memo

3月某日
佐紀がおごってくれた。お陰で食費を貯金できる。一杯貯まったら海へ行くんだ。

後日
佐紀がノートを写させてくれた。助かった。今度佐紀に頼まれたらノートを見せあいたいと思う。生物は得意だ。佐紀も得意だ

翌日
足についての考察を話したら佐紀が流してくれた。驚いた。勇気を出して深く語りだすといつも以上の蔑視を向けられたけど、なんだかほっとした

後日
「佐紀、今度遊びに行っていい?」
「ああ、うん」





「赤崎君、俺なんだか怖いよ。どうしたらいいんだろう」
「知らないよ」
「何か悪いものでも食べたんじゃないかな。あれ佐紀じゃないのかも。いや、しかし確実にあの足は」
「だから、知らないって」
「やさしい佐紀も好きだけど、いつもの佐紀も好きなんだ」
「ふーん」
「あれ、佐紀だよね。間違いないと思い知らせてくれ」
「よしわかった、間違いない。」
「やっぱり!やったー、佐紀ん家泊まりに行こう!!じゃあね赤崎君。良い週末を」





「……あいつ踏み潰されるな」




Title by.xxx-title
09.にせもの

旧log(memo)は更新を停止とし、四月より当面はこちらを使用します。またいい所があったら引越しになりますが。苦笑

古い方は三月一杯で外す予定だったのですが、移行が遅かった為、四月中旬まであのままにしておきますね。ブクマ等の変更をよろしくお願いします。