(6/23解禁・2018年1/7より開幕)のにっき。だ114

舞台『PLUTO プルートゥ』が、2018年1/7から東京・渋谷のBunkamura シアターコクーン、3月に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。

漫画家の浦沢直樹氏とストーリー共同制作者の長崎尚志氏が、手塚治虫氏の[鉄腕アトム]の一編[地上最大のロボット]をリメークし、単行本は850万部を売り上げるヒット作で、手塚プロダクションの許諾を得て新たに漫画化したもの。人間とロボットが共存する時代を舞台に、世界最強と言われるロボットが次々と破壊される事件を巡るサスペンス。高性能刑事ロボット・ゲジヒトが、限りなく人間に近いロボットであるアトムとともに日本に渡り天才科学者アブラー、人間を殺害した唯一のロボット・ブラウ1589と接触し、確信に迫っていく。

2015年にはBunkamura シアターコクーンにて、ダンス、音楽、映像、パペットなど、多彩な表現方法を駆使しながら舞台化が実現した。前回の公演から3年の時を経て、進化した『プルートゥ PLUTO』が展開される。

今回、構成や演出、キャストの一部を新たにして再演。演出と振付をシディ・ラルビ・シェルカウイ、アトム役を森山未來が続投するほか、ウラン役とゲジヒトの妻・ヘレナ役の2役で前作で永作博美から土屋太鳳が舞台初出演でいきなり“海外デビュー”も果たす。共演者には、今回新たにキャスティングされたゲジヒト役の前作で寺脇康文から大東俊介、天才科学者・アブラー役の前作で松重豊から吹越満、初演時に引き続き出演するお茶の水博士役の吉見一豊、天馬博士役の柄本明、ほか上月一臣、大植真太郎、池島優、大宮大奨、渋谷亘宏、AYUMI、湯浅永麻、森井淳、笹本龍史らが名を連ねている。


▽森山未來コメント
2012年にシディ・ラルビ・シェルカウイ氏によるダンス作品「TeZu kA」に関わらせていただき、それに続きまたしても自身が敬愛する手塚治虫さんの作品(もちろん浦沢直樹さんの作品でもありますが)で彼と仕事をさせていただけることに縁を感じていました。
ダンス、芝居、映像など様々な要素をラルビの感性によって有機的に絡み合わせ、それを演劇作品として打ち出せたことが新たな視点を生み出すことになったのではないでしょうか。個人的には、文化交流使としてイスラエルに1年間派遣されていた状態から日本に戻ってすぐの公演だったので、日本の商業舞台の構造を改めて客観的に見ることができるタイミングでもありました。一度生まれた作品が一度限りで終わることなく、また関わることができることの喜びを最近は感じるようになりました。できる限り新鮮な気持ちで、ブラッシュアップを重ねて作品がより豊かになるよう精進できればと思っています。
土屋太鳳さんとはいつか関わることができればと思っていたので、一緒に作品作りができるのを今から楽しみにしています。アトムとウランのデュオができたりしたら面白いですよね。

▽土屋太鳳コメント
演技に心を奪われてから12年、「舞台」という場所に憧れ続けてきました。役を生きる役者さんがたは、動く太陽のように輝いたり、全てが消えてしまいそうなほど胸に迫ったり…素晴らしい演技をたくさん拝見してきました。だからこそ、舞台という場所を目の前にした今、畏れを強く感じています。この畏れを、表現者の方々や時間との出会いによって作品にふさわしい何かに替え、舞台の上で、ウランとヘレナとして生きたいと思います。
(2015年の作品は)お正月に放送された映像を拝見しました。鳥肌がたち、作品というより預言に近い世界観に驚きましたが、深く膨大なメッセージの中に、人が人に伝えるべき大切なものが含まれる物語だと思いました。森山未來さんは、ドキュメンタリー番組を拝見して以来、素晴らしい表現者として心の中にいつも存在しているかたです。森山さんを中心にキャストの方々が表現する世界は壮絶だけれど美しく温かく…自分が将来もし子どもを育てる立場になったら、一緒に観たい作品だと思いました。

▽大東駿介コメント
子供の頃から手塚作品に魅了され続け、その中でも鉄腕アトムは、数々のエンディング含め、大人になった今だからこそ心打たれる僕にとって大切な作品です。「PLUTO」ももちろん読んでいました。地上最大のロボットが浦沢さんの解釈で新しく壮大に、繊細に描かれる世界にワクワクしながらのめり込みました。まさかそれを舞台でやるとは…!と興奮と悔しさ半分で観劇した前回の公演。浦沢さんの「PLUTO」の繊細な心の描写が圧倒的な身体表現で見事に表現されていたのが印象的でした。そんな勝手に思い入れのある作品にまさか参加できるなんて…。とても楽しみです。

▽吉見一豊コメント
ダンス観賞好きの私にとって、ダンサーの皆さんと一緒の現場にいられたあの時間は、本当に胸踊るものでした。今回もっともっと彼らのエネルギーと混じり合えるようイメージをもって臨みたいと思います。皆さんよろしくお願いします。

▽吹越満コメント
森山さんとは、予てより、いつかご一緒できたらよいですね、と言い合っておりましたので、今回の参加、大変嬉しく思っています。ラルビさんとのコミュニケーションはやはり日本語ではないでしょう、、。外国語が全くダメな私は、この機会に少しでも英語が身に付いたらいいな、なんて呑気なことを考えつつ、絶対、足を引っ張っちゃいけない!と緊張もしているのです!!!

▽柄本明コメント
ラルビは稽古場で毎日新しい問題をおこす。それをやるためにはどうすればいいのか……。それをみんなで考える。そんな真っ当な稽古場でした。幾何学模様が動くたび世界は変わる。あるいは変わってしまう……ということを通しておそらく観ている人の潜在意識にタッチしていったのだと思います。今度はどんな稽古場になるのか?楽しみであります。


秋以降に稽古が始まり、 東京公演は2018年1/7から1/28(※予定)までBunkamura シアターコクーンで上演。海外公演は同年2月にイギリス、オランダ、ベルギーでのヨーロッパツアーを予定しており、3月上旬には森ノ宮ピロティホールにて大阪公演が実施される予定だ。東京公演のチケットは2017年10月に一斉発売される。

(6/23解禁・2017年11/11より開幕)のにっき。い49

舞台『すべての四月のために』が11/11から東京・池袋の東京芸術劇場プレイハウス、12/8から京都・ロームシアター京都、12/22から福岡・北九州芸術劇場で上演される。

同作は、映画[月はどっちに出ている]や、1998年の映画[愛を乞うひと(原田美枝子主演)]で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を獲得し、舞台[焼肉ドラゴン;'08]で演劇賞を総なめにし、草なぎ剛主演の舞台も手がけた劇作家の鄭義信が新たに書き下ろしたオリジナル作品。今回の舞台は、第二次世界大戦下の朝鮮半島近くに浮かぶ島で、理髪店を営む朝鮮人一家(夫婦と四姉妹とその夫)と、彼女らを取り巻く、朝鮮人、日本人軍人たちの物語となっている。

主演の森田剛は、四姉妹の次女の夫ながら、初恋の女性だった四姉妹の長女への想いを断ち切れず複雑な思いに揺れる粗野な男・萬石(まんそく)を演じる。定職に就かず、不器用でだらしない“ダメ男”役。 故蜷川幸雄さんや宮本亜門氏演出の舞台で培った演技力で、優柔不断で不器用な男を熱演する。故・蜷川幸雄さん追悼公演[ビニールの城]以来、約1年半ぶりの主演舞台で新たな輝きを放つ。

共演者には長女役に西田尚美、次女役に臼田あさ美、麻実れい、村川絵梨、伊藤沙莉、小柳友、稲葉友、池田努、津村知与支、牧野莉佳、近藤公園、中村靖日、山本亨らが名を連ねる。東京公演のチケットは9/2から販売開始。


▽森田剛コメント
約1年半ぶりの舞台に、以前からご一緒したかった鄭義信さん作品に出演させていただくということで今から楽しみです。鄭さんが描かれる人々は、辛い状況下でも明るく、生きていくことの逞しさや強さを持っていてとても魅かれます。今回は戦時下の朝鮮半島の小島に住んでいる家族の話ということですが、いつの時代も変わらない家族というものをテーマにしっかり演じていければと思っています。

▽鄭義信コメント
森田君(君などとは失礼かもしれないけれど、やっぱり君って感じなのです)の舞台でのたたずまいを見ていると、僕は木蓮を思いおこします。あの高い梢に白い大きな花を咲かせる木蓮です。僕が描こうとしているのは、歴史の波の中で翻弄されながらも、必死で生きようとする、ささやかな家族の物語です。その中で、彼がどんな花を咲かせてくれるのか、今から楽しみにしています。


●公演情報
PARCO PRODUCE 『すべての四月のために』
東京公演:2017年11/11(土)-11/29(水) 東京芸術劇場 プレイハウス
京都公演:2017年12/8(金)-12/13(水) ロームシアター京都 サウスホール
北九州公演:2017年12/22(金)〜12/24(日) 北九州芸術劇場 大ホール
企画・製作:パルコ

(6/23解禁・7/21よりスタート)のにっき。し12

7/21からテレビ東京系で放送される連続ドラマ『下北沢ダイハード』のキャストが発表された。

古田新太と小池栄子が案内人を務める『下北沢ダイハード』は、11人の劇作家が「下北沢で起きた人生最悪の一日」をテーマに、毎回設定や登場人物の異なる1話完結のコメディードラマを書き下ろすオムニバスドラマ。脚本家として上田誠(ヨーロッパ企画)、えのもとぐりむ(ぐりむの法則)、喜安浩平(ブルドッキングヘッドロック)、西条みつとし(TAIYO MAGIC FILM)、柴幸男(ままごと)、根本宗子(月刊「根本宗子」)、細川徹(男子はだまってなさいよ!)、福原充則(ピチチ5)、松井周(サンプル)、丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)、三浦直之(ロロ)が参加する。

今回発表されたのは、西条みつとし脚本、関和亮監督の<スーツケースの男>、細川徹脚本・監督の<違法風俗店の男>、喜安浩平脚本、関和亮監督の<夜逃げする女>、松井周脚本、スミス監督の<夫が女装する女>の4作品の出演者。

<スーツケースの男>には、SM好きという秘密を持つ国会議員・渡部修が女王様の命令で入れられたスーツケースを、誘拐犯が誤って持ち去ってしまうというあらすじ。渡部役を神保悟志、女王様の麗奈役を柳ゆり菜、誘拐犯役を吉沢亮、渡部の妻役を高橋ひとみが演じる。

<違法風俗店の男>には1月期の[バイプレイヤーズ 〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜]に続いて光石研が本人役で出演し、違法風俗店の摘発に巻き込まれる。ほか池田鉄洋、秋山竜次(ロバート)も本人役で出演。光石と秋山が入店した違法風俗店の風俗嬢・ユイ役を川栄李奈が演じる。

<夫が女装する女>では、麻生久美子が主婦役を演じるほか、女装癖のある夫・勲役の野間口徹、麻生演じる由紀子の友人・理沙役の西田尚美が出演する。

<夜逃げする女>は借金の取り立てに追い詰められ、男を殴ってしまった須田類が夜逃げを計画するというストーリー。類役を緒川たまき、類に殴られて動かなくなった原田役を山西惇、類の計画を手伝う深大寺役を志尊淳、原田の恋人で音信不通となった照美役を酒井若菜が演じる。


◎第一話<スーツケースの男>(7/21放送)
脚本:西条みつとし(TAIYOMAGICFILM)、監督:関和亮
 選挙を間近に控えた国会議員・渡部修(神保悟志)には、SM好きという秘密があった。この日、女王様・麗奈(柳ゆり菜)は修に全裸でスーツケースに入れと命令。そのまま下北沢を歩くというプレイが始まり興奮する修だったが、思わぬ事態が発生。なんと見知らぬ人物にスーツケースを取り間違えられてしまう。しかもその人物(吉沢亮)は誘拐犯で、どうやら身代金を運んでいるつもりらしい。全裸議員が入ったスーツケースは一体どこへ行く!?ほかに修の妻・景子役で高橋ひとみが出演。

◎<違法風俗店の男>
脚本・監督:細川徹氏(男子はだまってなさいよ!)
ザ・スズナリでの舞台に出演中の光石研(本人役)は、前の仕事が早々に終わり時間を持て余していた。「王将の近くに風俗ビルがあるんだって」という池田鉄洋(本人役)の話を思い出し、迷いながらも入店した光石は、風俗嬢・ユイ(川栄李奈)に案内されるがまま個室へ。その時、警察の摘発が入るとのアナウンスが。ここは違法風俗店だったのだ。捕まるわけにはいかない!しかし非常口から逃げようにも荷物が邪魔で出られない。迫りくる警察。果たして、警察に捕まることなく風俗ビルから脱出できるのか。光石研の俳優生命はいかに!?

◎<夫が女装する女>
脚本:松井周氏(サンプル)、監督:スミス
杉田由紀子(麻生久美子)が下北沢の道を歩いていると、20メートル後ろに女装した男の姿が。この男、実は由紀子の夫・勲(野間口徹)。真面目だが女装癖があるため外出時は必ず距離を置いて歩く。注意してもやめる気配がない。息子が中学受験を終えるまでは女装は我慢するという取り決めだったが、受験が終わるのと同時に女装を再開した。この日はママ友と会うため勲には先に帰ってもらった…はずだった。カフェで楽しく話していると女装姿の勲が店に入って来て…!ママ友・理沙役で西田尚美も出演。

◎<夜逃げする女>
脚本:喜安浩平氏(ブルドッキングヘッドロック)、監督:関和亮
須田類(緒川たまき)は原田利夫(山西惇)に詰め寄られていた。共に古着屋を営む椎名照美(酒井若菜)の借金を返済して欲しいと。2人は結婚間近だったが、照美が断り音信不通に。その後、照美は姿を現すが下北沢を離れ難いと頑なだ。なおも結婚を迫る原田に苛立ち、原田の頭に何度もブーツを振り下ろす類。次第に原田は動かなくなり…。ピンチに陥った類は逃亡さながらの夜逃げを計画。深大寺(志尊淳)の手を借りて原田を車で運び出そうとする。


▽神保悟志(渡部修役)コメント
(台本を読んでみて)正直、面白いなと思いました。でも「これ誰やんの?」と思いました(笑)。
全裸で一生懸命がんばってますんで、ぜひご覧になって下さい!……んふふふふ(笑)。こんな言い方もおかしいかもしれないですけど、でも本当にストーリー面白いんで、ぜひ楽しんでください。よろしくお願いします。

▽吉沢亮(誘拐犯役)コメント
(台本を)読んでいてすごく面白いなと思いました。あとは笑えるところもありつつ、家族の愛情みたいなものも改めて感じる回でもあるので、ちゃんと感動といいますか、いい話で終わっていて、すごく観やすいと思いますし、いろんな意味で共感していただける部分がたくさんあると思います。ぜひ観て下さい!

▽高橋ひとみ(修の妻・景子役)コメント
小さな事から大事件に発展して、もうダメだとなったところで、最高の幸せが待っている。見終わった時にほっこりする楽しいドラマになってます!

▽光石研(本人役)コメント
今回は川栄さんと、ロバート秋山さんと僕と3人のトライアングルです。それがものすごく楽しみだし、見どころになると思います。ちょっとまあ今年で56歳になるんですけど、老体に鞭打って、怒鳴ったり泣いたりわめいたり、すっころんだり、いろいろこのドラマの中ではしております。そこを見て頂けると嬉しいです。

▽秋山竜次(本人役)コメント
僕の役柄は違法風俗に行って、ガサ入れされる男、ピンサロにいるお客さんです。役としては秋山そのままなので、ロバート秋山として出してもらっています。
(実際ドラマと同じピンチが起こったら)本当にこうなるんだろうなと思います。もし自分がこういう状況になったら……と、何回かシュミュレーションもしましたもんね。ここから飛び降りれるのかなとか(笑)。

▽川栄李奈(風俗嬢役)コメント
今回は風俗嬢というやったことがない役を演じさせて頂きました。光石さんと共演させて頂くのは今回で2回目で、すごく楽しく撮影できています。
光石さんがひたすらわちゃわちゃしていて、私はそれを見ていてすごく笑っているんですけど、セリフのやりとりも面白いですし、見ていて光石さんをちょっと応援したくなるような……そんな感じがしますね。光石さん、ピンチ感がすごく出ていて、すごく焦っているので、頑張って脱出してほしいなって思います(笑)。

▽麻生久美子(杉田由紀子役)コメント
企画が素晴らしいなと思いました。演劇観るのも好きですし、小劇場の劇作家さんが書いてくれるっていうのは、とても魅力的だなあと。私の回以外はどんなお話なのか知らないので、他の話を観るのが楽しみです。
みどころは、野間口さんがとても可愛いところと、みなさん真面目にお芝居しているので、状況がとてもおかしいところが面白いです。あとは、私のテンパってる具合とか観て頂けたらと思います。

▽野間口徹(由紀子の夫・杉田勲役)コメント
コントで女装したことはあるのですが、マニキュアを塗ったり、つけまつげをつけたり、こんな本格的な女装をするのは初めてです。手足の毛も剃りました(笑)。
そういうわけで、この回の話が始まってすぐはキワモノの話なのかって思うかもしれませんが(笑)、実は家族のあったかい話です。出来上がりどうなるか、僕も楽しみにしています!

▽西田尚美(由紀子のママ友・理沙役)コメント
みどころは、言うなれば“家族愛”みたいな感じですかね。杉田さんちの家族の愛情といいますか、家族の絆がすごくよく見えるお話だと思います。参加できて楽しかったです。皆さんにもぜひ楽しんで観て頂けたらなと思います。
▽緒川たまき(須田類役)コメント
何よりもまず今回の企画にお声掛けいただいて、すごく嬉しいです。なかなかこういうものには出会わないと思うので。面白い本を書かれている方たちばかりのラインナップに驚愕でした。下北をよく知っている人にとっては、よくある下北の風景っていう感じがすると思うんですよね。その中での私たち女2人のあがき、ジタバタ感をぜひ見て欲しい(笑)……と思います。

▽酒井若菜(椎名照美役)コメント
大人の女性の青春ストーリーという印象を持っていて、30代後半の私が「あ、こういうドラマが見たかったんだ!」っていうストーリーになっているので、同世代の女性には本当に共感してもらえることがたくさんあると思います。もちろん男性に見て頂いても「女の友情って全然薄っぺらくないじゃん!あったかいじゃん!」って思ってもらえる作品になっていると思うので、意外と今までに見たことのないストーリーだと思います。誰かにとっての青春のドラマとして、「あー昔こんなドラマがあってさー。すっごい好きだったんだよね」って、いつかどこかで、例えば下北沢の飲み屋なんかで誰かと誰かが会話してもらえるような、そういう作品だと思います!

▽志尊淳(深大寺役)コメント
僕が出演させていただいた「夜逃げする女」は、悲劇もある中、ドラマ性をすごく感じる部分もあって。一話完結の中にギュっと含まれている濃密さは、すごくみどころだと思います。僕が演じる深大寺という役も、類さんと照美さんと対照的で。また違った色があると思います。視聴者の方々には、肩の力を抜き、楽しくご覧いただきたいです。


ドラマ24『下北沢ダイハード』
テレビ東京系 2017年7/21(金)スタート 毎週金曜24:12〜
※テレビ大阪のみ2017年7/24(月)スタート 毎週月曜24:12〜

(6/22解禁・7/2放送のSPドラマ前編放送終了後にスピンオフドラマ4週連続配信決定!!)のにっき。おま32

7/2(日)、7/9(日)に2週連続スペシャルドラマとして復活を遂げる『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編(夜10:30-11:25日本テレビ系)』のスピンオフが、オンライン動画配信サービス・Huluにて配信されることが分かった。

【ゆとりですがなにか】は、2016年4月期ドラマ放送時に若者世代を中心に熱狂的な指示を集め、ギャラクシー賞、東京ドラマアウォード、第89回ザテレビジョンドラマアカデミー賞(柳楽優弥「最優秀助演男優賞」、宮藤「脚本賞」)など、数々のドラマ賞を受賞した社会コメディードラマ。

7/2と7/9に放送される『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』は、2016年4月から6月にかけて放送された連続ドラマ【ゆとりですがなにか】の続編。前作の最終回の1年後を舞台に、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥が演じる1987年生まれの、“ゆとり第一世代”アラサー男子3人たちの新たな物語が描かれる。

さらに、同年5月、6月のHulu月間視聴回数ランキングでは、全作品(4万本)の中で堂々1位を獲得し、動画配信との親和性も高く評価された。そんな視聴者からの多くの期待を受けて、このたびHuluでしか見られないオリジナル連続ドラマが誕生する。

これまで[地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子…がいない水曜日]や[東京ダラダラ娘]、[スーパーサラリーマン左江内氏]に出演のムロツヨシを主人公にした[ラーメン小池の鬼の取調室]など、日テレドラマの番外編を配信してきたHuluが、今度は岡田将生主演、宮藤官九郎氏脚本のドラマをベースにスピンオフを制作した。宮藤氏にとって、インターネットドラマの脚本を手がけるのは今作が初めてとなる。

Hulu版の主人公は、「それって強制スか?」「メール見ないんで次からLINEでお願いしま〜す!」「会社やめま〜す!」など、数々の“ゆとり名言”を残した強烈なキャラクター・“ゆとりモンスター”山岸ひろむ(太賀)が主人公を務める。物語の舞台は連続ドラマ版のラストから1年後。ゆとり世代を象徴する超マイペースで強烈なキャラクターの山岸が、ゆとり世代の一人としてドラマ「ゆとりですがなにか」の制作スタッフから取材を受けるところから物語が始まる。

もちろん地上波のメインキャラクターである坂間正和(岡田将生)や山路一豊(松坂桃李)、道上まりぶ(柳楽優弥)など豪華キャストも勢ぞろい。

さらに、ドラマ現場の超リアルなアシスタントプロデューサー役で、取材対象の山岸と恋に落ちる(!?)ヒロインに、表情豊かな実力派女優・佐津川愛美が抜てきされた。

本家【ゆとり】とちょっとパラレルなドラマ制作現場を舞台に、爆笑しながらもキュンとする宮藤流ラブコメがさく裂する。


◎<山岸ですがなにか>あらすじ↓
会社を辞めた先輩・坂間正和(岡田将生)の仕事を引き継ぎ、エリアマネージャーと居酒屋「鳥の民」の店長を兼ねる多忙な日々を、相変わらずのマイペースさでのびのびと過ごしている山岸が主人公。ある日、ドラマ「ゆとりですがなにか」の脚本づくりのための取材にゆとり代表としてテレビ局に呼ばれた山岸は、ほかの参加者の発言を聞いて「そのエピ(エピソード)、甘くね?」と鼻で笑い、「会社相手に訴訟起こしたことあります?」と“山岸劇場”を披露する。彼の発言に興味津々のスタッフたちはAP(アシスタントプロデューサー)の須藤冬美(佐津川愛美)を山岸のもとへ送り込み密着取材をスタート。「自分の企画でドラマを作りたい!」と燃える冬美はネタ探しのために山岸と付き合うことになり……。


▽太賀コメントこんな展開になるなんて想像もしてませんでした…。山岸、まさかの主人公です。山岸ですがなにか、まさかのロマンチックラブストーリーです。本編で見せられなかった山岸の生態、こだわり、歌唱力。どうか山岸という不器用で愛すべき男を感じて頂きたい。またこの役を演じられて、本当に幸せでした。ありがとう、山岸。

▽佐津川愛美コメント
スタッフ、キャストの皆さんの絶対的な「山岸愛」を感じ、こんなに一致団結している素敵な作品に参加させて頂けて幸せでした。演じさせて頂いた冬美ちゃんも「ゆとり」でありつつ、とても個性的で豊かなキャラクターでしたので毎日撮影が楽しくて仕方がなかったです。Huluだからこそ出来る山岸節満載なドラマに仕上がっています! 是非ご覧頂ければ嬉しいです!

▽脚本・宮藤官九郎コメント
Huluで短いのを4本くらい書きませんか?と言われて、これは無責任に書けそうだぞ、いや、こういうのは無責任に書かなくちゃ面白くないだろう、ということで、久々にコント作家のような気分で、全編スタバで書きました。山岸という、演じようによっては完全な悪役にもなりうるキャラを、最終的に愛すべきバカ人間に昇華させた太賀くん、その山岸に対し、一歩も引かない、これまたバカ女AP須藤を演じてくださった佐津川愛美さん。ありがとうございます!本篇、『ゆとりですがなにかSP』と微妙にリンクしているので、併せて観ることをお薦めします。


<山岸ですがなにか>
Hulu 毎週日曜配信・配信スケジュール
第1話 2017年7/2(日)
第2話 2017年7/9(日)
第3話 2017年7/16(日)
第4話 2017年7/23(日)

(6/22解禁・2017年10月より2年ぶり新シリーズスタート*金10)のにっき。あさ2

綾野剛が連続ドラマ単独初主演を果たしたTBS系『コウノドリ』の続編となる新シリーズが、10月期から放送されることが決定した。綾野剛はもちろん松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、星野源、大森南朋ら前シリーズのキャストも続投。「出産」に関する医療従事者と患者のドラマをベースに、「妊娠」 「出産」で生まれる人と人との結びつき、夫婦、そして親子のあり方、「命」が誕生するまで、誕生した後の葛藤、倫理、医療関係者と患者の関係など、命が誕生することの「奇跡」がテーマとして描かれた。

ドラマは、[モーニング;講談社刊]で連載中の鈴ノ木ユウ氏による人気漫画を原作に、産婦人科、新生児科、小児科、救命救急などのチーム医療の実態を描く。1児の父である鈴ノ木が、わが子の出産を通して知った「命」の現場――。産婦人科医が主人公の作品は男性誌では異色だが、決して大げさではないリアルな産科医療の現場を描いているヒット作だ。

2015年に放送された前シリーズは、出産現場での“命が誕生する奇跡”を中心に据えていたが、今シリーズはその2年後が舞台。産婦人科医とピアニストの2つの顔を持つ鴻鳥サクラ(綾野剛)をはじめペルソナ総合医療センターの面々が、新たなるテーマ「生まれること、そして生きること」に直面する姿を通じ、成長や心の葛藤を映し出していく。

2015年10月期に綾野剛の“連続ドラマ単独初主演作”として放送され、妊娠や出産で悩む人々、医療従事者と患者の関係などリアルな産科医療の現場を描き、反響を呼んだ話題作だ。原作の世界観を忠実に再現し、かつ実際の病院で取材したことによるリアルな描写が好評を博し、多くの共感と感動の連続を生み、毎話、視聴者の涙を誘った。放送終了後には、続編を強く希望する声が数多く寄せられ、今回の続編制作が決定した。

当時、連続ドラマ単独初主演ということも話題になった綾野剛が、あるときは冷静な判断力と患者に寄り添うことをポリシーとする産婦人科医に。またあるときは情熱的で謎多き天才ピアニスト「BABY」という、2つの顔を持つミステリアスな主人公・鴻鳥(こうのとり)サクラの2年後の姿を演じる。

また、サクラとともに働くペルソナ総合医療センターの産婦人科医・下屋加江役の松岡茉優、助産師長・小松留美子役の吉田羊、サクラと同期入局の産婦人科医・四宮春樹役の星野源、新生児科の医師・白川領の坂口健太郎、サクラが尊敬する新生児科の部長であり、産婦人科も含めた周産期センターのセンター長・今橋貴之役の大森南朋のほか、清野菜名、浅野和之、江口のりこらが前作と同じキャラクターを再結集。

前作に出演後さらなる飛躍を遂げた出演陣が勢ぞろいした。2年間という時間と経験が彼らをどう変えたのか、さらに彼らの成長、心の揺れや葛藤などが新たな物語の縦軸となり、物語を紡いでいく。

前回と同様、原作のエピソードをベースにオリジナルに取材した題材を加え、「生まれてきたことの意味」「命を授かる奇跡」を丁寧に描きながら、生まれてくる赤ちゃんとその家族の出産後の未来、それに取り組む医療者たちの「未来」を見据えたエピソードを展開していく。


▽綾野剛コメント
*続編が決定して
前作が終わって3〜4カ月たった頃にはお話を頂き、1年以上前から決まっていたので、ずっと僕の中で「コウノドリ」は生き続けたまま今まで来ています。またその“命”に関わる作品に、それを超えていろんな方々と関われる作品に、そしてまた「コウノドリ」という作品が愛されたのだと思うと感謝しかありません。

*ピアノの特訓について
前作では素人だったので猛特訓しました。この前久々に家でピアノを弾いたのですが、全然弾けませんでした。やはり忘れていて、もう一度ゼロからやり直そうと思っています!非常に大変な作業ですが、僕にピアノを教えてくれているピアニスト・清塚(信也)くんに対する信頼がものすごくあるので、正直何も心配していません。

*他キャストとの再共演について
素直にうれしいです。みんな主役と言っても過言ではない方々が集まるわけですから、視聴者の方は前作以上の期待をこめてこのドラマを見て下さると思います。まずその期待に応えられるような、しっかり強度のある作品を届けなくてはいけないと思っていますし、良い意味で自分たちにしっかりプレッシャーを与えて、自分自身を追い込んでやらなくてはいけないと思っています。今まで一緒にやってきたキャストも総力を込めてこの「コウノドリ」という作品が皆様の心にしっかりと残るように、記憶に残るような作品をきちんと作ってまいります。是非、10月の放送スタートから見届けていただき、一緒になって走っていただけたら幸いです。

▽原作・鈴ノ木ユウ コメント
まさかの2回目のドラマ化!こんなにうれしいことはありません!!最初のドラマ化の時、綾野さんを筆頭に出演者の皆さん、TBSの方たちとお話をさせていただいて、「こんなにも熱い人たちならお任せしても大丈夫だ」と思ったことが懐かしいです。みなさんの演技が凄すぎて泣いてしまった思い出も蘇ります。多くの人に支えられて作られるドラマ「コウノドリ」、今回も楽しみにしていますので、どうかよろしくお願いします!

▽峠田浩プロデューサー コメント
*続編について
前回の「コウノドリ」で続々とペルソナメンバーがクランクアップしていく中、出演者のみなさんが口にしてくれたのが「もう一度『コウノドリ』をやりたい」という思いでした。あれから2年、出演者のみなさんがどんどん活躍の場を広げている中で、再びこのメンバーで集まれることに心から喜びを感じています。一方で、続編ということに、大きなプレッシャーも感じています。前回と同じことをしていては視聴者のみなさんに満足していただけないと思っています。続編について綾野さんと話したときも、原作同様に取材に基づいた医療現場のリアリティーをさらに追求しながらも、これまで以上にドラマとしてのエンターテインメント性をしっかり意識していこうと再確認しました。2年を経て、前回より出演者陣も制作陣も様々な面で、パワーアップしていると思います。さらに新メンバーも増えます。これまで作り上げてきた「コウノドリ」の世界観を大切にしながらも、ペルソナメンバーの新たな一面やそれぞれのメンバー同士の化学反応を引き出し、新たなチャレンジをどんどんしていきたいと思っています。


なおTBSのYouTubeチャンネルでは続編に向けた出演者のコメントと前作の1話の映像が期間限定で公開されている。


『コウノドリ』は10月より毎週金曜日TBSにて放送予定。
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