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(3/4解禁・2017年11月公開)のにっき。あ65

恋愛マンガの金字塔作品として呼び声の高い、魚喃(なななん)キリコ『南瓜とマヨネーズ』の実写映画化が決定した。11月に新宿武蔵野館ほかにて全国公開される。女優の臼田あさ美が原作を初めて読んだときから出演を熱望していた、思い入れたっぷりの本作で5年ぶりに映画主演を務める。

ツチダ(臼田あさ美)は同棲中の恋人・せいいち(太賀)のミュージシャンになる夢を叶えるために、内緒でキャバクラで働き生活を支えていた。一方、無職で曲が書けずスランプに陥ったせいいちは、毎日仕事もせずにダラダラと過ごす日々。しかし、ツチダがキャバクラの客・安原(光石研)と愛人関係になり、生活費を稼いでいることを知ったせいいちは心を入れ替え働き始める。そんな矢先、ツチダにとって、いまでも忘れられない昔の恋人・ハギオ(オダギリジョ−)と偶然、再会を果たした。過去の思い出にしがみつくようにハギオにのめり込んでいくツチダだったが…。

『南瓜とマヨネーズ』は夢を追うミュージシャン志望の恋人と、自由奔放で女好きな昔の恋人の間で揺れる女心を描く恋愛マンガ。1998年から1999年にかけてCUTiE comic(宝島社)にて発表された。映画化もされた[blue(マガジンハウス)][strawberry shortcakes(フィールコミックスGOLD)]などの魚喃キリコの代表作を、[乱暴と待機][パビリオン山椒魚][パンドラの匣]などで知られ、2015年に[ローリング]で[第89 回キネマ旬報ベスト・テン]日本映画第10位を受賞した鬼才・冨永昌敬監督が実写化。もろく崩れやすい日常の大切さを説きながらも、女性の切ない恋模様をリアルに描いた原作世界を忠実に再現。近年の青春恋愛映画を象徴するような、“壁ドン”“顎クイ”などは一切なし!20代半ばに誰もが経験するような、甘く切ない恋のほろ苦さ、そして人には言えない葛藤を描く等身大の恋愛映画を誕生させた。

主人公の女性・ツチダ役は臼田あさ美。今彼「せいいち」と元彼「ハギオ」の間で揺れるツチダの繊細な女性心理を見事に表現した。ツチダに生活を支えられながら夢を追う、ミュージシャン志望のツチダの彼氏・せいいち役は太賀、ツチダが再会を果たす忘れられない昔の彼のハギオ役はオダギリジョーが担当。自由奔放で女にだらしのない役柄ながら、どこか憎めないキャラクター像を作り上げた。冨永監督とは商業長編デビュー作[パビリオン山椒魚]以来、約11年ぶりのタッグとなる。

またツチダとともにキャバクラで働く同僚役には清水くるみ、ツチダがせいいちとの生活費を稼ぐためにツチダと愛人関係になるサラリーマン・安原役には光石研がキャスティングされる。せいいちのバンド仲間には浅香航大、若葉竜也、大友律、岡田サリオらが名を連ねた。

また、「音楽」「バンド」が重要な要素となる本作では、音楽監修と劇中歌制作は、MVで冨永と数々タッグを組んでくるなど親睦も深く、や唯一無二の活動を続ける音楽家・くしまるえつこが引き受ける。撮影は昨年10月、下北沢を中心に都内近郊で行われた。


▽臼田あさ美コメント
映画を作りました。と、こうして皆様に伝えられること、ツチダとして過ごした時間、せいちゃんが太賀さんだったこと、ハギオがオダギリさんだったこと、すべてが尊くて、大切で、嬉しいです。そして4年も前に声をかけてくださった監督の冨永さんと、やっとの想いで特別な日常を収めました。1999年の魚喃キリコさんが誕生させたツチダが2017年の今も相変わらず元気でやってます。

▽太賀コメント
映画に参加するにあたって原作を読ませて頂きました。自らの感情のわからなさに立ち止まる登場人物に強烈に共感を抱きました。あたり前の事なんて何一つもない、男女の平凡な奇跡と、葛藤。この原作のもつ普遍的な尊さがどうか映画に宿ってくれと、撮影に臨みました。
冨永組として「南瓜とマヨネーズ」を作っていく過程は、役者としてあまりにも濃密で幸せな時間で、撮影を終えた今でも、心地の良い余韻がまだ残っています。原作ファンの方にも映画ファンの方にも納得して頂ける作品になっていると思います。

▽冨永昌敬監督コメント
主人公ツチダの望みは「せいちゃんの歌を聴きたい」というごく些細なものでした。せいちゃんが軽い性格だったら一秒後にはイントロが聴けるかもしれないほど、些細な望みです。もの作りというのは自意識と生活と時間のあいだで、その三つを削るようにして為されるものである。などと断言するつもりはありませんが、ある意味で時間にボロ負けしてしまったのがこの二人なのだと思います。結末にはツチダの涙とせいちゃんの歌声と、二人の爽快な敗北が待っています。と言ったところでネタバレ全然してません。この映画が目指したのは、結末を先に知ってもまったくネタバレにならない魚喃さんの作品の、とりわけその描写の強さでした。なので、まず、魚喃さんが描いたツチダそっくりな人を探しました。その女優はすぐに見つかりましたが、似ているのは顔だけではなかった気がします。ツチダは臼田さん以外にありえません。臼田さん本人もそう思ってるはずです。

▽原作・魚喃キリコ コメント
みごとにのまれた、感謝!

(3/4解禁・最終回3/18にゲスト出演!!)のにっき。す271

俳優・菅田将暉が、現在日本テレビにて放送中の『スーパーサラリーマン左江内氏』の最終話(3/18放送)にゲスト出演することが決定した。

藤子・F・不二雄の1977〜78年に連載した大人人気ヒーロー漫画[中年スーパーマン左江内氏]を[勇者ヨシヒコ]シリーズや[コドモ警察]シリーズなどで知られる演出家・福田雄一監督がドラマ化する本作は、スーパースーツをむりやり譲り受けた主人公・左江内が、そのスーパースーツを着て平和を守っていくという物語。主演の堤真一が左江内、その妻で鬼嫁の円子を小泉今日子が演じるほか、島崎遥香、ムロツヨシ、中村倫也、賀来賢人、佐藤二朗、笹野高史、高橋克実ら豪華俳優陣が出演している。

最終話では、なんと左江内の妻・円子が最大のピンチに陥るという。そんな円子を窮地に追い込む人物が、今回ゲスト出演する菅田君演じる男なのだ。

菅田君の出演に関して主演の堤サンは、「まさか出てくれるとは思わなかった。うれしかったですね〜」と喜び、小泉サンも「ヤッター!って思いましたよ」と笑顔。そんな2人の言葉を聞いた菅田君も、「ヤッター(笑)!!」と思わずガッツポーズを見せた。

先月誕生日を迎えた菅田君は、「実は、(2/21に)24歳になって初めての作品になるんですけど」と話し、「本当に楽しかったです。皆が自由な福田組において、1番大変なのはゲストです。いい意味で左江内氏の世界を壊せていたらいいなと思っています」とコメント。また「そして、踊りました(笑)」とエンディングでダンスに挑戦したことも明かしていた。

菅田君の「今は詳しくは話せないけど、円子さんと深く関わる役」だそうで、謎に包まれたその役柄やエンディングダンスにも期待が高まる。

あっと驚く展開がたくさん待ち構えているという最終回。一体、菅田君はどんなシーンで登場するのか?最終話で何が起こるのだろうか…?


『スーパーサラリーマン左江内氏』は毎週土曜日21時〜日本テレビにて放送。

(3/4解禁・4/12より6/30公開映画の連続ドラマ版スタート)のにっき。ちす2

映画『兄に愛されすぎて困ってます』の連続ドラマ版が4/12から日本テレビで放送される。

原作は、累計50万部突破する夜神里奈氏の同名少女漫画をもとに、突然訪れた“人生初のモテ期”状態に困惑しながら、本当に好きな人を見つけ出そうと奮闘する女子高生・橘せとか(土屋太鳳)と、彼女を取り巻くイケメンたちが織り成す恋模様が描かれる。

振られてばかりの女子高生・橘せとかと、兄のはるか、セレブな研修医・高嶺を巡る恋愛模様や、せとかが次々と年上の男性に愛され始める様を描く映画『兄に愛されすぎて困ってます』。せとか役を土屋太鳳、はるか役を片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、高嶺役を千葉雄大が演じる。

6/30の映画公開に先駆けて放送される連続ドラマ版は全5話で構成され、映画と同じキャスト・スタッフによって制作。せとかが恋愛運がない理由や、せとかの初恋の人である高嶺との再会の様子、草川拓弥(超特急)演じる美丘千秋との運命的な出会い、杉野遥亮演じる国光、大野いと演じる千雪らとの学園生活などが描かれる。映画の公開を控えた前夜祭のような気分で楽しめること請け合いだ。

なお同番組は日本テレビに加えて、札幌テレビ放送、ミヤギテレビ、静岡第一テレビ、中京テレビ、読売テレビ、福岡放送でも放送予定。各局での放送日時はオフィシャルサイトで順次発表される。


▽植野浩之日本テレビプロデューサー コメント
ドラマは土屋さん演じるせとかが“兄”に愛されすぎストーリー、映画は複数の“兄系イケメンズ”に愛されすぎストーリーになっています。「兄こま」はドラマ化・映画化以外にも今後様々な展開を予定しており、“女の子”として生まれた全ての女子の欲求を叶える“欲求充足プロジェクト”としてぜひ楽しんで頂きたいです。


ドラマ『兄に愛されすぎて困ってます』(全5話)
日本テレビ 2017年4/12(水)放送スタート 毎週水曜深夜

映画『兄に愛されすぎて困ってます』
2017年6/30(金)全国ロードショー

(3/3解禁・4/12放送)のにっき。な104

タレントのビートたけしが主演する【テレビ東京開局記念日 ドラマ特別企画『破獄』】が、4/12(21:00-)から系列6局で放送される。テレビ東京の開局日は1964年4月12日。たけしサン演じる看守・浦田と山田孝之演じる脱獄犯・佐久間の不思議な関係を通して「命とは何か」「生きるとは何か」そして、「人と人の絆とは何か」を描くドラマ。このたび、2人を取り巻く男性共演陣が発表された(女性陣は後日発表)。

震災で妻と子どもを失い、生きる張り合いを無くし、脱獄阻止だけに命を燃やす一人の看守・浦田進(ビートたけし)。そんな彼の前に現れる一人の無期懲役囚・佐久間清太郎(山田孝之)の、無尽蔵の生命力と、「何があろうと生きてやる」という圧倒的なまでの意思は、時に看守を苛立たせ、やがて大きく突き動かしてゆく……。戦前から戦後にかけた、人情派看守と天才的脱獄犯の闘いが始まる!昭和17年。東京・小菅刑務所の看守部長・浦田進の耳に、秋田で無期懲役囚が脱獄したとの情報が入る。脱獄した無期懲役囚は、かつて小菅刑務所にいて、情に厚い浦田だけには従順だったが、青森刑務所でも脱獄した経歴を持つ危険人物、佐久間清太郎だった。ところが3か月後、佐久間は浦田の家に突然訪ねて来る。浦田に、人間扱いしない秋田の看守を訴えて欲しいと言う。しかし隙をついて浦田は通報。囚われた佐久間は網走刑務所へ収監される。さらに、浦田も網走の看守長として転任することになる。こうして、浦田と佐久間の長い闘いが始まる…。

同作は、読売文学賞を受賞した吉村昭の同名小説(新潮文庫刊)を、脚本を[夏目漱石の妻][足尾から来た女][イエスの方舟]などの池端俊策、監督を[白夜行][神様のカルテ][偽装の夫婦]などの深川栄洋で32年ぶりにドラマ化。脱獄阻止のエキスパートであり、監獄の守り神として絶対的自信を持つ看守部長・浦田進(ビートたけし)と、緻密な計画と大胆な行動力、そして無尽蔵の体力を武器に、犯罪史上未曾有の脱獄を繰り返した無期懲役囚・佐久間清太郎(山田孝之)との奇妙な共生関係を描く。

今回出演が明らかになったのは、小菅刑務所長・大田坂洋役に松重豊。札幌刑務所長・仁科久役に寺島進。通訳・田島公平役に渡辺いっけい。網走刑務所・看守部長・泉吾郎役に勝村政信。網走刑務所専任看守・藤原吉太役を池内博之、網走刑務所看守・野本金之助役に中村蒼。野本は、浦田進の部下として佐久間の専任看守を務める人物。繊細な心を持っているがゆえに、佐久間の挑発的な振る舞いに精神を消耗していく。

そして、浦田を高く評価している網走刑務所長・貫井千吉役に橋爪功。

ほかに、札幌刑務所看守・香取豊吉役に上杉柊平、憲兵・今野太役に渡辺邦斗、館員の男・太田照夫役に水間ロン、網走刑務所看守・丸蔵之助役にダンカン、網走刑務所看守・三角四郎役に岩田丸、札幌刑務所看守・住本三郎役に芦川誠、刑事・久保川俊二役に田村幸士、秋田刑務所看守・畑正一役に内村遥らが出演。豪華な面々が名を連ねた。

また同作の題字を書道家の武田双雲が手掛けていることも発表。題字はビートたけしがすった墨を使って武田サンが描いたもので、[たけしのニッポンのミカタ!]に武田サンが出演した際にたけしサンの依頼によって実現したという。


▽橋爪功コメント
私、吉村昭さんの大ファンでありまして、以前といってもかなり昔ですが、32年前に放送したドラマ「破獄」を見て圧倒されたことを何故か昨日のことのように覚えています。
その後、やはり吉村さん原作の「海も暮れきる」というドラマに尾崎放哉役で出演し、その作品もやはり強烈な思い出として私の中に残っています。とても稀有(けう)なことです。
何度かお酒のお供をし、たくさんのお話しを伺い、ご自宅にも押し掛けた私に、今回「破獄」出演のオファーがありました。断るわけがありません。完成した作品はまだ見ていませんが、撮影中私の耳には吉村さんの物静かな声がずっと聞こえていました。もう一度お酒を飲みながらこの作品を一緒に見られたらどんなにいいかと些か感傷にふけってしまいました。
今回たけしさんも山田君もまさにドンピシャの配役で今から出来上がりをわくわくしながら待ち望んでいます。

▽松重豊コメント
監督と役者、役者と役者、どちらの関係においてもたけしさんとのお仕事は刺激的で、役者というお仕事の原点に返るひとときでした。

▽寺島進コメント
たけしさんとの共演は久々で、とても良い緊張感で撮影をやらせていただきました。

▽渡辺いっけいコメント
僕が演じる日系人通訳は非常にクレバーな性格という設定なんですが、たけしさん演じる主人公が米軍の将校にしっかりと自分の意見をぶつけ始めるので、かなり慌てることになります。状況設定も含め、興味深い役どころでした。
個人的には、たけしさんと山田君のシーンが楽しみでしょうがないです。山田君がこの囚人役をどう演じるのか、たけしさんがそれをどう受け止めていくのか、非常に興味深いです。

▽勝村政信コメント
看守という役を演じることはなかなかありません。時代や、地方独特の考え方もあり、監督の要望で、軍人に近いキャラになりました。あまり演じたことのない苦手な役だったので、新鮮ではありました。
破獄ですから、やはり山田くんが演じた複雑で強靭(きょうじん)な役柄でしょう。その脱獄犯と、たけしさん演じる看守長との奇妙な関係が、不思議で非常に面白いです。僕らも実際に最強寒波が来ていた、網走のろう獄でロケを敢行しました。その臨場感もぜひ見ていただきたいです。

▽池内博之コメント
看守役というのは初めて演じました。実際、網走監獄での暮らし、仕事というのは、当時の時代背景の中では、非常に大変だったと思います。
この作品で破獄する佐久間、それに翻弄(ほんろう)されていく看守たち、佐久間と浦田との深い絆、佐久間がどのように脱獄したのかにも注目して見ていただければと思います。

▽中村蒼コメント
どのシーンも緊張感が漂っていてとても刺激的な空気感の中お芝居することができました。僕の演じた野本という人間は佐久間に翻弄されていきます。たけしさんと山田さんと面と向かってがっつりお芝居をさせてもらえてとても光栄でした。
登場人物のみんなが、その時代に必死に生きて闘っています。そんな力強い姿を見てきっと明日を生きる力をもらえると思います。

(2/27解禁・4月よりスタート*日9)のにっき。はお

俳優・長谷川博己が、4月スタートのTBS日曜劇場『小さな巨人』で主演を務めることが決定。共演には岡田将生、安田顕らを迎え、警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描いていくオリジナルの警察エンターテインメントドラマとなるようだ。

主人公は、実力で“未来の捜査一課長間違いなし”と呼ばれるまでの活躍をする捜査一課の刑事・香坂真一郎。香坂は、捜査一課長を目指していたが万年所轄刑事だった父・淳史のため、妻・美沙のため、そして自分のために捜査一課長を目指してまい進してきた。

だがある日、取り調べの際に1つのミスを犯してしまい、これまで評価してくれていたはずの捜査一課長・小野田の証言により、所轄へと左遷させられてしまう。

出世街道から外されてやってきた所轄には、小さな事件でも不器用ながら己の正義を信じ事件に挑む同僚たちがいた。その姿を目にしたとき、香坂は刑事としての使命・本当の正義に悩みつつも、自分の“正義”を信じ、“悪”と対峙していくことになる。

本作は、静止長のノンキャリア組最高峰のポジション「捜査一課長」を目指しながらも、一つのミスで出世街道から転落、所轄に転じ、問題だらけの所轄刑事に囲まれ、本庁と所轄の対立の中で対決していく人間たちが、警察官としての本当の使命に辿り着いていく様を描く。

そんな香坂を演じるのは日曜劇場で初主演となる、長谷川博己。共演は香坂と同じく、捜査一課長を目指す香坂のかつての部下で、警視庁捜査1課長付運転担当の刑事・山田春彦役でTBSの連続ドラマ初出演となる岡田将生が務める。

山田は東京大学法学部を卒業後、 警視庁に入庁。本来、東大出身者はキャリアといわれる警察庁に入庁することが多い。しかも彼の父親は警察庁次官から内閣官房副長官という官僚のトップに上り詰めた人物だ。そんな山田が“ノンキャリ”と呼ばれる警視庁を選んだことには理由が。それは、現場の総指揮官である捜査一課長となり、ある“未解決事件”の捜査の指揮を取ること。組織の中で力を発揮し、最短距離での出世をすることで、 自分の理想とする仕事をしたいと考えているからであった。これまで香坂の部下だった山田だが、香坂の左遷後は本庁対所轄として対峙することとなる。

ほか、香坂の異動先の所轄で同僚となる現場たたき上げの刑事・渡部久志を安田顕。渡部は出世に興味がなく単独行動も多いため扱いにくい刑事ではあるが、自身の正義に対して決して揺るがない男だ。本庁からやってきた香坂と衝突する。

また、落語家・春風亭昇太の出演も決定。前捜査一課長で警察署の署長・三笠洋平を演じる。三笠は、 同じ警務畑を歩んできた香坂をかわいがっている。現捜査一課長の小野田と捜査理論が異なるため、激しく嫌悪し対立していく。

この他にも、駿河太郎、手塚とおる、木場勝己の出演も決定している。

さらに、主人公・香坂の刑事人生を大きく変える捜査一課長・小野田義信には、超大物俳優が決定している。小野田は高卒のノンキャリのたたき上げから、事件現場の最高指揮官である捜査一課長まで上り詰めた実力の持ち主。対立する前捜査一課長・三笠のお抱えである香坂を自分の部下に引き入れたのは優秀な道具と認めたからである。だが、そんな香坂が左遷される要因となる証言をしたため2人の関係に亀裂が生じる。香坂ら警察官たちが目指す最高峰のポジションは、小野田の手に握られている。小野田は、香坂にとって最大の敵になっていくのか?

さらに、このドラマのヒロインとして警察官たちの人事を握る人事課に配属された新人職員・三島祐里役には最注目の若手女優が決定しているそう。続報を待ちたい。

監修は同局系[半沢直樹]などで知られる演出家・福澤克雄が担当。制作のプロデューサーは[下町ロケット]などの伊與田英徳。


【第1話あらすじ】
警視庁捜査一課強行班1係長の香坂(長谷川博己)は、今年三度目の捜査本部事件を解決する活躍を見せていた。その祝勝会と称して、前捜査一課長で今は所轄の署長をしている三笠(春風亭昇太)と料亭で会食していると、どこで聞きつけたのか現捜査一課長・小野田が現れる。

三笠と小野田は優秀な部下の香坂を評価しているという共通点はあるが、互いの捜査理論の違いから腹の底ではいがみあっている。会食を終えた香坂は、料亭の前で中小企業の社長・中田隆一の飲酒運転を目撃して取り調べた際、偶然、隆一の車を傷つけてしまう。

すると翌朝、大手ニュースサイト・ゴーンバンクの見出しに“飲酒状態の刑事、 車を破損”と記事が掲載されていた。香坂は警察官による不正を調査する監察官・柳沢(手塚とおる)に呼び出され、飲酒状態で取り調べをしたのではないかと問いただされる。

黙秘を続けるが、上司にあたる小野田が呼び出され、飲酒していたことを打ち明けられ、警察の名誉を傷付けたとして所轄への異動を命じられてしまう。

香坂が署にやってくると、日本経済のトップに立つIT企業ゴーンバンク社の社長・中田和正が誘拐される事件が発生する。誘拐犯は“身代金10億円を用意しろ”と要求。

捜査一課の時と同様に捜査をしようとする香坂だったが、これまで部下だった警視庁捜査一課長付運転担当・山田(岡田将生)に「所轄は後方支援。現場は本庁に任せてください」とくぎを刺される。香坂のもとに残されたのは、問題だらけの所轄刑事のみ。彼は窮地を脱し、捜査一課に返り咲くことはできるのか?


▽長谷川博己コメント
警察組織を舞台に、人間の出世欲や権力欲正義とは何か、を描いた完全オリジナル作品です。事件ものの刑事ドラマの枠にとらわれることなく見る方々それぞれの心に何かを残す普遍的な作品になると思います。
数々のヒット作品を送り出したスタッフの皆さんとさまざまなジャンルの出演者がどのような科学変化を起こすか、私自身も楽しみでなりません。

▽岡田将生コメント
今回、初めてTBSの連続ドラマに出演させていただきます。僕が演じる山田という役は、誰かを蹴落としてでも上に登り続けることしか頭にない、向上心の塊みたいな人間です。
冷静かつ、寡黙(かもく)なその顔が表の顔なのか裏の顔なのか、キャラクターを含め物語がすごく気になります。今まで演じたことがない役なのでとても楽しみですし、この役と共に長谷川さんに真正面から衝突していきたいと思っております。気合い充分です! 絶対に面白くなるので、ぜひ、ご覧ください!

▽伊與田英徳プロデューサー コメント
警察官の生きざまを描いた人間ドラマです。以前、警察官の方々と話す機会がありまして、正義に対する意志の強さに驚かされたことがありました。「悪事を犯した人間を絶対に許さない」と。一方で、警察官のいろいろな不祥事が報道されているのも事実です。
私が知り合った警察官からは、想像のつかないかけ離れたことばかりです。きっと、いろいろな警察官の方がいるのだと思います。警察官も人間なのだと思います。そして、日本の平和のために毎日、働いていらっしゃる警察官の方々の喜びと苦悩をドラマにできたらと思いました。
実は、長谷川さんには以前から何度かオファーさせていただいていたので、今回、実現できたことを大変うれしく思います。誠実で、同時に奥に秘めた熱い闘争心を感じる長谷川さんが、警察官の正義を貫くために苦悩する主人公をどう演じてくれるのかとても楽しみです。
岡田さんは、以前、局ですれ違った時に、彼のスマートながらも存在感があり、芯のあるいでたちに興味を持ちました。今回、内に秘めた情熱をどう演じていただけるのか楽しみです。
安田さんが、いぶし銀的な所轄刑事を、昇太さんには、理想の上司を演じていただくことになっています。このお二方にも、それぞれの警察官の生きざまをどう演じていただけるのか注目していただきたいです。
取材を重ねる中で、新しい警察ドラマをお届けできたらと思いました。警察ドラマならではの推理は勿論、警察で働く人々の人間模様を楽しんでいただければと思います。キャスト、スタッフ一同、全力で臨みます。よろしくお願いいたします。


日曜劇場『小さな巨人』は4月期より毎週日曜日21:00-21:54〜TBSにて放送予定。
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