以前、ニュースになったiPS細胞という名前を覚えている方も多いでしょう。
近年、このiPS細胞が育毛に効果的だということが研究成果としてまとめられました。
皮膚の下に埋まって毛根を包み髪の成長のための栄養を貯める毛包がiPS細胞から作りだせたのです。
とはいえ、研究段階なので実用化は先になると思いますが、育毛技術の研究は世界中で開発されています。
食事によって髪質は左右されるので、弱く傷んだ髪質を変えるためには栄養バランスの良い食事を摂取しましょう。
食事の改善をした上で育毛効果のある良質なタンパク質はもちろん、ビタミン、ミネラル、そして必須アミノ酸等が豊富な食品を重点的に摂るようにしましょう。
とくに大豆製品は、ビタミン以外のすべての栄養素が含まれた食品なので、おススメです。
それに、イソフラボンという大豆の天然成分は抜け毛を予防できるため、髪の悩みにはもってこいの食品です。
昔からワカメは髪に良いと言われていました。
昔から聞かれる噂話ですが、科学的根拠はなく、ワカメの育毛効果はあまり期待できません。
海藻の栄養で育毛を促す可能性があるものといえば、ヨウ素とフコイダンと言えるかもしれません。
摂取することで甲状腺ホルモンを形成し免疫もついて身体を元気にする作用があるため、巡り巡って育毛に繋がる可能性があるという意味では良い作用があると言えるでしょう。
ハゲ予防に青汁が良いのかというと、必要な栄養素が足りていないせいでおきている薄毛対策としては役に立つ場合もあります。
ビタミンやミネラルといったものを青汁は多く含有しているので、髪を育てるのに重要な栄養を補足してくれるでしょう。
といっても、青汁を飲んでさえいれば薄毛の心配がなくなるわけではないので、食生活の見直しや運動不足の改善、質の良い睡眠を取ることなども重要です。
スキンケア用品が合わないと、肌にニキビや炎症、または、かゆみが現れることがあります。
実は、頭皮でも同じリスクがあり、体質に合わない成分の育毛剤を使うと、肌トラブルの原因になります。
育毛剤の効果と勘違いして放置していると、髪のためになるどころか症状が悪化する危険性があります。
もし肌トラブルを抱えてしまったら使用を止めるようにしましょう。