美肌、しわ対策など、女性向けの宣伝を目にすることが多いコラーゲン製品。
その保水性の高さからスキンケアや化粧品に利用されていることも多く、CM等で目にする機会も多いですね。
でもコラーゲン製品には、頭皮をケアして、育毛にも効果を発揮するそうです。
コラーゲンと髪が同じタンパク質だからといって、直接結びつくわけではありません。
が、コラーゲンが消化されていく中で得られるペプチドや豊富なアミノ酸が皮膚や髪の再生に貢献しているようです。
摂取しつづけていくことで抜け毛の量が減り、成長期の髪が長く維持され、白髪が改善されたという経験談もあります。
色素を作る力が完全になくなった人は無理だと思いますが、毛乳頭が弱っている人の場合は色や太さが濃くなって髪全体が黒々してくるということがあるようです。
コラーゲンはゼリーで摂れると思っている人もいますが、市販のゼリーのほとんどは海藻由来の凝固成分を使っており、ゼラチン(コラーゲン)を使用していません。
効果を得るのに必要な量を普段の食事からとることは難しいので、コラーゲン配合サプリや飲料などの形で摂取するのがカロリーを気にせず、コラーゲン量を確保できるのでお薦めです。
タンパク質の一種であるグロースファクターは、細胞分裂に大きく関わる物質で、毛髪の再生もこれによって促されます。
そこで育毛剤に添加されたり、直接頭皮に注入することで、毛髪再生の治療に使われたりするようになっています。
この方法だと性別は関係なく、様々な薄毛に対して望ましい結果を出すであろうことが知られています。
起こりつつある薄毛が、発毛に関する再生因子の不足による、というところに要点を絞り、その不足分を補給するという方法で薄毛を改善させます。
大変画期的な治療法であり、また効果も高く、薄毛に悩む人にとっては期待したいところなのですが、ただし、薄毛が改善された状態を維持するために、治療の継続が必要となるため、どうしても治療にかかる費用が高くついてしまうというデメリットがあり、利用はよく考えた方が良いでしょう。
男性型脱毛症の薬でもリアップのように薬局・薬店で買えるものがないわけではありません。
ただ、大衆薬と比較すると処方薬というのは効き目のある成分が多く配合されていますし、きちんと診察を受けた上でなければ買えない治療薬などもあります。
最近は各地にAGA専門のクリニックは増えていますし、ふつうの病院でも内科や皮膚科などでAGA治療を受け付けているところもあるため、不安に思った時点で専門医に相談することが肝心です。
頭皮や毛根周囲の血液の流れを良くすることと同じで、リンパの流れを改善することが育毛効果を高める秘訣になります。
リンパには体内の不要成分を身体の外に排泄するはたらきがありますし、外敵に対する抵抗力をアップする働きがあるのはご存知でしょうか。
リンパ液と血液の循環が良好になってはじめて丈夫な髪の毛が生える土台が作られるようになるのです。
全身、特に首や頭部のリンパマッサージをすることによって、滞っているリンパ液の循環を元通りにすることができるでしょう。
お手持ちの薬の効能欄などを確認すると分かると思いますが、絶対に副作用についての注意書きがあると思います。
残念ながら、育毛剤にも同じことが言えます。
専門のクリニックで処方されたものは担当医や薬剤師からの注意を聞いて、説明通りに扱えば、効果的に使えるはずです。
ただし、個人輸入で育毛剤を購入しようとするのなら、その育毛剤にどのような副作用が生じるのかを確認してから服用することが望ましいです。