俳優の稲葉友が、11/24放送の「フジテレビ開局60周年記念 アニメ【サザエさん】放送50周年記念スペシャルドラマ企画『磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜』」で、20年後の波野イクラ(21)を演じることがわかった。なお、稲葉君とタラオ役の成田凌は同じ1993年生まれで、今回が初共演。
ドラマは、“20年後の磯野家”をオリジナルストーリーで描く。いつも明るく笑い声の絶えなかった磯野家も、20年がたち、家族一同が会う機会を持つことも難しくなっていた。すれ違う家族の仲を修復しようと、サザエは町内の盆踊り大会へ久々に家族全員で行こうと計画を立てる。果たして、サザエのおせっかいは家族に届くのか。磯野家の笑顔を取り戻せるのか……というストーリー。
今年10月にアニメ放送50周年を迎えた【サザエさん】の一度も描かれたことのない20年後を天海祐希主演によりオリジナルストーリーで送る同ドラマ。イクラといえば、波平(74歳/伊武雅刀)の甥で、サザエ(44歳/天海祐希)、カツオ(31歳/濱田岳)、ワカメ(29歳/松岡茉優)、“幻の8人目の家族”ヒトデ(17歳/桜田ひより)といとこの波野ノリスケ(46歳/八嶋智人)の一人息子。
2歳違いのタラオ(23歳/成田凌)とははとこ同士で、歳が近いこともあり一番仲が良い。アニメでは、まだ1歳半で「チャーン」「ハーイ」「バブー」の3つの言葉を使い分けて感情を表現しながら、とにかく好奇心旺盛。さらに、自分が決めたことは頑として譲らず、それゆえ時に周囲の大人たちを振り回すことも。しかし、イクラの笑顔に、大人たちはすべてを許してしまう…というまさに登場人物のなかでは一番のワンパク者だ。
それから20年がたち、タラオとイクラは大学の先輩・後輩という間柄となり、変わらず仲が良い。ただ、やりたいことが見つからず、いまだ内定ゼロのタラオとは対照的に、イクラは「波は自分で作らなきゃいけない」と、ドローンによる新しいITサービスを開発し学生起業。未来へ迷いなく進むイクラを隣に、タラオは果てしない焦燥感にかられ…。
本作には、マスオ(48歳/西島秀俊)、波平(伊武雅刀)、フネ(70代/市毛良枝)、マスオの同期・穴子(47歳/小手伸也)、カツオと友達以上の恋人未満の花沢さんこと花沢花子(31歳/森矢カンナ)らも登場。さらに、1954年発刊の雑誌[漫画読本]の創刊号に掲載された1コマ漫画[サザエさん一家の未来予想図]に一度だけ登場したサザエの娘ヒトデ(桜田ひより)、ドラマオリジナルのキャラクターでワカメの彼氏・貝塚タケシ(32歳/中林大樹)も加わる。
2013年放送の実写ドラマ[サザエさん]にも参加した阿久津朋子が脚本を執筆。[ショムニ]シリーズの鈴木雅之が演出を担当した。
▽稲葉友コメント
・オファーを聞いた時の感想について
「イクラちゃん!?」とシンプルに驚きました。ですがジワジワと国民的に愛されているキャラクターを演じるプレッシャーと、自分が演じさせてもらえるんだという光栄さを感じました。
・20年後のイクラを演じた感想について
タラちゃんと二人のシーンでは、二人とも大人になったんだなあと演じている側なのに感慨深さがありました。磯野家が揃っているのを見た時はなんとも言えない感動があったので、是非とも皆様にも楽しみにしていて欲しいです。
・視聴者へのメッセージ
それぞれのキャラクターたちの成長や、磯野家から感じられる普遍的な家族の暖かさを是非とも見ていただきたいです。そしてスマートな成長を遂げたイクラちゃんもお楽しみに!
『磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜』は、11/24 20時よりフジテレビ系でオンエア。なお同日、ドラマに先駆けてスペシャルアニメ【サザエさん】も放送される。
■スペシャルドラマ『磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜』
フジテレビ系 2019年11/24(日)20:00〜21:54
□スペシャルアニメ【サザエさん】
フジテレビ系 2019年11/24(日)18:30〜20:00