セカンド 2

みんなで雑談しながら川原へ向かってたら、真っ暗な階段に遭遇。

兄「暗いから気をつけて」

と、自分のスマートフォンの光で私たちの足元を照らしてくれました。
それに私は感動した。
「優男やー!!」と心の中で叫びました(笑)

階段下りてたら。

兄「今日は私服なんやで〜」
私「ほんまや〜。前はスーツやったもんね」

そう、私の一歩前ぐらいを歩きながら振り返って言う兄さんが何か可愛らしかった。


川原について、買ってきた花火を二人に見せたら「ちっちゃ!」って笑われた。

とりあえずやろうってことになり、ロウソク立てようとしたけど、立たない。

平地に移動してあったはずのロウソク探したけど、どうやら川原に置いてきたらしく探すの面倒やから二人が持ってるライターで直に火をつけることに。

兄「Bさん(お友達さん)! これつけてくださいよ」
B「(受け取る)これ、5つで1つ?」
兄「えー、まさか。(バラバラにする)あ、一個ずつみたいっす」
B「おっけー」
兄「この人、いくつやと思う?」

と、私たちに振られました。

私「えー、分からん。でも、(兄さんが)敬語使ってるから…26?」
兄「Aちゃんは?」
A「……うーん、わかりません」
兄「あはは〜。この人、29で」
私・A「えっ!」

私たちと10歳ちゃうらしいことが判明。なんでも、パチ繋がりらしい。
爽やかな感じで兄さんと同じぐらいの身長の方。

兄「この人凄いがで。女の人ひっかけるの」

本人は否定してたけど、なんかすんごく以外やった。

そんな二人の会話を聞いてると、兄さんがBさんをちょっと尻に敷いてるように見てしまった(笑)

そしてこのBさん。ネズミ花火とかポーンとどこでも投げてくる(笑)
そのたびビビリな私は逃げる。

そんなこんなで花火をやり終えて、Bさんの車でフラッと行くことに。
まず夜景を見に行きました。

兄さんお勧めの、私の学校の近くのお寺に直行。

Bさん運転、助手席兄さん、その後ろに私、その横にAちゃんみたいな席順。

いろいろ話していると、お寺に到着。

本当にここの夜景綺麗でした。
信号の光がいい味を出してて、また行きたいところです。

兄「そういやここ、仏様の中に入れるんやで」

それに入ってみよう、お参りもしとこうみたいな感じでお寺に。

確かに入れた。狭い中に4人入って、お参り。

出てから、本堂でBさんがお金出してくれてお参り。

私は再試受かりますように、とお願いしました。


それから車でドライブ〜。
兄さん滅茶苦茶物知りな方で、ふたご座の話をしてくれました。

そして、兄さんが好きな歴史上の人物の銅像を見に行きました。

何でも、一番好きらしいです。

それをこれまた詳しく分かりやすく教えてくれました。正に、歴史の時間やった。

私がまだJK時代に日本史Bのときに見たDVDの内容やって、なんか凄いなと思った。


色々聞いてると私よりもこの県に詳しい。
県外の方やのに、こんだけ詳しいってどうなが!?見たいな感じ。


それから、最初の川原に戻った。
車停めて、前の二人は煙草吸い出した。
大人やな、と思った。

好きなタイプとか、好きな芸能人とか聞かれて答えました。

私は好きな芸能人がこれって人が居らんからまた濁して、タイプは「面白い人」って言ってやった(笑)

なんやかんやで解散することに。
このとき、深夜2時30分ぐらいやった(笑)

車を降りる間際。二人が後ろを振り返ってくれました。
兄「今日はありがとうね」
私「いえいえ! こちらこそありがとうございました」
兄「Aちゃんも今日はありがとう」
A「いえ、ありがとうございました」

Aちゃんは先に車を降りました。

兄「また遊ぼうや。いつでも誘って」
私「はい^^」

私も降りて、車を見送ってからAちゃんと帰りました。



まとめ。
すごく楽しかった。兄さんの話を聞いてると、まだまだ知らんことや場所が一杯あるんだなて思った。
それにまだまだ自分は経験が少ないなって感じた。
年齢が違うからっていうのが一番だけど、それ以前にいろんなことに対して「やってみよう」っていう精神がないなって思った。

まだまだ私は若いし学生やから、もっといろんなことをするべきやと思った。

人生楽しまないと損。

最近そう思います。


とりあえず、自分のお酒の限界を知ることからはじめようと思います。

本当に、私は兄さんに出会えてよかった。

話題:花火