今日は昨日見た
『路地裏の優しい猫』の2009年版の
DVDの感想を
作・演出の森岡利行の叔父であるメダリストで伝説のボクサー
『森岡 栄治』の人生を描いた作品で
2008年2月に公開された映画
『子猫の涙』の原作です
ストーリーをそのままに別の視点から描いた舞台です
《あらすじ》
負けん気と度胸の良さでアマチュアボクシング界のチャンピオンに君臨した森岡栄治は1968年メキシコオリンピックで銅メダルを獲得。
帰国後、華々しくプロデビューを果たすが
たった3戦の後に右目の眼疾を患い、あっけなく引退してしまう。
その後は職に就いても続かず、ほとんど妻のヒモ状態。
元来の楽天気質を発揮し過去の栄光にしがみついて夜ごと飲み歩く日々だ。
ハチャメチャな父に頭を悩ませる娘・治子にとって
路地裏で拾った子猫は最も大切な家族だった。
再起をかけて
『森岡ボクシングジム』を開設した栄治だったがオーナーが拳銃で撃たれたことを機にジムは閉鎖。
さらに偽造株券詐欺疑惑が新聞沙汰となり、治子は同級生からいじめられる。
不満はついに爆発し
『負け犬』という言葉とともにオリンピックのメダルを投げつけ
治子は家を飛び出したのだが……
昨日載せた2008年の方は
『赤坂RED/THEATER』
今日の2009年は
『新国立劇場』での東京公演です
出演者…
特に女性主要メンバーは
『街田 しおん』さん以外は総入れ替えです
2008年は
主演のハルコ役を
『黒川 芽以』
さらに
『宮地 真緒』
『佐伯 日菜子』
『長澤 奈央』
『村井 美樹』
『古山 憲太郎』
など豪華な布陣だったのに対し
2009年は
主演のハルコ役を
『岡本 玲』
脇を固めるのが
『笛木 優子』
『相沢 まき』
『黒沢 あすか』
などと全体的に少し地味な顔ぶれになった感じは否めないかなぁ
それでも注目してほしいのはハルコ役の
『岡本 玲』ちゃん
テレビや
映画とは違った堂々たる存在感ある演技は今後の更なる活躍が期待できます
そしてアッシ役の
『笛木 優子』ちゃん
演技は前回の宮地真緒ちゃんの方が「さすが…」と思ったけど歌は断然
ノビのある安定した歌声での
『リメンバー』は感動的
前回よりダンスが格段に本格的になっていたり
小粒ながらレベル的には2009年版の方が上な感じです
主役のエイジ役の
キャラメルボックスの
『大内 厚雄』さんの存在感の大きさと安定感のある演技は当然のごとくさすがです
【出演者】
エイジ 大内厚雄
ハルコ 岡本玲
カズエ 佐伯日菜子
カズエ
(幼少期)
カヨコ 街田しおん
ヒロコ
マツナガ
〈
猫たち〉
アッシ 笛木優子
フブキ
シャボン
マ ル
そして2012年
『中野ザ・ぽけっと』での東京公演だったんですが
宮武姉妹や鈴木ちなみちゃんが出演する事でちょっと話題になりました
そちらの
DVDもでるのかな
是非見たいものです
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