俳優の桐谷健太と東出昌大がダブル主演を務める2020年1/16スタートのドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』に、俳優の磯村勇斗が刑事役で出演することが発表された。2019年10月期放送のドラマ[時効警察はじめました]で総武署の鑑識課員を演じ、今作では横浜桜木署へ異動(?)して人生初の刑事役に挑む、2クール連続の”異色捜査ドラマ”への出演となる。

本作は、刑事と検事という日本のドラマではあまり類を見ない組み合わせの男たちがタッグを組み、港町・横浜を舞台に人間臭さ全開で大暴れする姿を描く。桐谷健太が走り出したら止まらない元体育教師の異色な刑事・仲井戸豪太役、東出昌大が頭脳明晰すぎて逆にズレている(!?)東大卒の頭でっかちな超エリート検事・真島修平役を演じ、仲良くケンカしながら難事件に挑む2人組を体現する。

磯村勇斗が演じるのは、神奈川県警横浜桜木警察署捜査課の刑事・目黒元気。人当たりと要領、さらにノリもよく、上司にかわいがられるキャラクターだ。安定した将来のため出世を第一に考えており、「ミスをせず堅実に職務をまっとうする」が信条だが、正反対のタイプともいえる豪太と事件捜査を行うことで、未知の刺激を受けていくことになる。


▽磯村勇斗コメント
今回、初の刑事役ということで、新たな役と出会えることが楽しみでした。目黒は非常に保守的で、今どきの若者らしさを感じました。ボケよりツッコミ派の人間かな、と。そして、気怠さもあるのかな、と思います。今後、桐谷健太さん演じる豪太と一緒に仕事をしていく中で、“刑事としての目黒”が触発され変わっていくところなど、意識的にしっかり演じていきたいです。
クランクインでは初日とは思えないほど、現場の雰囲気が一つになっていて「これから1クール、皆さんと一緒に素敵な作品を作り上げていくんだ」という実感が湧きました。初日に撮影したのは桐谷さんとのシーンのみでしたが、合間にいろいろとお話をさせていただきました。“とても気さくで、愛情のある方”という印象です。桐谷さんとのシーンは最初から楽しかったです。
立場もタイプも違う二人が対立したり、時に協力したり…を重ねていくと、その先に何が生まれるのか、事件をどうのように解決していくのか。『ケイジとケンジ』はとても興味深いストーリーになっています。硬く見ずに、笑って楽しんで見ていただきたいです。


◎『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』第1話あらすじ
体育教師から警察官に転職し、横浜の交番に勤務している仲井戸豪太(桐谷健太)はある日、商店街で包丁を振り回していた暴漢を現行犯逮捕。県警本部長から表彰される。しかも、勢いづいた豪太はその場で本部長に直訴し、横浜桜木署の捜査課へ異動。 強行犯係に配属され、ずっと憧れていた刑事として新スタートを切る。

異動初日から、一昨年末から世間を騒がせている連続空き巣犯を早く捕まえろ、と市民が苦言を呈していると知るや豪太は発奮。強行犯係の管轄外にもかかわらず、自分が犯人を捕まえると宣言し、地道な捜査を開始する。ところが犯人を逮捕した豪太は、その顔を見てがく然とする。連続空き巣犯は元教え子の滑川秀幸(馬場徹)だった。

一方、横浜地検みなと支部の検事・真島修平(東出昌大)は、片思い中の立会事務官・仲井戸みなみ(比嘉愛未)の気を引こうと猛アプローチするも、ピントがズレまくりで全然刺さらない日々。何より、検事になって5年目だというのに大事件を任せてもらえず、焦りが募っていた。

そんなとき、修平は送検されてきた滑川を担当。余罪を追及すると、1年前に空き巣目的で入った家で、年老いた家人と鉢合わせになり、突き飛ばして逃げていたことが判明する。しかも、修平が桜木署に問い合わせると、その老人は直後に亡くなった状態で発見されていた。これは強盗致死、あるいは強盗殺人の可能性もある――そう考えた修平は功名心から、自分が立証すると名乗りを上げる。


木曜ドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』は、テレビ朝日系にて2020年1/16より毎週木曜21時放送。