先日
仲間達とスタバでお茶をしてると
キャストのP子が凄い剣幕でやって来まして
いきなり
「ちょっとヒドイじゃないですかぁ!!」
みんな顔を見合わせてP子に
「どうしたの?」と尋ねると
「ラプンツェルが$£&#%★◎◇」
何言ってるのかサッパリわかりません…
ちなみにP子は
「生まれ変わったらラプンツェルになるんだぁ」と言うほど大のラプンツェル好き
大の大人が
「ラプンツェルになる!」って夢をもつのはぽちが知ってる限りでは
この人と中川翔子ちゃんくらいです…
さて
そのP子なんですが
どうやらグリム童話のラプンツェルの原作を読んだらしいんです。
「わっ、私の私のラプンツェルがぁ…」
あっ…あのねP子ちゃん。ラプンツェルはアナタのものじゃないから…。
「夢が…私の夢を返して!!」
そんな事ぽち達に言われても…
てか人の話し全然聞いてないでしょ?
そもそも…
ディズニーで働いている人間がグリム童話を読むのはNGだから…
とまぁ
多少大袈裟には書きましたが
こんな大変な事がありましたぁ
ディズニーの作品はグリム童話をベースに作られているものが多いのですが
グリム童話は残酷な話しが多いため
夢を売るディズニーがグリム童話をそのまま使えるはずもなく…
ここで
ラプンツェルの原作をご紹介しますが
ここからは
P子やしょこたんの様なラプンツェル好きの方は進入禁止です。
本当のラプンツェル
長い間子供ができない夫婦がいました。
ある日、妻が隣の畑にあるラプンツェル(ちしゃという野菜)が食べたいと夫に言います。
しかし、その畑は夫婦の者ではなくゴーテル婆さんの畑でした。
妻が何度も嘆願するので、夫はしぶしぶラプンツェルを盗みにいきます。
最初こそ上手く盗めましたが、2度目は見つかってしまいました。
許してほしいと謝る夫に対してゴーテル婆さんはある条件を出します。
「生まれてくる子供が女の子なら私が貰い受ける」
夫はしぶしぶ了承。
その後、妻が妊娠、出産。
1/2の確率を超えて生まれて来たのはなんと男女の双子だったのですが、すぐに男の子と妻が死んでしまいます。
女の子はラプンツェルと名付けられ、約束通りゴーテル婆さんの元へ預けられます。
時は過ぎ
ラプンツェルは大きくなりました。
ラプンツェルとゴーテル婆さんには日課がありました。
ラプンツェルは塔の上で暮らしています。
そこへゴーテル婆さんが夜な夜な違う男を呼び込みます。
男とラプンツェルは一夜をともに過ごし、明け方に男は帰っていきます。
そこで待ち構えていたゴーテル婆さんが男を殺して川へ流してしまう。
ゴーテル婆さんは大の男嫌いで、男に対する敵対心をラプンツェルに植え付けたかった。
というのも、ゴーテル婆さんは若い頃に結婚詐欺にあってるんです。
新郎は結婚詐欺師で、結納やご祝儀なんかを全部持ち逃げしちゃってたんです。
ゴーテル婆さんは復讐の鬼と化しました。
対象は全ての男。
そんなゴーテル婆さんに育てられたラプンツェルですがある日、とある青年と恋に落ちます。
ラプンツェルは心を許し、ゴーテル婆さんから青年を守り、そして妊娠します。
もちろんゴーテル婆さんは激怒しますが、ここでラプンツェルが生まれて初めて反抗し青年と駆け落ちをしてしまいました。
その後、ラプンツェルと青年は、森の中で小さな小屋を建て、畑を作り、小さい子供と幸せな生活を送ります
しかし幸せな生活は長く続かなかった。
毎晩男を連れ込んでいた事…
更にその男達が行方不明になっている事が青年にバレました。
もちろんラプンツェルを問いただします。
結果ラプンツェルは青年と子供を残し家を出てしまいます。
しかし青年は子供を残して消えたラプンツェルに、まだ心残りがありました。
行き先はゴーテル婆さんの塔と分かっていたので会いにいく事にします。
しかしその頃はラプンツェルの青年への愛は冷えきっていました。
ゴーテル婆さんの
「殺してもいいのかい?」
の誘いにうなずき、ラプンツェルにとっていつも通りの日常が戻ってきましたとさ。
確かに
P子は怒るよな…
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