さ:朽木隊長、朽木隊長ー。

朽:何だ、さくら。
選挙には赴いたか。

さ:まだですっ。
因みにお昼は素麺を食べました。

朽:誰もそのような事は訊いておらぬ。

さ:朽木隊長にまた1魂魄お預かりしましたー。

朽:それは有り難い事だ。
私の風ゴテも構想を怠らぬようにな。

さ:暑くないですか?

朽:暑いことは暑いが。
何故、そう彼方此方へと話が飛ぶ?

さ:暑いので。

朽:(相当きておるな)
さくら、買物を頼みたい。

さ:あい。

朽:一々犬にならずともよい。
洗濯と選挙が済んだら、これを購入して参れ。わかったな。

さ:あい。(犬になったので字が読めない)
  
    ダッシュ!!

朽:昼の最中に……。
夏の日差しをなめるでないぞ……。