死にたくて死にたくてしょうが無い。

オレだけが好きだった
オレだけが愛してた
オレだけが幸せだった

もう、返らないのか、幸せだった時間は
繋いだ手の温かさもからかった時の照れ笑いも楽しそうな笑顔も怒った顔も泣いた顔も喧嘩した思い出も全部全部無かったことになるのか

段々と薄れていく実感はあったよ、でもそれは落ち着いただけだと思っていた、失っていっていたなんて気付かなかった、いや、気付こうとしてなかっただけなのかもしれない。

てばなしたくないよまだ愛してるよでももう彼女は答えを出してしまって

何を間違えてしまったのか解らない、あんなに幸せだったのに、なにがいけなかったのかが本当に解らない

莉緒がオレの隣りにいない世界なんて考えられない
六年と半年と少し、それだけの思い出が全て辛いものに変わっていくのが耐えられない

いくら泣いてもきっと変わらないのに、慟哭は止まなくてただただ頭が痛い

どうしても愛してる、どうしても愛しい
でも触れられない
いつかはさ、来るんじゃ無いかとは思っていた日でも、覚悟なんて出来てるはずなくて、ただ恋しくて返りたい

ごめんね、簡単に想いは変えられない、もうすこしだけ許して