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コモン・リード(後

mblg.tv の続き!

蒼「え!」

お「行くぞエコー」

エ「あ…」

チ「おいおっさん」

お「こいつである必要があるのか」

エ「…」

蒼「あ、ある!」

一同「!」

蒼「その子めっちゃ良い声持ってる。滑らかな歌い出し。微かだけど耳に届く、でも嫌な残り方じゃなくて奥まで反響させる染みるような響き。高音の所なんてあんな優しく囁くような出し方そう出来ねえ…

俺がWANTEDで作りたい音楽に、君のその歌が加わったら、最高だ!!」

お「…ほお」

蒼「あっ(やべえ喋り過ぎた!!」

お「らしいがエコー」

エ「…」

お「お前はどう思った」

エ「…僕は…その…」

お「うん」

エ「ボーカルなんて…とても務まらない…」

蒼「…!」

お「うん」

エ「でも、自分の歌をそう言ってもらえたの…は、初めてで…嬉しい、ですっ」

流「な、泣いてるぞ?」ヒソ

チ「蒼が泣かせた」ヒソ

蒼「おおお俺!?ごめん!!」

お「そこの三人」

チ・蒼・流「!」

お「見る目はあるようだが、この子は未成年で尚且つ家出中の身だ」

蒼「は、はい…(断られるか?」


 

お「こちらのゴタゴタを片付けて、この子の歌をもっときちんと聞く。ボーカルの話はそれからだ」

エ「おじさん?」

蒼「まっまままマジですか!?」

お「エコー。バンドはともかく、今後どうしていくか一緒に考えよう。お前の親には、私が話をする」

エ「で、でも…」

お「お前はもっと我儘になるべきだ…正直バンドのボーカル、興味あるだろ?」

エ「………(コクリ」

お「という訳だ。事が済んだらこちらから連絡する。構わないか?」

蒼「構わない!構わな…いません!!なあエコーだっけ!」

エ「はっはい」

蒼「待ってるぜ!」

エ「!…はいっ」
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コモン・リード(前

WANTED過去話、会話文

男1「待てっつってんだろうが!」

少年「はあ…はあっ」

男2「そっち曲がったぞー!」

少「!行き止まり…っ」

男3「やっと…追い、ついた」

男1「手間取らせやがって…」

少「あ…」

男2「そんなビビるなよ…俺らは」

「エコー!」

少→エ「お、おじさん!」

お「その子に手荒な真似をする事は許さんぞ」

男1「あ"あん?」

男3「いやあの、ちょっと待…」

お「すまんエコー。仕事の電話が来たからと離れるべきでなかった。

…バトル経験くらいはある。只ではやられんぞ」

男2「まっちょっとタンマ!タンマ!!」大慌て

お「エコー。私の後ろへ下がってろ」

エ「はいっ」テテテ

男2「いや本当に!すんません!マジでビビらせるつもりはなくってですね!?」

男3「…お前の所為だぞチャロ」

男1→チ「はあー!?ふざけんな流氷!こいつが勝手にビビったんだろ!」

エ「ひっ」

男2「いや大の男三人でいきなり来られたら普通にビビるわな!本当にごめん!!」

お「…じゃあなぜこの子を追いかけ回した」

男2「それは」

男3→流「まず僕達こういう者で」すっ

お「(リーフレット…)ロックバンド?」
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