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花とアリス

花とアリス[◎]
*分類:青春ドラマ
*監督:岩井俊二

これも映像がトイカメラみたいに少し色褪せているように美しくて、とても好きな作品。
鈴木杏と蒼井優の学生らしい自然な雰囲気と映像が青春ぽさを醸し出す。
ストーリーは少し突飛な所もあるけれど、二人の女の子が恋愛や習い事や仕事に奮闘する姿はとても魅力的。
音楽もどこか懐かしくて映画とマッチしてる。
蒼井優のバレエを踊るシーンに引き込まれて息を飲む。
他のシーンでも、蒼井優の存在ってすごいなと思う。
鈴木杏も自然体でかわいいし。
実はいろいろと話同士が絡んでいて、小さな小さな謎がパカパカと解けていくのも面白い。
最後は二人の女の子の明るい未来が示唆されていて、暖かさが心にじんわりと残る。
おとなりと並ぶくらい好きな作品になりました。

最終兵器彼女。

最終兵器彼女。[×]
*分類:邦画ラブロマンス
*監督:須賀大観

なんてゆーか、ハズレだなって感じ。
確か2006年公開だったかな、時代設定が古いのか、カセット出るわポケベル風なの出るわ携帯ないわ映像古臭いわで、すごかった。うん。まぁそれはいいんだけど。

この設定ならもっと切ないものができそうなのに、なんか中途半端だったなー。
シュウジとちせの拙い恋愛模様もなんか無理矢理感あったし、てかいつの間にそんなに思いあってた?という。
ちせがだんだん兵器になってゆくところの描写もイマイチ細やかに書かれてないし。
これなら、pixivでみた龍アリの最彼パロのほうがよっぽど切なかったぞ。

そして第一、説明がなさすぎて意味がわからない。
これは最終兵器彼女の世界観がそうなのかもしれないけど。

なかなか、当たりの映画見つけるのって大変なのね。
今まで8本?くらい借りてきたけど、これはいい!って思ったのは数本。
DVDレンタルが安くてよかった。
ハズレに1000円以上もの大金支払ってる余裕ないからさ。

虹の女神

虹の女神[○]
*分類:邦画ラブロマンス
*監督:熊澤 尚人

友人に勧められて知った映画。
割とマイナーな映画と思われる割りにキャストが豪華すぎて驚く。
主演が上野樹里と市原隼人、ほかにも蒼井優や相田翔子や佐々木蔵之介や小日向文世や…そうそうたる顔ぶれ。
こんな映画があったなんて…。
ストーリーは一人の女性の死から、女性と男性の学生時代から今までの話とすれ違う想いを書いているのかな。
ラブストーリーだから、てっきり主演2人は付き合っているのかと思ったら違くて。
けど、学生時代からの付き合いは深くてきっと心の底では思いあってたはずで、でも失うまでそれに気づかないという、切ないお話。
ヒロインが学生時代に自主制作した映画のストーリーがとても好きだった。
地球滅亡までの7日間をどう過ごすのか、という話なのだけど、ラストはヒロイン(自主制作映画の)が病気で死ぬだけだった、という話。
その話がすごく好き。
この映画は映像がとても自然で綺麗だった。
色褪せる寸前の眩しい感じ、というか。
上野樹里の主演作品を恐らく始めて見たんだけど上手だね。
本当にそこらへんの大学生みたいな自然な雰囲気で。
喋り方も動き方も。
佐々木蔵之介演じる会社の上司が発するヒロインの作品に対する評価もよかった。

ちょっと、市原隼人演じるヒーロー(っていうのか?)がダメ男でよくわかんないとこは多かったけど…笑

雰囲気的にも、微かな切なさも、中々私好みでした。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い[△]
*分類:洋画ヒューマンドラマ
*監督:スティーブン・ダルドリー

最近の一人DVD観賞会では初の洋画。
映像とか雰囲気はすごく私好みな映画で主演の少年もすごく良かった。
ただ、話の流れが掴みにくかったなと。
少年が父親の残した鍵の正体を探して奔走する現在と、9.11で父親を亡くしたばかりの昔が急に入れ替わって「あれ?」ってなることがしばしば。
レビューを読むと、少年はアスペルガー症候群らしいのだけど、その症状に対する知識がなかったから少年の行動についてスッと飲み込めなかったのもある。
間借り人として少年と関わる老人が実は少年のおじいさんだったっていう話も、ふーん、で流れてしまう感じだったし。
映画タイトルが物語の最後に見つかるノートのタイトルだったんだけど…どういう意味なんだろう?
慣用句的なものなのか、言葉通りの意味なのか。
少年が父親を思って奮闘、成長する姿、それを支える人々、母親の愛情…みたいなものが書かれているのかな?と思いました。

DVDに入っている予告編を見ていても、やっぱり邦画の方が好きだなって思った。
スケールのデカイ洋画にそこまで魅力を感じない。
きっと、純粋に好みの問題。

そしてそして。今朝聖書(の一部らしい。マタイの福音書ってやつ)を入手いたしました!タダで!
よく街でただ突っ立ってるだけのキリスト教普及する人?にこえかけたらくれました。押し売りとか案内とか何にもされなかったし。やったー!!

SweetRain-死神の精度-

SweetRain〜死神の精度〜[△]
*分類:邦画ヒューマンドラマ
*監督:筧昌也

これも映画公開時に気になっていたけど見ていない映画の一つ。
死神、っていう題材と予告編などの雰囲気、それと金城武のかっこよさ(←)にひかれた。
今回見ることを決めてから知ったんだけど、死神の精度の原作は伊坂幸太郎の小説なのね。
伊坂幸太郎の小説は、中学生の頃にオーデュボンの祈りを読んで面白いなぁと思ったけど、それ以来何も読んでいなかった。
伊坂幸太郎もこれから読んでみようかなぁ。
さてさて、映画はというと。
死神とそれに関わる人達の話3本が短編集的に続く。
で、最終的にその3人の話が繋がる、って感じ。

なんだろ、短編一本一本にあまり盛り上がりがなくて、ちょっとダラダラと続いた印象。
区切りが短いから飽きてくる、ってことはないんだけど、わーっ!と盛り上がるところがないと言うか。
登場人物同士の会話が形式的と言うか。

でも、金城武がとにかくかっこ良かった。
作中で髪型や服装がガラッと変わるんだけど、それもまた楽しい。
人間とはちょっと違うおかしな言動も、可愛らしい。
そんな可愛い死神がみんなに「おじさん」って呼ばれてるのが不思議だった。
さっぱりした格好のときはほんと大学生にしか見えないもん!笑

サウンドが映画に合ってていいなって思った。

金城武が誰かに似てる気がしてならない。わたしの好きな人。
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