さ:藍染隊長、こんにちは。

藍:さくらくん…。

さ:あ、では私はこれで。

藍:…もう去るのかい?いつもはあれほどしつこかった君が。

さ:寂しいんですか?

藍:いや。別に寂しくはないが、どういう風の吹き回しかと思って………。

さ:風はまだです。月ですよ、藍染隊長。

藍:しかし夕方、風ゴテの浮竹くんに1魂魄預かっていたよね。

さ:あ、ありがとうございました。お礼が遅くなって申し訳ありません。今週は慌ただしくて。

藍:言い訳するぐらいなら、最初から出来ない事を口にしないほうがいいだろう。

さ:ごもっともでございます。

藍:今日はヤケに素直だね?

さ:実力の無さを痛感しております。

藍:昨夜からコメントいただいたり浮竹の声を聴いて喜んでた君らしくないね。

さ:色々と……護廷十三隊と現世を行き来するうちに、段取りの悪さに凹んだんです。

藍:さくらくんに要領の良さなんて誰も求めていないだろうから、気にしなくていい。
…僕より浮竹や京楽か、朽木くんのが良かったんじゃないか?

さ:甘えは許されないと思います。現世の用件が終わり次第、こちらへ戻って参りますので。

藍:いいだろう。こちらも君の気持ちを汲もう。

さ:お願いします。それと、入浴後はお風呂のフタを閉めておいてください。

藍:…それは僕に言うべき事じゃないんじゃないか?

さ:時間です。では……。



藍:混乱に陥れたつもりはないが、さくらくんは現世と尸魂界を混同しているようだね…。
済まない。もう暫く待ってやってくれ給え。