高橋一生と武井咲が出演しているショートムービー『Laundry Snow』が、7/7から資生堂【スノービューティー】の特設サイトで公開されている。
今回は朝篇<21:25 東京発、プラハ行き>、夜篇<夏ノ空ニ、 降ル雪ハ>の2本の作品を制作。一生サンは魔法にかけられたクリーニング店の主人にふんし、武井サンは花、椿という2人の客を演じ分けており、朝篇と夜篇いずれもシミのついた白いワンピースを持った女性客が店を訪れるところから始まるが、二篇を合わせると、ある秘密が見える仕掛けになっている。朝篇と夜篇で真逆のキャラクターを演じた一生サン&武井サン。共演は約5年ぶりだという。
朝篇はプラハに住んでいる恋人から「もし自分のところに来てくれるなら、あのワンピースを着てきてほしい」とプロポーズされた女性・花が、賭けに出る物語。クリーニング店に持って行ったワンピースのシミが落ちたらプラハに行き、落ちなければ行かない。結婚に自信が持てない花に、クリーニング店の主人は「僕なんて80年ぐらい同じ人のことを思っているから大丈夫」と背中を押す。
夜篇は、黒い服をまとった女性客・椿に一目ぼれした主人の物語。主人は思いを椿に告げるも、彼女には夫がいるという。にもかかわらず一度も夫の衣服を持ってきたことがない椿に対し、主人は「あなたは自ら過去にとらわれている。どうすればその過去から解放されるのか」と迫る。そんな彼に椿は「このワンピースのシミが取れたら」と白いワンピースを渡すのだがそのシミは消えず、椿は主人に不思議な約束を持ちかける……。
9月21日に発売される資生堂の薬用美白スキンケアパウダー[スノービューティー ホワイトニング フェースパウダー 2017]のキャンペーンの一環で制作された同映像。スノービューティーのショートムービーには、昨年に二階堂ふみと窪田正孝、2015年に二階堂ふみと星野源が出演していた。
今回公開されたショートドラマは、朝篇と夜篇の2本仕立てとなっているが、両方とも同じ舞台。<朝篇>での店主の言葉や表情に隠された“深い愛”の謎が、<夜篇>を見ることで明らかにされ、思わずもう一度見返したくなる映像になっている。また普段あまり見ることのない、一生サンが涙を浮かべるシーンや、武井サンの喜怒哀楽など、朝篇・夜篇で全く異なる表情やしぐさ、目の動きですべてを訴えかける圧巻の演技力でドラマの世界観にぐっと引き込まれてしまう。80年の時を超えたラブストーリーになっており、朝篇での店主の言葉や表情の謎が、夜篇を見ることで明かされる。
監督は[百万円と苦虫女][お父さんと伊藤さん][ロマンス]、Amazonプライム・ビデオのオリジナルドラマ[東京女子図鑑タ]ナダユキが、衣装デザインは様々な企業とのコラボレーションや、BUMP OF CHICKENやゆずなどのツアー衣装などアーティストへの衣装提供も行うスズキタカユキが務めた。主題歌の《SURELY》は、[はっぴいえんど]などの伝統的な日本語ロックとUSインディなど海外のサウンドが融合した楽曲で人気を集める、一生サンの実弟・安部勇磨がボーカルを務めるロックバンド・never young beachが7月19日にリリースするニューアルバム[A GOOD TIME]の収録曲で、バンドのデビューからの3年間を凝縮したようなロックチューンに仕上がっている。
▽高橋一生&武井咲インタビュー
Q:七夕の公開となりますが、おふたりの夢がひとつかなうとしたらどんな願い事をしますか?
高橋:「世界平和」です。
武井:優しい(笑)。
高橋:優しいというか、願い事ってそんなになんか……。とにかく、ほかの人に向けて願いがかなうようにしかないですね。はい、「世界平和」です。
武井:えー、ないんですか? ご自身の願い事。
高橋:僕は願い事あんまりないですね。
武井:素晴らしい。
高橋:武井さんは?
武井:「好き嫌いがなくなりますように(笑)」
高橋:(笑)。
武井:あの……今お刺し身を克服していて(笑)。お刺し身がもともと食べられなくて。
高橋:生モノがダメなんですか?
武井:(うなずく)でも、やっぱりだんだん年齢を重ねると、そういうお店にも行くようになってくるじゃないですか。お寿司屋さんとか。そういったときに、お肉出てこないかなとか思っちゃうから(笑)。そういうとき、やっぱりきちんと食べられるように大人の女性として、自立したいな、と思いまして(笑)。
高橋:素晴らしいと思います。
武井:恥ずかしい。
Q.今回数年ぶりの共演でしたが、掛け合いなどいかがでしたでしょうか?
武井:そうですね、5年くらい経ちますかね。以前も共演させていただいていたのですが、今回また違う設定でガッツリお芝居させていただけたのですごくうれしかったですし、高橋さんの独特な間合いや雰囲気を目の前にすると、本当にドキドキするというか、この世にひとつしかいない“物体”みたいな感じというか。なかなかいらっしゃらない方だな、と思って貴重な体験をさせていただきましたね。
高橋:ありがたいです。本当に。この世にひとつの“物体”(として)は、5年ぶりですね。武井さんは10代でいらっしゃったので、久しぶりにお会いして、もちろん、テレビやら他のいろんなもので武井を拝見する機会があったのですが、すっかり大人なすてきな女性になられているな、と思って。
武井:本当ですか?
高橋:おじさんは本当にドキドキしっぱなしでございました。
Q:いちばん好きなシーンや、好きな台詞はどこですか?
武井:んーー、今回なんかくっつきそうでくっつかないみたいな、本当にドキドキするシーンが多かったので、選ぶのは難しいのですが、個人的にはシミを取ろうと頑張ってくれているところが好きでした(笑)。
高橋:「これでよかったと思える後悔をしてください。いい後悔をしてください」っていう台詞は咀嚼しているうちに、何度かテストから本番で言わせていただいている間に、うーん、「これでよかったと思えるいい後悔」ってとてもいい言葉だな、と。ネガティブなものもすごくポジティブに変えられるような、力のある言葉なのかもしれないなと思って。自分でしゃべっていました。
Q:劇中の店主は花を彼の元に行かせることを選びましたが、もし高橋さんご自身だったら、どうされますか?
高橋:相手あってのことなので……。でも、ちょっとカッコつけるかもしれないですね。1回行ってらっしゃいって言って、ひとりで「あー!」って。あとで送り出さなきゃよかったになるかもしれないです。僕、女々しいので(笑)。
Q:真っ白にしたいもの、例えば、忘れたい失敗とか、忘れたい記憶とか失敗談みたいなものはありますか?
高橋:この劇中の台詞ではないですけど、僕はいい後悔をしているのだろうなと思います。つまり、次に生かせるような後悔をしているので、あまり真っ白にしちゃうとたぶん、ちゃらんぽらんになっちゃうので。また初期段階の高橋一生に戻っちゃうので。
武井:(笑)いいじゃないですか。
高橋:(笑)いや、だから、勉強してきたものが少しでも消えちゃうと、ちょっと……ねぇ。
武井:でも全部受け入れていくんですね。
高橋:頭が悪い子みたいになっちゃうので、そうならないようにしたいです(笑)。
武井:えーーそうだなぁ……。真っ白にしたいもの……。私もそうでありたいですね。
高橋:そうですよね、きっと。
武井:あまり……ないかも……。
高橋:好き嫌いがなくなりたいってさっきの願い事を、真っ白にしちゃう。
武井:(笑)。まず!
高橋:(笑)。そうそう!
武井:ちょっと恥ずかしいですね。
高橋:お刺し身とか全然知らないで食べちゃうとか(笑)。そしたらどうなるか(爆笑)。
Q:武井さん、スノービューティーお使いいただいた感想を聞かせてください。
武井:私これを初めて見たときは、目が輝くってこういうことなんだなっていう、パッケージからしてすごくかわいくて、惹かれましたね。それで、今回のこの撮影の2日間の寝る前に、必ずつけていたのですが、本当になんかつけ心地もさらっとしていて、しかもちゃんと保湿もできて、素肌っぽくお肌を守ってくれているような感じがしていて。自分で言うのも変ですが、万全な態勢で撮影ができたのは、スノービューティーのおかげだと思っています。
Q:最後に、ショートムービーをご覧になる皆様へメッセージをお願いします。
武井:今回のショートムービーは朝篇と夜篇に分かれていて、そのふたつのムービーを見れば、ひとつの大きな物語につながっていくっていう、すごく深いお話になっていて、私も演じながらひとつひとつの台詞に込めた思いっていうのはたくあって、ただ、もどかしいお話というより、すごく壮大なメッセージが込められた作品になっていると思います。多くの方にご覧になっていただいて、このスノービューティーを使っていただければと思います。
高橋:監督のタナダ(ユキ)さんと、武井さんと、そして他のスタッフの皆が作り上げたこの世界観が本当にすごく美しくて、モニターでちょっとチラッと見るたびに、普段あまり見ないようにしているのですが、ちょっと見入っちゃうぐらい、美しい世界の中でした。ファンタジーともとれるのですが、そこには根源的な人間の人を思う気持ちが、しっかり描かれていると思います。これだけ短いスパンのなかで、物語がしっかりとしている、映画のような世界なので、ぜひ皆さん、楽しんで見ていただければと思っています。
▽タナダユキ監督インタビュー
Q:今回のムービーのコンセプトについて教えてください。
タナダ:「願い続けることが、いつか魔法のように何かを起こす」というのが、最初にいただいたお題でした。とても自由にやらせていただいたのですが、結果として、自然に「願い続けること」に繋がるお話になりました。願い続けること、思い続けることは、裏を返せば執着でもあり、恋に落ちることは、他人に翻弄されているようでその実、自分自身の思いにとらわれ、がんじがらめになることと表裏一体です。けれどその執着やとらわれるということを、苦く甘やかで美しい、大人のファンタジーに仕立てられたら、と思いました。
構成としては、朝篇をご覧になっていただき、続いて夜篇をご覧になっていただくと、朝篇でなぜ店主がああいう表情だったのか、なぜああいう台詞を言ったのか、同じ映像なのに初見のときとは印象が異なるよう、試行錯誤しました。
Q:撮影で苦労した点、大変だった点は?
タナダ:欲を言えばもう少しだけ撮影時間が欲しくはありましたが、でも限られた時間のなか、キャスト、スタッフ一丸となって良いものを作ろうと邁進できたのではないかと思います。私はスタッフ側の人間なので、キャストのおふたりに助けられている部分が本当に大きいと感じます。高橋一生、武井咲だからこそできた作品です。そしてそんなふたりを最高の形で捉えようと試行錯誤してくれたスタッフ全員に感謝です。衣装はスズキタカユキさんがすべて作ってくださり、過去にとらわれたものは黒、まだ何にもとらわれていないものは白、というふうに作っています。また、去年、一昨年の2作品もとてもすてきだったので、過去作にまつわる小物もさりげなく配置していたりします。そしてエンディングのnever young beachの曲により、哀しいだけの物語にならず、どこか救われたような気持ちになれました。細かいところにまでこだわることができ、幸せでした。
Q:いちばんの見どころは?
タナダ:これはもう、高橋一生さんと武井咲さんのお芝居すべてです。花ちゃんの等身大の瑞々しさ、椿の儚げな美しさ。そしてそんな花ちゃんや椿と出会い、店主は何を感じ、何を選択したのか。何を選んでも後悔のない人生はない。どんな後悔だったら良しと思えるのか。それは自分自身で決めなければいけないことですが、自分の奥底にある心模様を知るには、結局は他者と関わらなければ見えてこないことがあるのだということを表現できればと思っていました。ファンタジーでありながら、説得力を持ってリアルな感情を体現してくれた一生さんと咲さんのすべてを、余すところなくご覧になっていただきたいです。
◎キャンペーン情報
<第一弾>SnowBeauty「#雪に願いを」キャンペーン
当選者数:1名様
応募期間:2017年7/7(金)12時00分〜2017年7/8(土)11時59分
応募方法:
1. スノービューティー公式アカウント(TwitterまたはInstagram)をフォロー
2. スノービューティー 連続ショートドラマ(朝篇・夜篇)どちらかの動画のお気に入りシーンをスクリーンショットした画像を「#雪に願いを」をつけて Twitter またはInstagramから投稿。
3. 当選結果は厳正なる抽選の上、当選者が決定し次第TwitterまたはInstagramのダイレクトメッセージにて詳細をご連絡いたします。
プレゼント内容:
劇中で高橋一生、武井咲が使用したアイテム(タレントご本人サイン入りオリジナルランドリーバッグとしみ抜きブラシ)のセット。
<第二弾>SnowBeauty「#一生さんからあなたへ」キャンペーン
当選者数:10名様
応募期間:2017年7/10(月)10:00〜2017年7/31(月)23:59
※キャンペーン対象の投稿は毎日10:00頃の投稿を予定しております。
応募方法:
1. スノービューティー公式 Twitterアカウント「@SnowBeauty_byS」をフォロー。
2. 公式Twitterアカウントからの本キャンペーンのハッシュタグ(#一生さんからあなたへ)がついた投稿をリツイート。
3. キャンペーン対象の投稿をリツイートすると、動画がスノービューティー公式アカウントから返信されます。
4. 応募期間終了後、当選された方にはTwitterのダイレクトメッセージにて詳細をご連絡いたします。
プレゼント内容:オリジナルランドリーバッグ(非売品)
*“スノービューティー”スペシャルサイト
www.shiseido.co.jp
*never young beach OFFICIAL WEBSITE
neveryoungbeach.jp