私もうすうす感じてた

ああ、もう限界だなって、バイトの度に思ってた

もうそろそろ

崩壊…?


なんか、前みたくバイトがしっくりこなくて

バイトの子や社員さんとも程良く仲良くなれてきたし
だいぶ馴染んできたかなって

でも、なんか、違う


楽しくない

刺激がなくて、たんたんとルーティンワークを繰り返してる感じ

挙げ句の果てには、新人さんの教育も半ば放棄して、他人任せ

前はもっと熱意があった


私が教えなくても誰かが教えるし
私がやらなくて店がどうにかなっても、私には関係ないし

どうでもよくなってきて

疲れたなあって

手抜こうかなって思ったりした



バイトが全く入れられなくなった
出勤希望の日も全く

週0

バイトに入れられないのが、こんなに悲しいなんて

はじめてだった

シフト見て、なんか、もう、

ああ、私はもう必要とされてないんだと思ったし、お前は仕事できないから

って言われてるような気がした





新人さんがたくさん入ってきたしわ寄せがあるのも分かる
私が就活で大変だから考慮してくれてるのかもしれない


でも来週一度も入れられてない

いよいよ社員の目にとまったか、嫌がらせの標的になったか


現に、卒論の中間発表が近いから忙しくてあまり入れなくなると思うから、好都合っていったら好都合

でも


私はなんの為にこんなに頑張ってきたの?


私なりに必死だった

極力早く前の感覚思い出すことに必死だった

頑張った



それは、

あなたに認めてほしかったから

できない人なりに一生懸命頑張ってるんだなって分かってほしかった

また今回も分かってもらえると思ってた


私を必要としてほしかった



だから、シフト見たとき凄く辛かった

私がやらなくても店は回る

ただのアルバイト

安く買われたものだ







でも、

私は最低限でも自分の仕事をやろうと思った

私は先輩に丁寧に教えてもらった
その恩返しをせめてしたい

でも、その恩返しは先輩には直接できない

だから、私が後輩にしっかり教育していくことが、なにかを返していけるんじゃないかなって思った

次の世代を担っていく後輩
いずれは後輩がこの店を引っ張っていく

私がしっかり教育することは、私が先輩から受けた恩賞を返していくことになると思う


私ができることを教えてあげたい



前みたいな純粋な気持ちで、またバイトできるかな

したい

濁ってなくて、キラキラしてる空気

懐かしくあの頃みたいに


環境や人のせいにしていても、なにも変わらないし
他人は変わってくれない

私が変わらないと

私が変わるよ


それぐらい分かってたはずだったのに