個人オークションで車を売却する

オークションで車を売る場合は、ヤフーオークションなどを使って個人で売買する場合と、オークション代行業者を経由して業者オークションに出品する場合の2つの方法があります。

個人で売買する場合は、インターネットのオークションサイトに個人で車を出品し、売却します。個人で出品するので、車の値段(入札最低額)を自分で決められ、業者を仲介しないため、手数料が帆遁辞かかりません。

また、車買取店では査定が低かったオプションやカスタマイズ車でも、高値がつくことがありますし、場合によっては、入札者同士が競合して、思わぬ高値になることがあります。

ただし、インターネットならではのトラブル、すなわち、代金不払いや詐欺などに注意が必要ですし、入札がまったく入らずに、予想していたよりも安値がつく場合もあります。

そして、安値で落札された場合は、落札者の同意がないかぎり、出品の取り消しはできません。

また、遠方に住む人に落札された場合は、名義変更などの手続きが複雑になる場合がありますし、出品者自身が、慣れていないため、スムーズに売却手続きが出来ないと、トラブルを招く可能性があります。

中古車買取相場はネットで調べよう

中古車査定の買取相場を決める3つの要素

■基本要素

自動車のモデルやボディタイプなど、その車が持つ固有の情報です。

とりわけ、車種、グレード、装備については、新車価格の高い車の方が中古車査定相場も高くなる傾向にあります。

ボディカラーなどは中古車市場での人気度も関わってきます。一般的に黒・白・銀などが人気で、買取価格も高値となることが多いようです。

また、現行モデルか過去のモデルかも重要なポイントです。同じ年式でも、フルモデルチェンジ前の過去のモデルとフルモデルチェンジ後の現行モデルとでは買取価格が変わってきます。

フルモデルチェンジ前と後では見た目や機能などが大きく異なるため、現行モデルに人気が集まって買い取り相場も高くなるからです。

ただ、新車市場で人気があって比較的値段が高い車種は、中古車で少しでも安く購入したいという人もいるため、旧モデルでも買い取り相場がそれほど変動しない場合もあります。

■個別要素

車の状態や使用状況によって変化する、その車自体の情報です。

走行距離は1年に1万kmが平均的な目安で、それを超える場合は買い取り相場が低くなる傾向にあります。

このため、同じ基本要素の車種でも、走行距離が少ない車のほうが買取の相場も高くなります。

車検の残存期間も相場に影響します。車検が残っていれば次の買い手はそのまま使えるため、残存期間が長いほど査定額が高くなります。

ダメージや修復歴の有無も大事なポイントで、買い取り相場を下げる要因の1つとなります。

このため、車体はきれいな状態にしておきましょう。修復歴がある場合は隠さず告知をしましょう。

■外的要因

中古車市場は需要期・閑散期などによって変化します。

基本的に、中古車市場は年間を通じて安定していますが、その中でも売れる時期とあまり売れない時期があります。

少しでも高く売りたいなら、市場の動向や相場を見極めることが大切です。

最も市場が動くのは、決算時期とボーナス時期で、とりわけ、3月が一番の繁忙期で動きが活発になります。

就職・引っ越しなどに合わせて車の買い換えが多くなるため、価格を下げる中古車販売店も増えてきます。そのため、中古車市場が動き出す前の2月ごろが売り時といえます。

車買取専門店の査定手順
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