清潔にしようとがんばって行っている洗髪が抜け毛の要因であるケースも少なくありませんので、シャンプーやリンスは使わないで、湯シャンで洗髪することによって、育毛がうまくいくようになる可能性があります。
湯シャンの前にはブラッシングをして、それからぬるま湯で頭全体を流しながら洗い、その際ゴシゴシこすってしまわず、お湯を流しながら、毛穴を広げるようなイメージで、汚れをおとしていくようにするのが湯シャンの肝と言えるかもしれません。
シャンプーやリンスを全く使用しないと、汚れが落ちるのが気になりますが、お湯の洗浄力は意外に強く、皮脂を洗い落としすぎないようにお湯の温度は、ぬるめにしておきましょう。
湯シャン後、クエン酸、お酢などをお湯に少々とかして、リンスのかわりになるものを作って利用すると、ごわごわしたり、キシキシになったりしないので、お試しください。
頭皮に栄養を浸透させ発毛を促す育毛剤は、効果が出るまでに時間がかかります。
数ヶ月かかることも多く、遅い人では年単位でかかる場合もあります。
育毛剤が効くまでの時間は、毛髪が生え、抜けるまでのヘアサイクルが重要な問題になるためです。
髪の成長期が終わり、髪が伸びなくなる退行期の期間が3週間程度、休止期という、成長が完全に終わって抜けるまでの期間が3ヶ月程度あります。
この時にどれだけ育毛剤を使って栄養を補給してもその後の成長期まで髪の毛は生えません。
AGAの治療方法はおおまかに2つに分けられます。
患部への薬の塗布、薬の内服といった身近な方法のほか、頭の地肌に有効成分を注射して直接的に毛根に働きかけるといった多少外科的なやりかたです。
二つとも甲乙つけがたい治療法で、それぞれ体質や症状の出方等で効果は変わってきます。
そういうわけで、専門医に自分に適した治療方法を提案してもらい、よく相談した上で本格的な治療に取り組むほうが効率的です。
抜け毛の要因としてAGAが想定される際にはどれほど一生懸命育毛したとしても効果がゼロのことだってあります。
早い段階でAGAの治療を開始することで、症状を少しでも良くすることができますので、一番最初にAGAか否かを調べてもらうのがいいです。
AGAとは異なるケースの際には、髪のお手入れや毎日の食生活に気を配ってみるとフサフサのきれいな髪になるはずです。
今では簡単に海外のものも手に入る時代ですので、インターネット通販などで、日本のものよりももっとすごい育毛剤や薄毛専用の薬を安く手に入れることもできるのです。
しかし、安易に考えてはいけないのは、海外通販にはトラブルも少なくありません。
業者の中には、偽物や粗悪品を取り扱っているところもあり、健康被害がある可能性も拭えません。
そもそも、日本人は体質も体格も欧米人とは全く異なるので、例え正規品だとしても安心してもいいということはありません。