ぐっすり眠る貴方は
何故かいつも微笑んで見えて



障子越しに差し込む朝日に目を擦って



枕元にいる私に気付くと
「なんだ。時間なら起こしてくれて構わんぞ?」
と、私が起こすのを躊躇っていたと思って髪を揺らす。





子供より子供らしい貴方の寝顔を見ていたかったことは

きっと百年経っても気付かないでしょうね。