(6/8・医療従事者に向けて寄付を行う事を発表)のにっき。し127

俳優の志尊淳が6/8、自身のインスタグラムを更新。新型コロナウイルスによる外出自粛期間中にインスタライブを中心にスタートした『#志尊の自粛部屋』プロジェクトの収益から、日本赤十字社と共同募金会へ合わせて1000万円を寄付すると報告した。

志尊君は4月末より、新型コロナウイルスによる外出自粛期間中に、「今自分が出来ることは何か」を考え、自身のインスタグラムにおいて『#志尊の自粛部屋』という企画をスタート。今回、そのプロジェクトにより生まれた楽曲とグッズの売り上げの一部から、医療従事者に向けて寄付を行うこととした。

『#志尊の自粛部屋』は当初、「4月23日より30日まで毎日午後11時ごろ生配信する」という目標を立て、自室から日々自分の体温を測り健康状態を報告したり、ファンの質問にリアルタイムで答えたりするインスタライブを行っていた。リモートでもファンとの距離を近くに感じられるような配信を心がけ、最大12万人が同時視聴するという企画になった。

そんな『#志尊の自粛部屋』から、ファンとのふれあいをきっかけとした企画として、楽曲【きぼうのあしおと】の制作と配信、志尊君本人がオールプロデュースしたオリジナルTシャツの制作など、さまざまな取り組みが実現した。

楽曲【きぼうのあしおと】は、今感じていること、言葉にしたいこと、やりたいことなど“今の想いを聞かせてほしい”とファンに呼びかけ、その気持ちを歌詞に紡ぎ「#志尊と歩む」というテーマのもと、叔父の宮崎歩氏の協力を得て制作した。本楽曲はワタナベエンターテインメントYouTube公式チャンネルにも動画を掲載し、現在再生回数は52万回を超えている。5月28日にはiTunesと、moraで楽曲配信を行い、当日は両サイトで最新総合ランキングで1位を獲得した。

また『#志尊の自粛部屋』でファンと話す中で“家族や仲間、友達、ファンのみんなで着られるTシャツを作りたい!”という想いで、デザインからカラーのセレクトまで、志尊君がオールプロデュースしたオリジナルTシャツも誕生。予約販売を行っていたが、好評で一部在庫が用意できなくなるほどの予想を上回る反響があった。


▽志尊淳コメント
この状況下の中で、日々“自分にできる事はなんだろうか”ということを考えていました。
その中で、家で自粛生活を送っている方々、最前線で戦ってくださっている方々等に少しでも笑ってもらえて、気が楽になってもらえるような事を自分ができたらなと思い、始めたのが、インスタライブ、#志尊の自粛部屋です。
始めてみると、そこには本当に素敵な方々と素敵な笑顔があふれていました。
何かの役に立ちたいという思いから出発しましたが、逆に僕が応援してくださっている方々から日々笑顔を頂いていました。
この企画を大きく広げ、支えて下さった皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。
今回、#志尊の自粛部屋プロジェクトから、ここで生まれた楽曲とグッズの売上の一部を、日々戦ってくださっている医療従事者の方々に寄付をさせて頂くことになりました。
微力ですが、お役立て頂ければうれしいです。
まだまだ油断できない日々が続くことと思いますが、今も最前線で戦ってくださっている方々への感謝を胸に刻み、これからも“自分にできること”を日々考え、頑張って行こうと思います。

2020年6/17より期間限定配信のにっき。か41

『乾杯戦士アフターV さらば!オンライン飲み会』が、6/17 20:00から配信される。5月27日には自粛期間中のヒーローたちによるオンライン飲み会を題材にした[乾杯戦士アフターV 激闘!オンライン飲み会]が配信され、今回はその第2弾となる。

【乾杯戦士アフターV】は、戦いを終えたヒーローたちの“打ち上げ”の様子を描いたテレビドラマ。2014年に第1期、2015年に第2期がテレビ埼玉ほかで放送された。放送が開始されると、Twitterフォロワーが1万人を突破し、Facebookの“いいね”が3,000オーバー!ヒーロー・サブカルファン、ネット界の住人をも取り込んだ、話題のTVドラマシリーズとなった。その後、話題性の拡大により、10局以上に放送局が拡大。 さらに話題性、視聴者からの大反響により、2015年10月3日から、テレ玉ほかにて続編シリーズ[新★乾杯戦士アフターV]が放送された。

キャストにはレッド役の村井良大、ブルー役の加藤和樹、ピンク役の吉川友、イエロー役のバッファロー吾郎A、グリーン役のラバーガール・飛永翼が名を連ねているほか、配信第2弾には悪の総帥役として斉木しげるが登場する。脚本・演出は、前回同様にテレビドラマシリーズの細川徹が担当。


▽細川徹(脚本・演出)コメント
ブルー役の加藤くんから始まった今回の企画。第一弾が好評で、何より、ひさしぶりの『アフターV』が楽しくて、村井くんをはじめ、みんなで次やろうという話で盛り上がり、早くも第2弾です。悪の総帥役の斉木さんも、自宅から参加してくれることになりました。皆さん、徐々に普通の生活に戻りつつあるかと思いますが、自粛期間中のヒーローたちの最後のオンライン飲み会をお楽しみください。


視聴チケットは、チケット販売プラットフォーム・ZAIKOにて税込1000円で販売され、配信日から2週間視聴できる。なお配信第1弾は6/10まで視聴可能だ。こちらも併せてチェックしよう。


■『乾杯戦士アフターV さらば!オンライン飲み会』
6/17(水)20:00〜※配信日より2週間視聴可
視聴チケット料:1000円(税込)
チケット発売:ZAIKO

内容:
1新エピソード『乾杯戦士 アフターV さらば!オンライン飲み会」本編(15分前後)
2出演者によるトーク(40分前後)
※1+2の収録時間:約55分前後を予定
※視聴中にTwitterでハッシュタグ「#アフターVオンライン」でつぶやくと映像にコメントできます

脚本・演出:細川徹
出演:村井良大、加藤和樹、吉川友、バッファロー吾郎A(バッファロー吾郎)、飛永翼(ラバーガール)、斉木しげる


チケットの詳細はこちら
standup.zaiko.io

【乾杯戦士アフターV】公式サイト
afterv.tv

(6/5解禁・2020年9月より開幕)のにっき。ま23

劇団【ナイロン100℃】を主催する劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)が、妻で女優の緒川たまきと新ユニット<ケムリ研究室>を結成し、9月に旗揚げ第一回新作公演『ベイジルタウンの女神』を上演することが決定した。

記者向けのオンライン映像でユニット結成披露を行なったKERAサンと緒川サンは、立ち上げの経緯や、今後の構想など力説した。<ケムリ研究室>は、公私共にパートナーであるKERAサンと緒川サンが共同企画者として作品を制作するユニット。ユニット立ち上げは、5〜6年程前から構想し、準備に時間をかけて結成。<ケムリ研究室>というユニット名は、実験基地を想起させる“研究室”と、2008年上演[シャープさんフラットさん]の、KERAが自身を投影したキャラクター“辻煙(つじけむり)”にちなんで名付けられた。

KERAサンによる新ユニットの公演が今秋に予定されていることはすでにアナウンスされていたが、このたび作品の内容やキャスト・スタッフ情報も明らかに。『ベイジルタウンの女神』には、仲村トオル、水野美紀、山内圭哉、吉岡里帆、松下洸平、尾方宣久、菅原永二、植本純米、温水洋一、犬山イヌコ、高田聖子など、強力な話題のキャストが集い、「ケムリ研究室」の立ち上げを華々しく飾る。『ベイジルタウンの女神』は、ふとしたことから貧民街で暮らすことになった俗世知らずの女社長を巡るコメディで、作・演出をKERAサン、振付を小野寺修二、映像を上田大樹、音楽を鈴木光介が担当。なおこの4人はいずれも[キネマと恋人]にスタッフとして参加している。


▽ケラリーノ・サンドロヴィッチ コメント
作風は、公演ごとにバラバラになると思います。旗揚げ作品「ベイジルタウンの女神」は「キネマと恋人」同様、間口の広い誰でも楽しめる作品になると思います。ふとした事から貧民街で暮らすことになった、俗世知らずの女社長を巡るコメディです。頭の中には3本分位の構想があり、年一本か少なくとも二年に一度のペースで公演を打ちたいと思っています。
緒川さんは、今回ユニットの企画者、主宰者ですので、若干今までと心持ちが違うと思います。世の中の方が目にしていない緒川たまきさんもいっぱいいるような気がしていますし、年輪を重ねて若い時には見せてこなかった幅も、もっと見せたいと思います。
できる限りのことをやっていきたいと思っています。是非とも客席で、お会いできることを楽しみにしています。

▽緒川たまきコメント
KERAさんが得意とされる群像劇以外でも、短くて少人数のお芝居など、今まであまりやって来なかったものも出来たらいいなと思っています。演劇と映画の繋がり方なども追求していきたいと思います。秋の新作も、演劇ファンのみならず、映画ファンの心もくすぐるようなものになればいいなと考えています。
皆様にお届けできるように頑張りたいと思います。そして劇場でお芝居を見るということを楽しんでいただける状況になっていることを祈っています。


■ケムリ研究室 no.1『ベイジルタウンの女神』
2020年9月
東京
2020年10月
各地にて上演予定

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
振付:小野寺修二
出演:緒川たまき、仲村トオル、水野美紀、山内圭哉、吉岡里帆、松下洸平 / 望月綾乃、大場みなみ、斉藤悠、渡邊絵理、依田朋子、荒悠平 / 尾方宣久、菅原永二、植本純米、温水洋一、犬山イヌコ、高田聖子

(6/9解禁・2020年6/18にコラボ出演)のにっき。ま124

俳優の内藤剛志主演の連続ドラマ『警視庁・捜査一課長2020』と、木村拓哉主演の連続ドラマ【BG〜身辺警護人〜】のコラボ企画が展開されることが6/9、明らかになった。【BG〜身辺警護人〜】キャストの菜々緒と間宮祥太朗がドラマの役柄のまま、6/18放送の『警視庁・捜査一課長2020』第7話にゲスト出演する。

ヒラ刑事から這い上がった“叩き上げ”の捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と捜査員たちの熱き奮闘を描く木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長2020』は、新型コロナウイルスの影響で、5月21日から[2020年特別バージョン]と題し、シリーズ史上初のテレワーク版ミニドラマをプラスした[season3]の傑作選を放送してきたが、撮影再開に伴い、6/18より新作の放送を再開。同様に放送開始が延期されていた【BG〜身辺警護人〜】も、同日6/18から新シリーズが20分拡大版で放送される。

菜々緒サン演じる菅沼まゆ、間宮君演じる沢口正太郎が、警備部との打ち合わせのため警視庁を訪れた際、内藤剛志演じる捜査一課長・大岩純一&塙宣之(ナイツ)演じる運転担当刑事・奥野親道と奇跡のような出会いを果たす。丸腰の状態で“命の盾”となり、あらゆる危険からクライアントを護る民間ボディーガードの2人と、首都・東京を命がけで守る捜査一課長は、いったいどんな言葉を交わすのか!?

コラボシーンの収録はドラマ撮影再開後、早々に行われた。新作再開&新シリーズ始動の6/18、『一課長』から【BG】へとバトンをつなぐ、遊び心あふれるやりとりが展開される。


▽内藤剛志コメント
菜々緒さんはお美しく、間宮祥太朗さんもハンサムで…とても同じ人間とは思えません!いつもの撮影現場が、なんだか別世界のように感じました(笑)。菜々緒さん、いったい何を食べたらそんなに脚が長くなるんですか?そして、間宮さんには何を食べたらイケメンになれるのか教えていただきたいです(笑)。おふたりはお若いのに堂々と演技されていて、肝が据わっていて素晴らしかった!
こうやってコラボで作品の世界がつながっていくのは楽しいですね。つながることで安心感、期待感が高まりますし、それぞれのファンのみなさんが「このドラマも見てみようかな」と興味を持っていただけたらうれしい。ドラマの中でキャラクターたちが顔見知りになったことですし、今後またコラボの機会をいただけたら、より深いお芝居ができると思います。
『BG』も『捜査一課長』も、撮影休止中は「ピンチをチャンスに変えたい」「転んでもただでは起きないぞ」との思いで再開に向けて準備をしてきました。両番組とも「もっと面白いものを作ろう!」と意気込んでいますので、木曜は夜8時と9時をぜひ楽しみにしていただきたいですね。

▽塙宣之(ナイツ)コメント
僕が演じている奥野親道は一課長から“ブランク”というニックネームでよばれているのですが、撮影中、菜々緒さんと間宮さんが「やっぱり(2ヶ月間の)ブランクを感じるよね…」という会話をされていたので、僕のことを話しているのかなって気にしちゃいました(笑)。
菜々緒さんは覚えていらっしゃらないかもしれませんが、実はバラエティー番組で数年前に一度だけ、菜々緒さんと共演させていただいたことがあるんです。エレベーターで2人きりになり、僕が菜々緒さんのことを人間違いしてボケ続ける…というドッキリ企画だったのですが、なんと今回の僕のせりふに“エレベーター”という単語があって…!あのエレベーターでのドッキリは壮大な伏線だったんだ、数年かけてようやく回収できたなと感慨深かったです(笑)。

▽菜々緒コメント
約2ヶ月ぶりのドラマ撮影だったので緊張のあまり、リハーサルではせりふをかんでしまいました。(内藤から「堂々と演じていた」と称賛され…)いえ、私は本当に緊張するタイプで、緊張しすぎてピンマイクが心臓の音を拾ってしまい、マイクをつける位置を移動させられることも多いぐらいなんです!
内藤さんはずっとドラマを拝見してきた大先輩で、今日、ご年齢(=65歳)をうかがって「お若い!」とビックリしてしまいました。『BG』も『捜査一課長』のように長く続くドラマになったらいいな、見習っていきたいなと思いました。塙さんとのエレベーターでの共演も、覚えています(笑)。バラエティーでお会いするのではなくて、お芝居でご一緒させていただいたことがうれしいですね。

▽間宮祥太朗コメント
実は、休止期間に入る前に今回のコラボ企画のお話をいただいていたのですが、状況によっては実現も難しいかもしれないと聞いていたんです。でもこうやって2ヶ月ぶりにドラマ撮影が叶い、そしてさっそく『捜査一課長』の現場にお邪魔することができ、「本当にコラボが実現してよかった!」というのが率直な気持ちです。
内藤さんとも塙さんとも初共演することができ、とてもうれしかったです。特に、塙さんとはバラエティーでも共演経験がないのに初めてがドラマで、それが不思議で新鮮でした(笑)。お邪魔させていただきありがとうございました!


撮影の後は、内藤サンが「コラボでも必ずホシをあげる!」と一課長号令をかけ、一同が「ハイ!」と奮闘を誓う“お約束”のフレーズで盛り上がったほか、全員で【BG〜身辺警護人〜】を代表する名ゼリフ“誤差なし”でポーズを決めて記念撮影を行うなど、最後の最後までコラボを楽しんでいた。


■木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長2020』第7話
2020年6/18(木)20:00〜21:00
※6分拡大

■BG〜身辺警護人〜
テレビ朝日系 2020年6/18(木)スタート 毎週木曜 21:00〜21:54
※初回は20分拡大

(6/5解禁・出演者追加発表!!,2020年6/18&6/19に登場)のにっき。か54 くなふか

俳優の窪田正孝が主演、女優の二階堂ふみがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『エール』の第12週(6/15〜6/19)が<特別企画>として主人公夫妻を取り巻く登場人物にフォーカスしたオムニバス形式の“スピンオフ週”になることが6/5、分かった。ヒロインの父(光石研)、喫茶店夫婦(野間口徹&仲里依紗)、ヒロインに大きな影響を与える世界的オペラ歌手(柴咲コウ)にスポットを当てる3つの物語。主人公が節目を迎える第11週(6月8〜6月12日)と後半に入る第13週(6月22〜6月26日)の間、全体のストーリーの区切りとなる週に、チーフ演出・吉田照幸監督が当初から企画。本筋とは趣きが変わる“異色の構成”として話題を呼びそうだ。

女優の戸田恵梨香がヒロインを務めた前作、昨年後期の朝ドラ[スカーレット]も第21週[スペシャル・サニーデイ](2月24〜2月29日)が特別編(スピンオフ週)。脚本も、この週は水橋文美江氏から、フカ先生(イッセー尾形)の2番弟子を演じた三谷昌登にバトンタッチ。カフェ[サニー]を舞台に、信作(林遣都)と百合子(福田麻由子)夫妻を中心に描かれた。

[スカーレット]の特別編は回想シーンも多かったが、『エール』はほぼ新撮。主要な新キャストも3人、橋本じゅん、井上順、金子ノブアキが名を連ねており、登場人物の過去や“家族愛”をテーマに描かれる。

第12週は、音の父・安隆(光石研)があの世から帰ってくるという突飛な物語の「父、帰る」、喫茶バンブーの2人・保(野間口徹)と恵(仲里依紗)の馴れ初めを描く「古本屋の恋」、環(柴咲コウ)がフランス・パリにてオペラ歌手として成功するまでを描き出す【環のパリの物語】の3編に分けられる。各ストーリーの主人公、安隆、保、環をそれぞれ支えるのが、今回初登場となる3人の登場人物だ。

第56回(6月15日[月])、第57回(6月16日[火])に放送される「父、帰る」では、音(二階堂)が幼い頃に亡くなった光石研演じる父・安隆が“一泊二日で地上に帰る権利”がもらえる宝くじに当選し、10年ぶりに「この世」に戻ってくる姿を描く。橋本じゅんは「あの世」の門番らしき存在である閻魔(えんま)様を演じる。

幽霊となった安隆と音が思い出の団子を食べるシーンや、親族にしか見えない安隆と裕一(窪田正孝)が“初対面”する場面、落ち込む梅(森七菜)に安隆が言葉を掛ける姿など“家族愛”が描かれる。

第58回(6月17日[水])の放送では、裕一と音が通う喫茶「バンブー」の店主・保(野間口徹)と恵(仲里依紗)の結婚までのなれそめが明らかとなる。保が東京・神田で営んでいた古本屋を舞台に、出不精で引きこもりがちだった保が毎週木曜に古本屋現れる恵へ恋心を抱く姿が描かれる。

また、保と恵の“恋のキューピッド”として井上順演じる木下一(きのした・はじめ)と、木下の親戚の子供・佐藤久志(山崎育三郎)の子ども時代の久志(山口太幹)も登場。裕一への“大人なびた助言”も話題となった幼少期の久志が、保と恵の恋を手助けする。

第59回(6/18[水])、第60回(6/19[木])の放送では、柴咲コウ演じる双浦環がまだ駆け出しだったころ、留学中のパリでの物語。パリ在住の若手画家で、ホームパーティーで環と出会い、恋人となる金子ノブアキ演じる今村嗣人(いまむら・つぐひと)との恋模様も描かれ、パリでの当時の生活や、ともに芸術家を目指す環と今村の2人の苦悩なども描かれ、現在の“強く美しい”環となった背景も垣間見ることができる。


▽橋本じゅんコメント
連続テレビ小説「なつぞら」(2019年4月〜9月)から程なくでしたので、オファー、本当にうれしかったです!役は正直「???」でした(笑)。衣装合わせの時、僕のアイデアを採用して頂いてやっとイメージできました。約30年前、連続テレビ小説「ひらり」(1992年10月〜1993年4月)で「六甲おろし」を歌いまくる医師をやり、翌年阪神甲子園球場開幕戦で始球式を依頼され、スタンドを巻き込んで六甲おろしを大合唱した事を思い出さずにはおれません。古関メロディよ永遠なれ。

▽井上順コメント
僕は古関裕而先生に直接ごあいさつしたことがあり、先生から「存じてますよ、いつも見てますよ、がんばってくださいね」というありがたいお言葉を頂いた思い出があります。そのころの僕はザ・スパイダース解散後、ソロでがんばっているところだったので、あのとき先生からエールを頂いたことは約50年経った今でも覚えています。オファーが来たときはとてもうれしかったですね。撮影も子ども時代の久志と楽しくできました。

▽金子ノブアキ コメント
連続テレビ小説の現場は聖域。久しぶりに参加させて頂いて本当に光栄です。光と影の間に揺れる今村嗣人という男を演じます。日々の彩りに加えて頂ける様、ベストを尽くします。宜しくお願い致します。

▽制作統括・土屋勝裕コメント
・企画について
第12週はチーフ演出の吉田照幸のアイデア・作です。狙いとしては、第11週で裕一の人生で一つの節目を迎え、また物語の後半では戦争など激動の時代に突入するので、その前にちょっと遊びの週があっても良いのではないかと思い、企画しました。
主人公をとりまく人々にもそれぞれドラマがあり、そういう人たちがいてこそ、主人公のドラマがより面白くなるという考えで、誰か一人の物語ではなく、それぞれの物語ということでオムニバスになりました。
関内家の父・安隆が幽霊になって戻ってくるのは、第2週で安隆は登場してすぐ亡くなってしまうので、安隆と光子のドラマ、さらに、安隆と本役の娘たちとのドラマをもっと見たいというのが狙いです。(第2週では、子役たちとのお芝居だけでしたので、光石さんと二階堂ふみさん、松井玲奈さん、森七菜さんの共演シーンを見てみたいという狙いがありました)
保と恵については、謎のカップルですが、どういう経緯で二人は結婚したのだろうかということを視聴者も気になっているのではないかということで、二人にフォーカスをあてる回を作りました。
双浦環については、環の過去を描くことで、環が歌手としての覚悟を持って生きている理由が分かり、より環の言葉に視聴者が納得し共感できるようになると考えたからです。

・出演者起用の理由
橋本じゅんさんは、閻魔様という設定の役です。一見怖そうな、とっつきにくい感じですが、実はとってもキュートで茶目っ気があり、安隆を温かく見守っているという役が橋本さんにピッタリではないかと思い、オファーしました。
井上順さんの木下という役は、コーヒーのいれ方を保に最初に教えたという人物なので、ハイカラでセンスの良いおじさまというイメージの役で、井上順さんにピッタリだと思いました。そして、久志の親戚のおじさんということで、久志同様に蝶ネクタイが似合うキャラクターですので、その意味でも井上順さんにふさわしい役ではないかと思いました。
金子ノブアキさんに演じていたただいた今村嗣人は、フランスで修行している若手画家です。前衛的なものを生み出す荒々しい芸術家というオーラがあって、どこか精神的には屈折しているところもある嗣人をうまく表現してくれるのではと思い、金子さんにオファーしました。
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