今日の藍染隊長の夕食は比較的まともだった。
切って乗せるだけのサラダでも虫のアレらしきものがついていたり土が入っていたりするけれど、今日は先端が傷んだレタスぐらいで済んだし
揚げるだけのカニコロは揚げ過ぎて萎んでたけど一応、形は保っていたし焦げてもいなかった。
ま、わかめごはんと火の通り過ぎたわかめのお味噌汁ぐらい、我慢しよう。
まだ飲める味だったし。
私には一日2食も藍染隊長の手料理を食べるキャパはなく昼は絶対に食べないが、藍染隊長と全く逆の味覚を持つさくらん坊が文句も言わず食べていて、偉いなぁーと感心する。
食卓には私達の反対側にいつも藍染隊長が座るのだけど、食べ方を見てはいけない。
なので今日の夕食も見て見ぬフリをしていた私。
でもさくらん坊はハッキリ言ってしまった。
「それ(ドレッシング)かけ過ぎやん。1/10でええわ」と……。
さくらん坊よ、よく言った♪(・∀・)9
けれど藍染隊長は「…そう?」の一言。
さくらん坊の1/10は言い過ぎかもしれないけど、底にダバダバに溜まったごまドレを見る限り1/5〜1/3で良かったな…と私も思う。
男の人にとって健康の為とかは余計なお世話だと今ならわかるし、もう私が口出しすると拗ねるだろうから さくらん坊が言ってくれるのは、イイネ♪
言ってもらえるうちが花だってことも、藍染隊長にはわかるまい。
これからさくらん坊の言葉を「老いては子に従え」で聞き入れるかどうかは知らないけど、私が知る限り藍染隊長への周囲の忠告は間違ってはいない。
お風呂掃除や料理や片付けやワックスかけをするのは私から仕事を取り上げてるのか愛情表現のつもりか何かは知らないけど、完璧にこなせないからと怒ることも逆に褒めることも しない。
藍染隊長が長年私を無視したように、私も無視してるだけ。
今となっては無視というより無関心で、同じ部屋に居ても存在自体を忘れることもあるけど(笑)。
今日は京楽隊長なあの方がエリック・クラプトンをBGMに入浴されていらっしゃるそうで
私が望んだのは、Wonderful Tonightのような夫婦だったなぁーーー…と
遙か昔 夢見たことを、思い出した。
私達の場合、互いに子供を大事にしていますが だからといって仲がいい訳ではありませんもの。
やはり子は鎹にはなっているとは言えないでしょうね。
ご親戚の方もアキラさんを責めたつもりはないと信じたいです。
どんなに子供が可愛かろうが、別れる人は別れるものですよ。
「子はかすがいって言うけど、この子はかすがいにもならなかった」
と言われて、こうしていれば、あのときもっと可愛げがあれば、泣かなければ…離婚しなかったのかな、など考えるのですが。さくらお姉さまの言葉で救われた気がします。
子供は親の離婚を防げなかった。と後悔しなくてもいいのかな?と。
ちょっと楽になりました(^_^)
迷惑メール対策をしたらコメントの連絡メールが来なくなり、返事が遅れてごめんなさい。m(_ _)m
離婚は子供がいないうちなら恋愛の延長で「おバカな夫婦でしたー」で済みますが、命を授かり育てる立場になると、それこそ結婚の重さを感じます。
同棲とか離婚を前提に子育てをする場合(そういう国もあるそうで…)は子供も精神的ダメージは少ないのかもしれませんが、夫婦揃っていて自分が存在するのが当然だった環境を否定されては自分自身の人生を否定されたと思う子供もいることでしょう。
正直、離婚の原因なんて子供にさえ話せないのが本音です。
ここでは書ききれませんが、親が不仲・離婚した子の立場の方は「自分が何かしていたら或いは…」と考える必要はないと思いますよ。
私が障害を持っていたから、それについて話をして、離婚しなかっただけで、健常だったらきっともう別れていたんじゃないかな?と…。
私は15から寮にいたので、親が別れようが関係ない。と思っていたのですが、とある友人は仕事についてから、父親が出ていって、精神的に苦しくなって仕事をやめたりしたので、さりげなーく子供にも気持ちを伝えてくれると、いいのかな?って思います。
母「お母さんとお父さんが離婚したら、どっちと住みたい?」
小学生の私「ちゃんち」
な会話が昔、繰り広げられました