頭皮ケアが育毛には必要不可欠です。
頭皮ケアを正しい方法で行うことによって、健やかな頭皮からは抜け毛が減りますし、更に健康な髪の毛が芽を出すようになります。
でも、何が薄毛を引き起こしたかによって、頭皮をケアしていくだけでは満足する結果が得られない場合がありますので、まず、その原因を突き止めることから始めなければなりません。
早ければ早いほど薄毛対策は良いので、頭皮ケアに固執するのではなく多角度的に対策をしていくことが重要です。
ダイエット同様、停滞期というものは育毛でも一度は必ず感じるはずです。
ヘアサイクルは髪の一生とも言えますが、成長期、停滞期、退行期の3期に分かれていて、停滞期の期間は長ければ半年です。
変化が感じられない停滞期にはつい憂慮してしまうでしょうが、退行期がその後に過ぎ去れば新しい髪が生えてくるのは治療成分の浸透した毛根です。
効き目が目に見えてくるのはそこからなので、じっくり待つことがポイントです。
頭皮の血液循環を良好に保つことと同時に、頭皮や毛根周辺のリンパ液の流れを良くすることが育毛や養毛に効果的です。
血管内から出た不要な物質はリンパ液に乗って体外に出されます。
また、リンパ液には体内の免疫力を維持していくはたらきがあるのです。
血液のみならずリンパ液の循環が良好になることで頭皮の健康が支えられるのです。
全身に広がるリンパ腺のマッサージを行うことにより、リンパの流れを促進することが可能なのです。
AGAの特徴というと薄くなっていく部位にパターンがあることでしょう。
抜け毛は前髪のはえ際と頭のつむじ部分に集中していて、その一方で後頭部や側頭部の髪は残っているサムライの月代のような形が最も多いです。
それとは違い、いわゆる10円ハゲとも言われる円形脱毛症の場合は性ホルモンとは関わりがなく、AGAとは区別して考えるべきです。
それと、AGAの場合は放っておくとどんどん症状が進むという性質がありますから、検査でわかることもありますから、気になりだしたら放置せず、AGA専門を謳っているクリニックなどで診てもらいましょう。
薄毛のことが気になってきて、何か対策を始めたいという人は、まず食事から手をつけてみてはいかがでしょうか。
おすすめは、玄米食です。
慣れないと毎食玄米は手間なので、できるだけ摂るようにする、というスタンスでも大丈夫でしょう。
美味しく炊き上げるには、少しコツと手間が要りますが、そうまでしても是非食べておきたい理由は、健康にいいものですし、何より育毛にとって大事な栄養素が多く含まれているからです。
ちなみにマクロビオティックの世界では完全食と呼ばれたりもする程、栄養豊富です。
では「育毛のためになる栄養素は?」となると、各種ビタミンやミネラル、食物繊維などいろいろあるのですが、玄米を食べることで、これらを過不足なく摂取できますので、嬉しいですね。
白米と比較してみます。
白米を基準として、亜鉛、タンパク質、葉酸も多いし、ビタミンB2は倍、ビタミンEはほぼ5倍くらい、そしてビタミンB1は8倍ほども含むそうです。