毛生え薬は本当に効果的なのでしょうか?育毛剤には髪の毛を育てることを後押しする成分で構成されています。
もし、その成分との相性がよければ、場合によっては薄毛の対策となることとなるでしょう。
しかし、効き目がすぐにあらわれるものでもありませんし、間違いのないように使用しなければ効能を発揮できないこともあります。
毛が生えてから成長し、退行から脱毛に至るまでをヘアサイクル、もしくは毛周期といいます。
健康でAGA未発症の人だと、成長期はもっとも長く2年から数年に及び、成長期の終わりには伸びが弱まる退行期が2週間ほど続き、すべての活動が終わる休止期にきて髪の寿命となります。
AGAの場合はこの周期が乱れて主に成長期の髪の短命化が進み、これからまだ成長するべき髪がどんどん落ちてしまうため、抜け毛が増えてAGAらしい頭髪状態になっていきます。
市販薬でも処方箋でも、薬の使用欄で副作用がゼロというような薬は存在しません。
残念ながら、育毛剤にも同じことが言えます。
病院や専門のクリニックで出される育毛剤は担当医の説明を受け、その指示に従えば特に心配ありません。
ですが、個人輸入で育毛剤を購入しようとするのなら、その育毛剤がどのような副作用が出るのかを確認した上で使うことをおススメします。
育毛のためには、身体の健康がとても大切です。
バランスの良い食事をし、各種栄養素をしっかりと摂るべきです。
毛髪や頭皮が健康であるために重要な働きをする栄養素の一つが、ビタミンCです。
育毛に関係する栄養素としては、タンパク質や亜鉛といったミネラルが有名ですが、ビタミンCもそれらと同じ位、重要なものです。
ビタミンCの働きは様々です。
多くの栄養素の吸収や代謝などに関わるのですが、例えば、髪を太くするというコラーゲンの生成を助ける働きなどを持っています。
それに、抗酸化作用が強いという特徴があります。
こういうビタミンCの作用はすべて、育毛に欠かせないものと言われていますし、カルシウムや鉄の吸収を補助したり、それに免疫機能を高める働きもあるので、不足すると風邪を引きやすくなったりします。
色々な野菜や果物から、またサプリメントを使って摂るのもおすすめです。
髪を洗った後に育毛剤をつけてみると、少しは副作用が見られるのかというと調合されている成分が強いものだったり、濃いものであったりすると副作用が発生することもあります。
使用方法を守っていない場合にも、副作用が起きうることがあるでしょう。
使用上の注意を熟読してから使い、何らかの異常を感じたら使うのを止めてください。