WOWOWオリジナルドラマと舞台が連動したプロジェクト『ワケあって火星に住みました〜エラバレシ4ニン〜』より、2020年1/24にスタートするドラマ版(WOWOWプライム/毎週金曜24時、第1話無料放送)。6話の各話主役と全話共通キャストが発表された。仲村トオル、要潤、広末涼子、矢本悠馬、斎藤工、三浦翔平の6人がそれぞれ主役を務める。

同プロジェクトは、実在する火星移住計画「マーズワンプロジェクト」に着想を得た、火星を舞台にしたシチュエーションコメディ。WOWOWがオリジナルドラマと舞台の連動企画を手掛けるのは、本プロジェクトが初となる。

時は2030年。世界中が火星移住計画を実行していく中、日本でも航空宇宙センターWASAが移住計画に乗り出した。早速WASAが火星移住計画への参加者を募集したところ、一度火星に送られたら二度と地球には戻れない片道切符の計画にもかかわらず、数千人に及ぶ応募者の中から選考試験を重ね、最終的に選ばれたのは性別、年齢、職業もさまざまな24人。彼らは、6つのラボに4人ずつ分けられて火星での共同生活に挑むことになる。人類の未来を託される彼らは、一体どのような人々で、チーム編成はどのような組み合わせが最もふさわしいのか。

毎週出演者が異なるオムニバス形式で放送されるドラマ版の各話主役キャストには、仲村トオル(第1話)、要潤(第2話)、広末涼子(第3話)、矢本悠馬(第4話)、斎藤工(第5話)、三浦翔平(第6話)が決定。“ワケあって”火星での共同生活に挑むクルーを演じる。

仲村トオルはラボ1の三ツ星イタリアンのシェフ・鐘近宏樹、要さんはラボ2の東大出身のクイズ王・秀山茂雄役、広末涼子はラボ3の人気アパレルブランドのデザイナー・佐山美香、矢本悠馬はラボ4のカメラメーカー勤務の大杉隼人、斎藤工はラボ5の人気作曲家の大松翔太、三浦翔平はラボ6の元バンドマンの医者・如月漣を演じる。

彼らは火星に建設されたラボと呼ばれる密室に4人1組×6チームで振り分けられ、チームで与えられたミッションをこなしながら共同生活を送ることになる。しかし、火星という壮大なスケールをよそに、それぞれの密室で巻き起こるのは、宇宙一スケールの小さな小競り合いの数々…。火星移住計画にふさわしいのは、一体どんな人々が寄せ集められたチームなのか?そして、それぞれが抱える“火星に住むことになったワケ”とは?彼らと共同生活を送る各話のそのほかのキャストは、今後発表される。

さらに、彼らを火星に送り込む航空宇宙センターWASAの部長・坂本役に高橋克実、その秘書・品田役に八嶋智人が決定。火星での共同生活をモニタリングし、クルーたちに指示を与えていく役どころだ。

本作は、実際に起こりうるかも知れない未来の話として、知的好奇心をくすぐるシチュエーションコメディーとなっている。

また、舞台版キャストでもあり、すでにドラマ版への出演が発表されていた崎山つばさは第1話に、須賀健太は第2話に出演することが決定した。二人の役どころにも注目だ。

ドラマ版の脚本、および舞台版の演出・脚本は鈴木おさむが担当。舞台は5/16から5/24まで東京・サンシャイン劇場、5/30・5/31に大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。


■WOWOWオリジナルドラマ『ワケあって火星に住みました〜エラバレシ4ニン〜』
2020年1/24(金)24:00〜放送開始
原案:中村亮太
脚本:鈴木おさむ
監督:佐藤祐市、植田泰史、本間利幸
音楽:日向萌

各話主演:仲村トオル(第1話)、要潤(第2話)、広末涼子(第3話)、矢本悠馬(第4話)、斎藤工(第5話)、三浦翔平(第6話)
全話出演:高橋克実、八嶋智人


□舞台『ワケあって火星に住みました〜エラバレシ4ニン〜』
2020年5/16(土)〜5/24(日)
東京都 サンシャイン劇場

2020年5/30(土)・5/31(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ
演出・脚本:鈴木おさむ
出演:三浦翔平、矢本悠馬、崎山つばさ、須賀健太


◎第1話(メインキャスト・仲村トオル) <LABO1 鐘近宏樹役/三ツ星イタリアンのシェフ>

有名三ツ星イタリアンのシェフ・鐘近が共同生活を送ることになったのは、ヨガのインストラクター、刑事、ゲームオタクというチーム。

鐘近が地球から持参した食材で料理を振る舞うと、一同は大喜び。だが、それも束の間、鐘近の有名シェフならではの強すぎる食へのこだわりに3人は辟易してしまう。

そんな中、LABO1に与えられたミッションは「food(食料)」。火星の環境では、収穫できる食料にも限りがあり、食糧問題は重要な課題だ。そこでWASAが用意した火星で肉の代わりとなる “ある食材”を、鐘近が調理することになり…。◎第2話(メインキャスト:要潤) <LABO2 秀山茂雄役/東大出身のクイズ王>

東大出身のクイズ王・秀山が共同生活を送ることになったのは、お坊さん、銀行マン、トリマーというチーム。地球上にはもう自分を満足させる謎が無いと豪語する秀山の圧倒的な知識に、一同も感心する。

そんなLABO2に与えられたミッションは「water(水)」。火星の表面では水はすぐに蒸発してしまうため、水を確保することは重要な課題だ。秀山はすぐに解決策を思いつくが、その手法が言い争いを招くことになる。

◎第3話(メインキャスト:広末涼子) <LABO3 佐山美香役/人気アパレルブランドのデザイナー>

人気アパレルブランドのデザイナー・佐山が共同生活を送ることになったのは、読者モデル、専業主婦、看護師という女性だけのチーム。そんなLABO3の女性たちに与えられたミッションは「clothes(衣服)」。

火星ではどんな衣服を着るのが快適か、意見を出し合う4人。ストレスが無い服、個性的な服、ユニフォームなど、さまざまなアイデアが飛び交うが、次第に「そもそもなぜ人はオシャレをするのか」という議論がヒートアップしていき…。

◎第4話(メインキャスト:矢本悠馬) <LABO4 大杉隼人役/カメラメーカー勤務>

カメラメーカー勤務の会社員・大杉が共同生活を送ることになったのは、建築デザイナー、ミュージカル俳優、社長秘書というチーム。明るく振る舞う大杉をよそに、その他の3人は初日からネガティブ発言を連発していく。

お互いに干渉せずに暮らしていこうとするLABO4に与えられたミッションは「garbage(ゴミ)」。火星ではゴミの処理をどうするべきか。全員で一緒に解決しようとする大杉に、互いに干渉したくないメンバーたちは反発する。

◎第5話(メインキャスト:斎藤工) <LABO5 大松翔太役/人気の作曲家>

かつては大ヒット曲も手掛けた作曲家・大松が共同生活を送ることになったのは、オリンピックメダリストの体操選手、保育士、恋愛バラエティ番組のプロデューサーというチーム。

ある事件がきっかけで落ちぶれてしまった大松は正体を隠そうとするが、すぐにメンバーに見破られてしまう。そんな中、LABO5に与えられたミッションは「entertainment(娯楽)」。

火星で生活していく上で、どんなエンタメが必要となるのか。さまざまな意見が出るが、メンバーの視線はやはり大松に注がれていき…。

◎第6話(メインキャスト:三浦翔平) <LABO6 如月漣役/元バンドマンの医者>

元ロックバンドのボーカルで、現在は医者の如月が共同生活を送ることになったのは、すし職人、人事部勤務のサラリーマン、手先が器用な会社員というチーム。

一同は、カリスマ性のある如月がリーダーであることに安堵する。そんなLABO6に与えられたミッションは「medical(医学)」。今後火星で起こりうる怪我や病気の対策を立てることになった。

当然、如月に期待を寄せるメンバー。すると、あるメンバーが怪我をしてしまう。だが、如月は自らが治療することを拒み、「みんなも怪我の縫合ができるようになるべきだ」と主張する。