護廷十三隊の規律でなくても
上官に刃を向けることを許せるはずがなかった。
たとえそれが雛森くんであろうとも
自分の上官に刃を向けられて、見過ごすことなどできなかった。
刃に対し刃でしか制せれなかったのは僕の力不足だ。
だから後悔した。
だから日番谷隊長らを惹き付けている間に真実を暴くと言った市丸隊長を信じた。
だからだから―――
僕は間違った のだろう、か………。
僕が守りたかったものは何だったのだろう
牢よりも囚われた世界
利用されたことよりも隊長を信じきっていた自分への憤り……
僕が守ったものは何だったのだろう―――
吉良副隊長は、きっと乗り越えて行かれますよ。
その痛みがあるからこそ、成長なさるでしょう。男として…。
辛いだろうね、あのようすだと、今も引き摺っているし
後半は上官を信じた…という意味です。