方をしている。貧血気味で血の気の無い白い肌をしている。
服装:肩の出る黒のロングTシャツの下にタンクトップを着て、パーカーを羽織っているだけの楽なスタイルでいることが多い。パーカーは青色の布地で、Tシャツより丈の短いものを着ている。袖はとても長く、気を付けをして背筋をピンと張ると膝辺りまでの長さになる。飾り気が無い。また、足首から下が露出する青いカラータイツと黒いスニーカーを履く。部屋の外へ出かけるときは、身長に似合わない大きなショルダーバッグを肩から下げて出掛ける。

能力:「夢の行列(ドリーム・パレード)」人が見ている最中の夢の一部を抜き取って、自らの栄養として取り入れる。夢は柔らかい球形のように具現化され、それを口から飲み込むことで取り入れる事が出来る。腹が膨れる割合はどの夢も同じだが、夢の内容によって味が様々で、歪は相手が何かに追いかけられる夢を好んでいる。あくまでも一部なので、対象に害は無い。抜き取る際には自らの生気を仲介のエネルギー源として使用する。そのため能力を使った次の日は、目の下に刻まれたくまが一層濃いものとなる。
武器:白狼牙(純白の刃と金色の柄を持つ、歪の身長ほどの大きな太刀。柄の先に銀色の尻尾のようなものがついている。また、己の意思を持つ刀であり、太刀の姿は第一次形態。第二次形態は、純白の体毛と金色の目を持つ2メートル程の大きな狼。眼孔が鋭く、恐ろしい印象が強い。最終形態は人型で、同じく純白の毛髪と金色の瞳を持つ青年。どちらかというとイカツイ青年で、外見年齢は20代。第二次形態と最終形態は人語を話し、歪から独立して戦闘することが可能。歪を好いている)

部屋番:04号室
備考:一人称は「うち」。うちのイントネーションが独特。二人称は「貴方/〜ちゃん」など。苗字にちゃんを付けることが多く、男女構わずちゃん付けを使う。初対面の相手には大抵「貴方」。曖昧な発言を好み、語尾には「かな」という言葉と疑問符を付けながら首を傾げることが多い。文才はそこそこあり、考え方が凡人と違う(白狼牙談)が、ペンを握るのが面倒臭いため、未だその文才を人前に披露した事がない。好物は甘い物で、どこまで甘くても食べれるが、それ以外の辛い物や苦い物は嫌い。極度な偏食家で、部屋には甘いスナック菓子の袋が掃除されずに散らかっている。好物を与えられるとすぐに懐くため扱い易い。定期的に夢で栄養を補給しないと危ない体。細い体のどこから出しているのか、とても力持ちで、意外なことにもスタミナタイプ。やれば出来る子。また、歌唱力が高く、本気出したらお金を取れるくらい歌うのが上手い。
経緯:まさにモンスターペアレントのような鬼の母を持ち、身体的暴力を振るう父を持っている。嵐の吹き荒れるようなトンデモ家庭環境で育ったのだが、それがどう転じたのか殴られることが好きなモノグサ少女になった。愛刀の白狼牙はオークションで買ったつもりの模造刀がこの白狼牙だった、とのこと。歪自身は「便利な万能刀」くらいにしか思っていないが、白狼牙からは少なからず好意を寄せられている。戯言会入会の切欠の詳細は不明だが、波浪づたいに入会したとされている。アジト内では年下の少年油に執拗に追い掛け回されているが、軽くかわしている。年上にも大変好かれており、浮屋や夜龍等に可愛がられている。

イメージソング:インビジブル(kemu)
イメージCV:水樹 奈々


/一人じゃ笑えないから二人で笑う

大成 とるて


登録書、


「……仕事、したくない。……お金……、ならある。職? 困ってない。……迷惑。」

『心配せんでも、一瞬で送ってやるさかい。安心せえや』

(( 重なる声と声を混ぜ合わせて、混ぜ合わせて ))


名前:大成 とるて(おおなる −)
性別:
年齢:24歳
誕生日:4月11日「ヤグルマキク ―私はあなたの忠実な弟子―」

性格:無口な故に態度で気持ちを表す、ほぼ全身包帯女。中々口を開こうとしないので人見知りかと思えば、とんでもないフリーダムで怖いもの知らず。子供以上に子供っぽく野生的で本能に忠実だが、非性愛。ただ、時と場合によってすんなりと受け入れたり、頑なに拒む事はある。分かり易く原点に戻って言えば、本人の気分次第。食べたい時は食べる。寝たい時は寝る。殴りたい、蹴りたい時は手頃な人間を探す。集中して人の話を聞いているとき意外は、基本他人の言葉は右から左へと華麗に流れていく。生き様が猫っぽいので、好物であるフーセンガムを与えられると安易に懐くかもしれない。勿論噛まれる可能性もあるが。表情のバリエーションには乏しいが、感性は豊かなので行動で表現し、自分の事を口で語るのが嫌い。誰かの事を知ることは好き。包帯についてとやかく問われたり、名前について茶々を入れられるとどこからともなく二刀の短刀を取り出して脅す。高校は卒業したものの、頭は良くないので決してインテリとは言えない。しかし武闘派でもない。

容姿:髪は綺麗な濡れ羽色で長さは腰辺りまである。艶っぽく、一本一本がしっかりしていて太いので寝癖とは縁が無い。目は伏せ目がちのオッドアイで、よく光を反射させている。生まれながらというわけではなく、カラーコンタクトを入れた模様。昔、ほぼ全身の皮を剥がれる、苦汁を舐めるような経験をしてからは包帯が手放せなくなってしまった。傷つけられた素肌は未だに回復せず、場所によっては醜く腫れ上がっているため、全身に包帯を巻いている。膿の酷いところは一日一回取り替えている。包帯の上から肌に触れられると刺激が走るが、最近は慣れてきたようで平気。慣れるまでは全身が性体感だった。顔の部分は右目と額の部分にだけ包帯が巻かれていて、幸いにもその他の箇所は無事。タンに10Gのピアスホールを空けていて、丸いシルバーのピアスを付けている。肌の色は通常より少し白いくらい。身長は160センチ後半で体の発育は標準よりも良いがあまり露出をすることを好んでいない。割りと整った顔をしていて、上睫毛が長い。
服装:普段は、灰色無地の体より一回り大きいサイズのトレーナーに、黒っぽい迷彩柄のダボのついたズボンを穿いている。トレーナーにはフードとポケットがついているが飾り気は無い。また、ダボダボなので体型が分かり辛い。靴は靴底に薄い鉄板を入れた、エナメル生地のスニーカーを履いている事が多い。正装は白のワイシャツに赤いネクタイ、黒のミニタイト。その場合は包帯ではなく薄い生地の介護用のテープ等でテーピングをしたあとに黒いタイツを履く。

能力:
武器:手榴弾(殺傷が目的では無い。M84スタングレネードを数個)

部屋番:88号室
備考:一人称が迷子。というか自分の名前を自分では絶対に口に出そうとはせず、どうしても名前を伝えなければならないときは相手の手の平を指でなぞって伝える。二人称も迷子。普段は無口で、無駄なことは発言しようとしないが、一度ガタが外れると誰にも理解してもらえないような訛っている言葉で一気に畳み掛ける。その容姿の所為か決まった仕事にはついておらず、誰か自分を受け入れてくれる優しい人の後ろにくっつくように付いている。引っ付き虫のよう。それなのに、どこからか貰っているのか生活費には一切困っていない。好物はフーセンガムで、駄菓子屋を見つけると、勝手に吸い寄せられるように店の中へ入るか、店の中で菓子を買っている子どもを見ながら指を咥えんばかりの様子で羨ましそうに見ている。ガムの味は甘ったるいものなら基本何でも受け入れるが、一度口の中に入れると三時間は噛んでいる。キシリトールの入ったガムは苦手。人の命を奪うことに抵抗は無いが、人の命を奪う道具の一つである銃器には大きな抵抗がある。また、命知らずで加減知らず。思いっきり相手を殴って自分の手を骨折しましたー、は最早日常茶飯事。ドンパチする際にはストッパー兼おもり役が必要。腕力や握力が中の下の代わりに脚力が特化しているために、鉄板靴を履いても並みの人間と同じくらいの速さで歩ける。
経緯:出身地が鳥取県で、高校を卒業するまでは色々と行き過ぎたやんちゃをしていた。地元では有名だったほうで饒舌だったが、仲間は作ろうとせず、常に独断行動だったために狙われ易かった。それを返り討ちにしているうちに経験を積んでいった。しかし、高校卒業後に職もなくうろついている時に興味本位で悪徳な団体に踏み込んでしまい、「神話・因幡の素兎」に出てくる和邇さながらの行為をされ、病院送りになる。当然ながら、翌日から全身包帯となってしまった。それから傷が治る兆しもなく、未だに全身に包帯を巻いている。地元を出るまで皮肉を籠められた渾名、「(因幡の)白兎」または「素兎」と呼ばれていた。怪我から数年経った後に家族に縁を切ると伝えた後に、持っているだけの金を持って地元を出て、あてもなく電車旅をしているところ、とある駅のホームで大成の容姿に魅せられた輪廻に戯言会へと誘われて今に至る。命知らずで、普通のメンバーなら行くのも嫌がる3階に住んでいて、よく隣の部屋の烏丸に厄介になっている。大きな赤ん坊。

イメージソング:ローリンガール(wowaka)
イメージCV:青木 まゆこ


/素人兎

烏丸 てう


登録書、


「俺の知り合いが裏でどんな仕事してたって、今は縁を切ったから関係ねぇんだよ、腐れ外道共が。お前等みたいなネチネチと昔の事ばかり掘り出してる糞野郎が居るから、この仕事を続ける時はいつまで経っても地球上の空気を吸えない。ま、裏の仕事なんてそんなモンか。嗚呼? 俺の正体? あえて言うとすれば、しがない公務員ってところだな。で、あの屑人間がどうなったか、だって? 確かにそう自称している奴なら俺の周りに昔居たな。だから今はどうなったかって? ……自分で考えろよ、能無しボンクラ。俺が排除したに決まってるだろ。それくらい分かれよ。」
「俺は外道なんかじゃねぇ。ただ邪道なだけだ。」

『生きてぇんなら生きろよ。足掻いてみろよ、俺の前で! さっきまで死にたい死にたいつってた奴が、殺されそうになってからやっと命の大切さに気付くだァ? アンタ、人間なめてんだろ。恥の多い人生を送ってきましたぁ、じゃ済まされねーぞ。自分が大切って分かったんなら、今アンタを殺そうとしていた手を止めた俺を一生悔しがらせるような、幸せな人生送ってみろや。軽々しく死にたいなんて口にすんな、次は殺すぞ。』

(( あんたが嫌いなんだよ。 ))


名前:烏丸 てう(からすま −)
性別:
年齢:25歳
誕生日:8月14日「キョウチクトウ ―油断大敵―」

性格:一言で言うと、表の顔は皮肉の塊。中々の突っ張り奴で歪んだ視点でしか人を評価できないが、実は口には出さないだけで男女平等を推している。あくまでも男女平等だが、女性を目の前にするとどうしても顔を上げられない。というか目を合わせることが出来ない。仕事上、人の命について喧しく言える立場ではないが、軽々しい遊び半分の気持ちで「死にたい」と口にする者を嫌い、死ぬ間際で死にたくないと悪足掻きする者に檄を飛ばすなど、命に関することにはナイーブで熱血。偉そうな口を叩くが表に出さないマイナス思考で、言われた事をずっと気にしている面がある。自分に関係の無いことや、必要以上の事には首を突っ込もうとしない。一見他人に興味が無いと見せかけて、本当は随分昔の出来事までちゃっかり覚えていて毒舌系粘着質。様々なものをはっきりと明確に覚えている。所謂もの覚えがよく、要領の良い奴で失敗することを嫌う。飽きっぽいが、一度聞いた事は二度と忘れない。理由はもう一度聞くのは恥ずかしいから。人の名前はよく覚える方で、相手が自分の事を知らなくても、相手の名前を自分は知っているケースが多い。先を見通したような事を言うが、それは過去に大量のテキストで心理学を学んだ成果。深く先まで考えるに加えて潔癖症な為に、人生を楽しんだ経験が少なく、能天気な者を見ていると軽い癇癪を起こす。学生時代は鬱そのもの。そのため、昔の事に触れられると不機嫌になる。馴れ合うのは苦手で、自分が相手を汚してしまわないかとマイナスに考える傾向が有ることを自分でよく理解しているので、友人を多くは作らない。話して慣れれば饒舌であり、適度な距離を弁えるので付き合いやすい奴である。素っ気無い言動から冷徹と思われていても、人間的な面がある。何だかんだ言って面倒見が良いので、自覚は無くとも年下にモテるタイプ。

容姿:後頭部の首元辺りで、ギリギリ一つに纏められるくらいの長さの髪をしている。前髪はガスマスクにかかるくらい長めだが、すいているので軽い。働く時は黒いリボンを使って一つ纏めにして、邪魔にならないようにする。それ以外のときは下ろしっぱなし。地毛は茶色だが、茶という言葉を毛嫌いしているので、散々自分の髪の色を罵った後に脱色してサンドブロンドに近い髪の色になった。脱色したため、髪の質はガタ落ち。中々真っ直ぐにならず、外はね・内はねが酷い。ボサボサガシガシ。毛先だけ少し黒っぽくなっている。目は全体的に大きめの三白眼で、生まれつきの悪人面。虹彩の色は薄い黒。表情のバリエーションが乏しく、滅多に頬の筋肉を動かさない。よく額に皺を寄せ、しかめっ面をする。二枚目ではないが、不細工でもない。身長は170前後。もう運動をしなくなったので筋肉はあまり付いていないが、別にモヤシのようなひょろりとした体型でもない。所謂年相応の身長相応の標準体型。偏った食生活の所為で胃が縮みきっており、腹のところが不自然に凹んでいる。
服装:黒の背広に白衣を羽織る、あるいは黒のTシャツの上からミリタリーコート姿がデフォルト。背広はスリーピース・スーツの時もあれば、上衣の下に白のノーマルなワイシャツを着てる時もある。スリーピースのほうが確率的には低い。ワイシャツの場合はかなり着崩す。ボタンはニ,三個くらい開けておき、ネクタイは緩め、上衣は肩に掛けるなど。靴は黒の目立たないもの。Tシャツスタイルのときはカーキ色のカーゴパンツを穿く。ミリタリーコートの色は黒か灰で、襟が立っているものを好んでいる。常に黒のナイロン手袋をして、他人の肌と自分の肌を触れ合わないようにしている。靴は黒の革靴か、深緑基調のスポーツシューズを履く。あまり重装備をするのは好きでないのだが、傍から見ると十分重装備で暑苦しい。一番の特徴は、中々人前では外そうとしない黒ガスマスク。傍に立って耳を澄ますと、シュコーシュコーと中の空気が漏れる音が聞こえてくる。

能力:
武器:鉄パイプ(歪な曲線を描いている1メートル程の手頃なパイプ)/ハンドガン(M1911。護身用)

部屋番:89号室
備考:一人称「俺」。二人称は様々で、時と場合や立場によってよく変わる。自分を持ち上げて名乗る事が好きで、少々大袈裟に表す。少々他人に厳しく、自分に甘いところがある。潔癖症で抗うつ薬を頻繁に投与している。物についている汚れや病気になる事を過剰に恐れ、素肌を晒していると細菌や病原体などから何らかの汚染を受けるのではないかと重く考えている。人が作ったものや捕ったもの、例えば農作物や魚などの生物を食すると病気になるかもしれない、と思っているので長年口にしていない。本当は心配ないと理屈では分かっているのに怖くて食べれない。人の手作りも駄目で、貰ったらその人の見ていないところで捨てる。唯一心を許せるのが、医薬品やサプリメントなどのドーピングアイテム。全て(今の時点では)法的に許されている物。暫く腹の膨れる物を摂取していないので、胃はぺたんこらしい。不思議と過食症は発祥せず、このままなら一生食べなくても生きていけるかもしれない。偏食と拒食症のため、とても不健康。手に力が入らないのは、烏丸の生活では常識。酷いときは頭痛がしたり、物が多重に見えたり、幻聴が聞こえる。文章を纏める才能があり、隠れた文才がある。
経緯:祖先に政府の軍事国家に関わっていた人物が多く、実家はスパルタで何処となく泥臭い。幼い頃に無理をして家庭内を生きてきたため、今は反動して自虐的な食生活を送っている。実家にあった多彩な資料のお陰で、医学に詳しい。戯言会に入ってからは波浪の下で雑用をしている。また、自身の立ち上げたサイトで自殺の手助けを行っている。自殺志願者と接し、要望があれば志願者のために自殺の名所を紹介したり、楽に息の根を止められる薬を紹介する。依頼金は一律しているが、それ故に金額は高い。定期収入で安定していて、ドーピングアイテム以外の無駄な物は極力購入しないので、貯金の額は高まる一方。自分が死んだらこの生涯で最も愛した人にあげるつもりでいる。

イメージソング:壊人間機械(マチゲリータP)
イメージCV:杉田 智和


/機械の心になりきれないブロークヒューマンマシン

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