一般に、プラセンタといえば、美白や保湿といった美肌の効果、疲労回復のほか、数多くの健康によい効能を持ち、アンチエイジングの効果でもよく知られています。
ところが実は、育毛にも大変役に立つということがわかってきて、注目されています。
育毛効果が特に期待できるとして、人気が高まりつつあるのは、頭皮へ直接プラセンタを注入する方法です。
また、皮下、血管(静脈)、筋肉にプラセンタを注射します。
注射する場所が変わると、成分が身体に吸収されるスピードも変わりますが、それはともかく、注入方法はどうあれ、プラセンタが体内で優れた効果を発揮し、頭皮や毛根に活力が戻り、育毛につなげることが目的です。
ただ、頭皮へ注射する方法だと、より一層の即効性があるそうです。
プラセンタはヒト臓器(※胎盤)由来ということで、この成分を身体に入れたことのある人は、献血できないことになってますので、気を付けておいてください。
一般に平均体温が低い人は、比較的新陳代謝が低いことが知られています。
AGA治療には頭皮や体の血行改善が重要ですから、普段から新陳代謝を上げることを意識していけば、現時点での症状の改善にもなりますし、将来の髪の生育土台を作ることにもなります。
食生活では冷たいものの摂取はほどほどにして冷えの原因になるような薄着はやめて、白ネギや生姜など体の内側から温めてくれる食物を摂ったり、シャワーばかりでなくしっかり入浴する機会を増やすことで冷えは防止できます。
色々な薄毛対策が出回っている中で、最初に選択するべきなのは誰もが知っていることですが、たばこには人体に悪い影響を与える成分が多量に含まれており、いきいきとした髪が生えることにマイナスです。
喫煙していても髪がふさふさとしているかたもいますからつながりがないと思うかもしれません。
育毛のためには禁煙を心がけてください。
ほとんどの人の場合、育毛の成果が真っ先に分かるのは、薄毛の部分に生え始める産毛です。
人にもよりますが、薬による薄毛治療のケースでは、だいたい3ヶ月から半年ほど続けていれば、新たに生えた産毛を確認できることが多いようです。
この新しい毛を育て、丈夫な毛髪になれば、育毛治療の効果をはっきりと感じることができるでしょう。
2012年にノーベル生理学と医学賞を受賞した山中教授が作りだした万能細胞のiPS細胞ですが、このiPS細胞を使った育毛治療に画期的な効果があることが明らかになりました。
毛穴の奥にあって毛根を包み、髪の成長のための栄養を貯める毛包が再生されたのです。
もちろん、まだ研究途中で実用化は先になると思いますが、髪を生やすための研究は日進月歩で発展しています。