怖いよ…

壊れてしまう



何でもない 私






どんなに努力しても

私には 力なんて
ないから



何にもなれない私など

此処に居ても 仕方ない

何処に居ても 無力





あこがれの背中は
  華を背負っていて

声をかけるなど
到底出来はしないけれど



振り返り、歩み寄り

肩幅に開いただけのその腕は


何にもなれない

何でもない 私を




価値あるものに生まれ変わらせてくれた