ヒトの体は60%が水分で出来ています。
ですから、健康のために一日に2、3リットル程度の水分を、意識的に補給しておきましょう。
水分補給が不十分な場合、血液がスムーズに全身に流れなくなり、血行不良の原因になります。
そうすると、血流にのって髪に届くはずの栄養素が髪に届かなくなり、髪の健康に悪影響が及びます。
あるいは、皮膚組織の状態も水分量が関係していますから、頭皮にも悪影響である事は言うまでもないでしょう。
育毛は日常生活で気を付けたり、自宅でケアできることもありますが、育毛の効果を十分に得たいのならやはりクリニックを利用するのが良いでしょう。
投薬治療は効果が出るまで時間がかかるため、長期間そのクリニックのお世話になるでしょうし、植毛は高額の治療費になります。
複数のクリニックのカウンセリングを受けておいて、自分にピッタリのクリニックを見付けておくことが重要になります。
ほとんどのクリニックは無料カウンセリングを受け付けているでしょう。
育毛方法が違えば、費用は大幅に変わります。
今使っているシャンプーを育毛効果のあるものに変えたり、育毛剤を使うのであれば、月に一万円もあればおつりが出ます。
ただ、育毛クリニックに行くとなると、保険適応外なので、月々数万円はかかってしまうでしょう。
もし植毛しようというのであれば、自毛なのか人工的につくられた毛髪で植毛するかで必要な予算が全く変わることに留意してください。
シャンプーするときに使う、指のひらの代わりに頭皮を洗い上げてくれる何種類かの電動ブラシが売られています。
頭皮の毛根周辺の汚れ成分を音波の力で浮き立たせて洗いやすくした、育毛および養毛に有用なものです。
それに、汚れを洗い落とすだけでなくて頭皮マッサージ効果も持っているので、頭の血液循環も促進してくれるのです。
但し、ブラシを使用すると快感だからといってマッサージし過ぎてしまうと却って逆効果になるので、頭皮に負担をかけない程度に適度に使用することが大切です。
育毛に関する情報は日々更新されており、今現在も育毛に効果がある成分がさまざまに見つかっています。
毛母細胞を活性化し、髪の成長を助ける白薬子エキスや血液の流れをスムーズにして頭皮に十分な栄養を届けるニンジンエキス、頭皮の雑菌の繁殖を防ぎ、清潔な頭皮に導くヒノキチオールといった成分が代表的です。
育毛治療薬に限らず、医薬品や医薬部外品に指定された薬は含まれている全ての成分をパッケージに記載するよう定められているため、前もって成分と効能をチェックすることも可能です。
ただし、化粧品として売られている育毛ケアのグッズは成分記載の義務がないことを覚えておきましょう。