タバコは肺といった呼吸器官に害となる上、育毛の観点からもデメリットがあります。
タバコを吸うことで接種されるニコチンはアドレナリンの分泌を促します。
ニコチンによってアドレナリンが出され高揚した状態になると、 血管は収縮し始めます。
それによって血液循環が悪くなり頭皮に向かう血液量が欠乏してしまい、これで抜け毛が発生してくるからです。
抜け毛抑制効果があり、地肌ケアができるからという理由で育毛剤を使用していても効果があるのかどうかわからないと言って、使用をやめてしまう人もいるようです。
でも、それで良いのでしょうか。
もったいないなと思うこともあります。
市販のシャンプーはツヤや保湿の効果がすぐ出ますが、それと育毛剤の効果を同じように考えるのは失敗のもとです。
皮膚科で処方される薄毛治療薬ですら効果が出るまでに時間がかかるのですから、育毛剤の効果も短期間で現れるというものではありません。
1、2週間の使用ではなく、ワンシーズンないし、3ヶ月程度は使用を続けてみて自分が望んだ効果が得られるのか、判断するべきでしょう。
短期間の使用でも地肌には効果があるかもしれませんが、せっかくですから、本来の効果が得られるまで続けてみてください。
それと、いままでのライフスタイルを見直すことも忘れてはならないと思います。
皆さん、寝るときには枕を使っていると思いますが、意外と育毛や抜け毛に影響しています。
いろいろな枕が売り出されていますが、自分に合わないと、首周辺の筋肉が伸びすぎたりねじれたりしてしまい、血管も押しつぶされて血行が悪くなり、毛を育てるのに必要な栄養が不足してしまいます。
首周辺のコリや脳の血行不良で熟睡できなくなり、体調不良になったり、それに、ストレスもたまってくることから、抜け毛を増やすことにもなってくるでしょう。
良い頭皮と毛髪を育てるために、自分に合った枕を使用し、毎日ぐっすり寝ることが大事です。
もしやる気があるのであれば、クリニックで治療を受けながら、自分でAGAに対処する方法として挙げられるものといえば、生活レベルの向上です。
といっても贅沢をするわけではありません。
科学的に毛髪に良いとされるミネラルや亜鉛、たんぱく質のほか、代謝を促進するビタミン等を含んだ食品をバランスよくとることです。
加えて、血行不良をなくすためタバコを控えるか、出来ないのであればニコチン含有量の少ないものに変え、シャワーは熱過ぎないお湯にして、時々頭皮のマッサージを行うと更に良いです。
最近、抜け毛が増えた?と思うと、不安を感じずにはいられないでしょう。
その原因にはさまざまなことが想定されますが、日常的に使用しているシャンプーに問題がある可能性もあります。
この頃では、頭皮、髪により良いと、ノンシリコンシャンプーの人気が高まっていますが、単純にシリコンがダメ、ノンシリコンが良いとはいえず、抜け毛を防ぐためには、頭皮に負担にならない洗浄成分が配合されていることが大切です。
中には、強い洗浄成分が配合されたノンシリコンシャンプーもあるので、ノンシリコンシャンプーだから大丈夫とはいえません。