カサカサ肌に注意

美しく、健康な肌を保つためには保湿が重要なことは誰でも承知していることですが、ではなぜ乾燥すると肌に良くないのでしょうか。

肌が乾燥すると様々なトラブルが起こりますが、そのほとんどに繋がる元凶はバリア機能の低下です。

人間の皮膚の内、最も外側にある表皮には、細胞がぎっしり並んでおり、これが盾となって、身体を外部からの刺激を守っております。すなわち、肌表面の角質層に働くバリア機能です。

細胞は、ターンオーバーすることによって絶えず生まれ変わることによって、このバリア機能を維持しています。

しかし、角質層の水分が少なくなって肌が乾燥すると、細胞の間にすき間が生まれて、バリアが充分に機能しなくなります。

肌のバリア機能が低下すると、細菌や異物が身体の中に侵入して、これによって、あらゆる肌トラブルが起きてしまいます。

乾燥性敏感肌は、乾燥によってバリア機能が低下しているときに起きるトラブルです。化粧品によってカブレたり、わずかな刺激でも肌に赤みや痒みが出るなどの症状が現れることがあります。

特に、手は顔に比べて角質層が厚く皮脂腺もないため、内部からの水分補給が間に合わずに、乾燥がひどくなりがちで、それに伴ってバリア機能が低下します。

この状態で、刺激の強い洗剤などを使うと、ひび割れや湿疹ができ、手全体に広がってしまいます。

乾燥して角質層のすき間が大きくなると、細菌が体内に侵入してきやすくなります。

そうなると、皮膚炎、トビヒ、いぼ、ミズイボなどの感染症を起こす可能性があります。

また、肌が乾燥するとカサカサして荒れた状態になり、程度がひどくなると、皮膚が割れ、さらに進行すると、割れ目が真皮にまで達してアカギレになり、痛みを伴うこともあります。

エイジングケアは何時から始める?

体臭との付き合い方

自分のニオイは中々分かりにくいものですし、その一方で、他人のニオイについて指摘や改善を促すことはデリケートな問題であるため、そう簡単なことではありません。

体臭と言っても、ワキガ、ミドル脂臭、足臭、加齢臭、口臭の他に生活習慣の乱れやストレスによる疲労臭、ストレス汗臭、あるいは、ダイエット臭、便秘臭、生活習慣による体臭など色んな種類のもがあります。

胴体、ワキ、頭、口臭、足臭などの体臭については、部位別のセルフチェック方があるので、これらを活用して自身の体臭がどんなものであるかを知り、必要な対策を講じることによって、周囲の人々し安心して快適な関係を築くことができます。

こうした体臭の対策には、日々の生活を見直したり、ちょっとした工夫でできるものが多くありますが、これらに共通することは、身体を清潔に保つ、有酸素運動をする、食生活を改善する、健康的な生活を送ることです。

また、体臭が気になって受診した結果、命にかかわる病気と診断され、治療につながることもあります。

このため、体臭をただのニオイの問題と片付けず、自分の健康の状態を知るためのバロメーターとして役立てることによって、健全な生活が送れるよう心がけましょう。

加齢臭の原因と仕組み
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