目覚めるとまだ暗い真夜中過ぎの時刻です。私はホットカーペットで暖を取っている寝床から、静かな辺りの様子を窺っています。階下の家が使うエアコンの室外機の音が単調に響き、遠くから猫の騒ぐ声が聞こえて来ます。