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月夜


最近ちょくちょくゆずと月夜やってる、のでなんだか企画できたらやりたいなーと思っている。しかし暇なのはわたしだけだろうか…←


うちの大学は1/30のテストとレポート提出終わったら春休みです。詳しい日付は忘れたけど、4月上旬まで。ひまな人だったり明日バイトないって人だったりまー付き合ってやってもいいけど?という人ほんと連絡してください。←
月夜やると元気がでる。そしてこどもたちの年齢…あわあわ…


バイトかけもちしようかな。と思っているけど思っているだけで終わりそう。しかし終わらせないぞ。
ほんとアルバイトの雇用契約したときと話ちがいすぎてもう…世の中理不尽だぜ!

バスローブの秘め事


歩くたびに薔薇の香りが漂う。長いバスタイムを終えると、キスを交えながら同じく時間を掛けてバスローブを羽織った。ファリオンの雑貨屋で揃えた黒のバスローブは思いのほか肌触りが心地良くて、今すぐにでも解いてしまいたい衝動に駆られる。



オリヴィアが買ってきたワインを開けて、ベッドにふたりで並び、お互いの近況を語り合う。こんなにゆっくりした時間は珍しかった。


「あなたがこんなに忙しくなっちゃうなんて、出会った頃は思ってなかったわ」

「…それ、どう捉えたらいい?」


ちょっとだけ良質なチーズを唇で弄びながらヴィアが言う。笑顔で発せられた言葉の中に僅かな棘が含まれていたのをトワレは聞き漏らさなかった。なかなか会えないのも燃えるけれどね、と些か慌てたように取り繕うヴィアの肩を押して、言葉の最後を摘み取った。アルコールが回って赤くなった首筋にキスをすると短い悲鳴が漏れた。見つめ合って、視線が溶ける。どちらからともなくくちづけた。


「ねえ、トワレ」


首の後ろに腕を回して、ぐいっと顔を近づけたと思った瞬間、視界が反転する。トワレの上に跨ると、悪戯が成功した子供のように笑いながらすきよ、と唇の形だけで伝えた。黒いバスローブの紐を解いてキスを落としていく。シーツに散らばるワインレッドの髪をひとすくい集めて、トワレもそれにキスをした。どれだけキスをしても、どれだけ肌を重ねても満たされない。






コーヒーでも入れようと朝目覚めたトワレがベッドを出ようとすると、ヴィアがバスローブの裾を掴んだ。まるで行くなとでもいうようなその行動にちいさく笑って再び目を閉じる。


クリスマス休暇が明けるまで、まだ時間がある。



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