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ホミン会@ニゴヤ

コハビテーションラブ48(閲覧注意/CM)

ないはずの子宮を、彼の腹部に押し当てるようにして。
乗っかって、跨って、塞ぐようキスをして。

シムらしからぬ、獣的行為。

そうそう、シムにはきっと獣が憑依してしまっている。

それはなにか。

ネコちゃん。

課長が好きだという、ネコちゃんが、シムに憑依しているのだ。

そうだ、そういうことだ。

下から応えてくれる課長の唇。
シムを食い尽くして、全部腹に収めてしまいそうな、激しいキス。
課長の親指が、シムの頬を支える。
よく曲がる、でも、綺麗に曲がる、課長の親指。

『あ、…ん、』

唇を吸われて、顎も頬も舐められて、唇で摘んで引っ張られて。
涙と唾液で、せっかくお風呂で綺麗にしたのに、またいろんなものに塗れようとしている。

『ひょん、』

そして課長の手は、シムの体を巡ってくる。
お互いにシャツ一枚の簡単な格好。
その上からぐりぐりと、膨らませることができる部分を巡ってくる。

『チャンミン、』
『…はい、』

恥ずかしさと、変な期待と、小さくなったまともな考え方のシムが、ごちゃごちゃに混ざってしまっている。
そのどの部分が、返事をしたのかはわからない。

『アレ、使ってもいい?』

どれなの。

『今日、買った、アレ。』

塗るほうですか、装着するほうですか。
まさかそれら以外にも変なもの買ってませんよね。

『チャンミンで使っていいって、言ったよネ、』

言われたけど、いいって言ったけど。
ブツによりますよ、先生。
なんていうか、今夜も結局、するんだな。

でも、疼いてしまった子宮は止められない。

無いけど。
わかってるけど。

結局また、どんな気持ちの自分が頷いたかわからないけれど、彼の要求を飲むしかできないシムなのでした。




洗ったばっかりのシーツ、汚すのかな。
替えのシーツ、買っておけばよかった。
ああ、そうだよな、失敗したな。
なんて思って、寝室と化した和室に向かおうとする課長のシャツをぴっと引っ張って引き止める。

『およっ、』

『あの、』

どうせ汚れるなら、どうせまた洗うなら、

『お風呂で、しませんか。』





効率的な部分を求めるシムを導入しようとすると、こうなったまでで。




『今夜は、セッキョクテキね。』





なんとでも言ってくれ。
とり憑いたネコちゃんのせいですから。
シムじゃない、ネコちゃんのせいだ。

貴方が言う、貴方が好きそうなネコちゃんのね。


モデルなハウスのいいところは、それぞれの部屋を安く作っていないところだ。
だからバスルームだってそんなに狭くない。
これがいいって思わせる、ほどほどのものを使って作ってあるようだ。
高身長の僕たちだから、さすがに湯船に浸かってみて膝は曲げなくちゃいけないけどね。
折り畳むまではいかない。
ジェットバスにだってなるらしい。
まだ使ったことはないけれど。
きっと冬は脱衣所だって寒くない。
実家を出てから一戸建てに住むって、初めてだ。
快適さがこんなところで実感できるとは、思わなかったけれど。

そう、狭かったら、お風呂でなんていう選択肢には出てこなかった。

おパンティもきれいに脱いだすっぽんぽんの課長が入ってくる。

気になるのは、目の前のゾウさんよりも脱いだおパンティの行方だ。
どこにおっ放してきたんだか。
おパンティ捕獲するまで、寝かせませんよ。

ウソです。

いやしかし、本当に通常モードでもパオンなゾウさんだ。
それだけで何グラムあるのかな。
誰か計ってみませんか。

誰かって、誰にもさせませんけど。

『付ける方は置いてきた。』

おや。

『本当は口でする時もしなくちゃいけないんだけど、』

ああ。

困ったように笑うその気持ちが、なんとなくわかってしまった気がする。

やっぱり、したくないよね。
それがどうしてなのかは、わからないけど。
そのあたりの気持ちも、理屈じゃないっていうか。
サイズ的に問題が無かったかも、ちょっと気になるけど。

ふふ。

意外にも、許せるものだなって、思ってしまう。

彼がしたいことを、許せるものだなって。

さっきの、今だからだろうか。
今日の、今日だからだろうか。

許せるなら、許せるうちに、彼との距離を縮めるべきだろうか。

お互いにフリティンで、シムはバスタブの淵に座ってた。
課長はどかっと床に座って、ピンク色のボトルを取り出した。

シム、付ける方は買ったこともつけたこともあるけれど、
塗る方は買ったことも使ったこともない。

パキッと音を立てて蓋を上げるように開けると、ムッとした室温にツンとした甘ったるい匂いが一瞬で広がった。

イチゴじゃないけど、イチゴの香りとか書いてある感じの、ピンク色のボトル。
透明の液体。
イチゴじゃないけど、イチゴの匂いだって理解させられるようなあの匂い。

この匂い、ちょっと酔いそうです。

課長による、ハウツーヌルヌルの時間。

それをシムの体で試して楽しむわけですが。


『ゆっくりネ、使うけど、入れないから、指だけ。』

改めて宣言されると、その親切すら恥ずかしく感じます。
ごめんなさい、課長。

だって、シムのアナにユノのユビ。

ほら、恥ずかしくないわけがないじゃない。


ボトルを逆さまにすると、
シムが大好きな課長の指に、とろっとろのそれが垂れる。

うわあ、ほんとに、それっぽい。

それってどれだよ。

っていう脳内のつっこみは置いといて。

課長の指と指の間からもったりとしたそれらが重力に従って移動し始める。

『チャンミン、俺のこと跨いで、』

言われるがままに、課長と向かい合うようにして跨る。
課長の肩に手を添えて下を見下ろすと、二つのゾウさんが見えた。
ふたつとも、まだ下向きゾウさん。

『できるだけ力抜いてて、難しいかもしんのいけど、』

『ひゃっ、』

言いながら課長は、とろっとろのぬれっぬれな指を、シムのお股ちゃんにくっつけ、そしてアナを探す。

『あ、ちょ、待っ』

すぐに見つかって、ぴたりと指が止まる。
指といえど入ってくるってことに、やはり色んなものを感じてしまう。
課長はシムが言った通り、待ってくれた。
当てたまま、待っている。

やっぱり、課長はシムをだいじにしようとしてくれている。
シムのサイショを、ちゃんとだいじにしようとしてくれている。






深呼吸。

落ち着け、シム。
課長はこんなにも、優しいじゃない。






シムを待っていてくれる。
無理させないように、考えてくれている。

課長は最後までしたいタイプって、言ってたよね。
ギンギンにしちゃって、最後までしない夜を重ねることって、しんどいんじゃないかな。

最終的な願望まで行き着かない行為の繰り返しは、つらいんじゃないかな。

よく、わからないけれど。

だからってシムが痛い思いして課長を受け入れるっていうのも、
きっと課長があとからつらくなるだけだ。


こういうことは、お互いの適度なところで受け入れあうべきなんだね。
とくに、オトコノコとオトコノコは。

まあ、よく、わからないけれど。

そんな綺麗にわかりきれたら、オトコノコ同士のレンアイが苦しいとか、ないよね。

割り切れない。
理屈じゃない。

言葉にするには難しい、そんなものばかりだとも思うの。

好きなものは好き。

課長が好き。

それは変わらない。

それでいいかな。
今は。
好きな人に、シムで少しでも満たして貰いたい。
あえて理由をつけるなら、それだけかな。

受けいれるのが怖いことに理由はない。
なにがどうって、言葉にできない。

そういうこと。

好き。
でも、ちょっとまだ、怖い。

それだけ。

そういうこと。

だから、今のシムでちょうどいいところを課長に与えてあげるんだ。

『いいですよ、ごめんなさい、お待たせしました。』

『へいき?嫌だったり、痛かったら止めていいから、』


深呼吸。

はい。




そして課長の指が、ゆっくりと中に入ってくる。

不思議なもので、爪、第一関節、それらがよくわかる。

『痛い?』
『まだ、へいき、』

とろっとろのぬれっぬれがなかなか功を奏しているようで、痛いとは思わない。
異物感と圧迫感はあるけれど。

第二関節。

そして最後まで、入ってきたみたいだった。

課長の中指まるごと一本、シムのなかに入っている。

らしい。


『全部、入ったネ、』

『そう、みたいです、ね、』

とろっとろのぬれっぬれなコレのおかげなのか、なんなのか。
痛くはない。
まあでも、ほら、指一本とゾウさん一頭では、まったく違うでしょ。

『痛くは、ないです、』
『そう、じゃあ、これは?』

これ、あれみたい。
歯医者さん。
削りながら、痛い部分に近づいてくあの歯医者さんの感じ。

『あっ、』

いや、痛くはないの。
ただ、驚いただけ。
課長の指が動いて、変なところを擦っただけ。

『ひ、ん、』

課長の中指の腹の部分が撫でている箇所は、まったくもってシムのどのあたりなのかはわからない。

けど、なにかある。

『や、あ、ちょっ、』

なにかのなにかは、わからない。

けれど、

なにこれ、

気持ちいい?
いや、わからない。

とにかく、なんだ、これは。

そんな感じ。

シムのお股ちゃんから、水っぽくて漫画とかの擬音みたいなものが聴こえてくる。
課長の指が引く度に、漫画っぽい音が立つ。

『素質あるんじゃないかなぁ、チャンミン、いい感じじゃん?』

いいのか、なんなのか、わかりません。

痛くない。

率直に言うと、変な感じ。

『じゃあ、ここは?』

課長は指の角度をちょっとだけ変えたようだった。
ぐりぐりと押すように、探るように動く。

その時だった。






『かっ、』






かって、なんだ。

シムのなかでぐりぐりする指が、どこかわからないけど何かしらのポイントに行き着いたみたいで、

ビビッと、きやがった。






『いい?ここ、』


シムにそう聞きながらも、指を動かしてくる。
がくんと膝が崩れ、お尻が床についてしまいそうになる。
課長の首に腕を回してしがみつき、耐える。










なんだ、これは。

なんなんだ。




『ここがね、いわゆる、ゼンリツセン。』




うわあ。



うわあああ。



耳元で、言うな。





崩れそうになるシムの体に反して、

しがみついた腕の隙間から見えたシムのゾウさんが、

パオンと鳴いて膨らんでしまっていた。











カラダ、メザメル。


シム、カクセイス。


シム、パオン。





















続く。
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