話題:DVD鑑賞
ミレディをミラジョヴォヴィッチがやっている方の三銃士です^^
追記からー。
本当は、FT36に付いて来た「鳳凰の巫女」を観ようとしていたのですが、何故か主音が入らなくて…
(;_;)
どなたか詳しい人がいらっしゃいましたら原因を教えてください><
他のDVDもBDもちゃんと音声が入るのに、このDVDだけはダメみたいで…orz
本作は映画公開時に映画館で観た作品です。当時は字幕で見ました。
制作スタッフは殆どがバイオハザードのメンバーです。
☆キャスティングが素晴らしい
使われているキャストが皆、役にぴったりだと思いました。^^
ダルタニアンには10代の役者さんを使っています。
アトス、アラミス、ポルトスはバリバリのベテランさんです。
ミレディもルイ13世もリシュリュー枢機卿も嵌り役でしたし、ロシュフォールも悪役では名の知れた役者さんです。
女性陣はとても美しくて、眼福でした^^
☆美しい殺陣
実際に、役者さんは殺陣の稽古をされただけあって凄く様になっていました。
三銃士はフェンシングの世界的選手に基礎から教授していただいたようです。
広場での枢機卿の兵と一戦交える場面はとても格好良いですよ!
アトスの10人斬りはカット無しで撮ったとのことで、スタントは無し! そこも魅力の一つだと思います。
後半の、ダルタニアンとロシュフォールが屋根で剣を交える場面では、殆どが本人による殺陣だそうですよ!
☆ミレディのアクション
バイオハザードでもお馴染みの方ですが、ドレス+コルセットでの殺陣の動きは素晴らしいですよ!
動きにくい筈なのに、華麗な殺陣捌きは圧巻でした^^
兵士の背中を越えるシーンがあるのですが、監督はスタントを使おうと思っていたようです。しかし本人立っての希望で、スタント無しでのアクションとなりました。
;;(;◎◇◎;);;
☆時代も世界観も大事にした背景
フランスのお話ですが、ロケはドイツでしたそうです。
丁度17世紀のイタリアとフランスを意識して作られた建造物のある街があるそうで…。
グリーンスクリーンに頼らず、飛行船の前方や決闘の屋根、三銃士の住居にバッキンガムの部屋、冒頭部分の地図が置いてある地下部屋も作られています。
だからこそ迫力と現実味のある画が撮れているのだと思います。
そして撮影中、船はずっと風で煽って揺らしていたそうです。細部まで手が込んでいますよね。
☆吹き替えも満足
本職である声優以外にも俳優を起用していますが、違和感なく観ることができました。
ダルタニアン役の
溝端淳平さんも上手でしたので、私は吹き替えも満足です。
声優好きなのであまり俳優起用は良い顔をしないのですが、この作品に於いては言うことありません。
ミレディ役の
檀れいさんもナチュラルでしたし、ミレディにぴったりでした。大人の魅力と言うものでしょうか?(笑)
アトス役の
東地宏樹さんは安定の渋格好良い声でした。落ち着いていて、且つ重みがある声。イナイレの久遠監督にクールな大人の要素を足した感じですね。
安元さんも良いかも知れませんが、それだと少しだけ重みが足りないですね^^;
アラミス役の
津田健次郎さんはちょっと以外でした。でも違和感はありません。
薄桜鬼のちー様みたいな上から目線の感じではなく、紳士的な大人の声でした。彼もまた落ち着いていましたよ。
ポルトス役の
立木文彦さんは、格好良い立木さんでした!(笑)
銀魂のマダオのような軽さは無く、エヴァのゲンドウのような淡々とした感じでもありません。丁度中間で、格好良さをプラスした声ですね。
アンヌ女王役の
伊瀬茉莉也さんは、タイバニのドラゴンキッドのような無邪気さは一切ありませんでした。役者さん自体、ちょっと声が高く可愛らしかったのですが、伊瀬さんも負けず劣らずです。
気品溢れる、とまではいきませんが役者さんの声には近いと思いますので「高すぎ!」と言う違和感はありません。
コンスタンス役の
遠藤綾さんは、マクロスFのシェリルの感じに近かったです。シェリルから奔放さを無くした感じかな?
もうちょっと少女らしい声の方を当ててもいい気もします。ですが遠藤さんくらいの落ち着きある声の方が吹き替えですから良いのかも知れませんね。海外の方は皆大人っぽいので…^^
ルイ13世役の
木村良平さんですが、良かったですよ!木村さん大好きなので贔屓目(耳?)もあるかも知れませんが。 しかし正直、木村さんと気付きませんでした。あまりにナチュラル過ぎて(笑)
軽いんですけど、黒バスの黄瀬やAB!の日向、おお振りの西広のような軽さではないんですよね。あれはDKですから当然と言えば当然かもしれませんが;;;
軽過ぎない軽さと高すぎない声でした。子どもになりすぎず、大人になりすぎず。
バッキンガム役の
中村悠一さんは私が個人的に一番大好きな声優さんなので色々とフィルターはかかっているかと思います。
しかし中村さんのバッキンガムは最高でした。彼は本当に艶のある声を出されるので…。
ダルタニアンが飛行船に乗った後の「アトォォス」は是非聞いて頂きたいです。
プランシェ役の
高戸靖広さんは、ヘ/タ/リ/アのロ/シ/アの可愛らしさを残したまま「コルコルコルコル(^し^)」の恐怖を削ぎ落とした感じでしょうか。
憎めない愛らしさがありました^^
リシュリュー枢機卿役の
小川真司さんは10932の豪快やハリポタ(死の秘宝1)などなど様々な所でお見かけする方ですね。数をこなしているのも流石と言いますか、枢機卿にぴったりでした。
何の違和感もなく、すとん、と落ちてきたので凄いですよね…!
ロシュフォール役の
西凜太朗さんは、ポケモンAGでのダイゴやBLEACHの射場さんなどですが、10932の電凹、真剣、ゴーバスにもご出演されてます。
やはり様々な吹き替えをされていらっしゃるので声が浮かないんですよね。悪役なので、それっぽさが無いと聴いていて萎えますが、そんなもの初めからありませんでした!
…とまあ一切内容には触れませんでしたが(笑)、兎に角大満足の作品でした!