四面楚歌

周りは全て敵だらけ。
前の旦那の息子への固執は、自身がもつ固執ではないことは知っていた。
どうせ姑と子姑の固執だろう。
私から物理的に奪おうともしたしね。
それも理由は、跡取りということと、自分等の玩具にしたかったからだろ?
それを私が知らないとでも思ってた?
可愛がるだけで、躾をしないなら、それはお人形遊びと同じだよ。本人達は気付いてもいないのだろうけど。

私は子を産んで直ぐに、邪険にされた。
いや、使用人化されたのか。
姑が仕事に行っている間、息子の世話をして家事をする使用人。
母乳の間は、まだ良かった。しかし、息子が離乳食を始めてからソレは始まった。
まあ母乳時代も、ちょくちょく来るからストレスだったけどね。やっと寝かせつけたのに、起きてる姿が見たいからという理由で息子を起こされたり。
旦那には、子供の成長に悪いから注意してくれと何度も言ったのだけど、自分勝手に息子を起こして連れていくのは、最期まで改善されなかったね。

私が使用人化されて1番嫌だったのは、毎日『ご飯食べさせた?』と聞かれることだったな。この人の頭はおかしいのか?と思ったよ。我が子に、ご飯食べさせない親がいるか?普通の親なんだから、食べさせるに決まってるだろ?
それとも何かい。姑は我が子に、ご飯を食べさせなかったのか?
この問いが私には、目茶苦茶ストレスだった。そして、あー早く私から子供を奪いたいわけね。って思った。現に私に言わずに、何処かへ連れていくしな。
まあ、子を産む道具とか言われてたから、奪うんだろうなとも思ってたけどね。

周りは全て敵だらけ。
私の味方はいなかった。
誰もかれも、私と息子を引き裂こうとする。私の息子なのに!私が産んだ子なのに!私の光なのに!
敵!敵!敵!
姑も子姑も旦那も私の親も全て敵。
そんな時期があったんだよ…今は遠い昔。

日記)携帯電話


話題:マジでビビった!!

まだ主人は寝ているので、一人ゴロゴロしていたら、携帯電話からスゴい音が鳴り響いた。
あまりの大音量に心臓止まるかと思ったぞ。
で、この大音量の正体。警戒警報だった。
警戒レベル3だって。
雨、マジ、ヤバイ。
うちの家は集合場所より高台にあるので、行かなくても大丈夫そうだ。
なんか今年の日本、呪われてない?

カンパ

話題:中絶

あれは高校生の時だったか。
夏休みの終り頃だったと思う。
まあ夏休みといっても、昼間バイト三昧の私には、あまり関係なかったけどね。
そんな帰り道、同級生に会ったんだよ。聞けば、私の帰りを待ってたんだと。
何の用かと聞いた。
すると、高校で出来た同級生が妊娠したからカンパしてくれだと。
頭が一瞬で沸騰するのを感じた。
つまりアレだ。彼氏と避妊しない性行為をして、妊娠したから中絶したい。でも金がないから、見ず知らずの私にカンパさせようという魂胆だ。
まったく、中絶をなんだと思ってる?
人殺しだよ、人殺し。
やむを得ない状況下(例えば強姦)での妊娠なら仕方ない部分はあるだろう。しかし、よりにもよって、後先考えずに性行為をした結果の妊娠。そして中絶。
人一人の命をなんだと思ってるんだ!
私は『そんな知らない奴に出す金などない』と断った。
するとなんて言われたと思う?
冷たい女、ケチ、人間の感情ないの?等々、罵詈雑言の嵐だったよ。まあ無視して帰ったけどね。
そもそも私が知らない女なのに、私が金を出す義理もないだろ?
それに金を稼ぐことをなんだと思ってる?
昔の物価は、今の物価より安い。つまり賃金も安い。就労学生の私は、雇ってはもらえても、一般パートより更に時給が安い。
ハッキリ言ってしまえば、私の当時の時給は460円だ。
働いてるんだから金を出せだと?
知らね。おまえらこそ、金を稼ぐ大変さを知ってるか?
それをふまえて、見ず知らずの身勝手に金を出せと言えるのか?
そもそも中絶したければ、相手の男にも出させろ!さもなくば親に泣きつけ!
カンパなんかしてるのは、そのどちらもやってないからだろ?
先ず、親に告白して叱られろ!
男にも責任とらせろ!
そして同情を誘うふりして他人の金をあてにするな!
まあ勝手に同情したのは、同級生なのかもしれないけどね。
私?
私は同情なんてしない。それは身勝手な結果だ。中絶される腹の子には同情するけどね。まあ、こんな身勝手な中絶を決めるような女のもとに産まれても、いいことなかったとは思うけどね。
因みに、その後の話は知らない。

注:文中の『おまえら』は同級生達に宛てた言葉であり、読み手の貴女方のことではありません。

要らない子2

話題:毒親
私の親にとっての要らない子は、自分の思い通りにならない子、親の願望を満たさない子だったよ。
私も、私の息子も、その条件をクリアしたから要らない子になった。
逆に親の願望を満たしたのは、今まで教育を放置していた妹達だったよ。
親に甘える。そんな妹達…
親に甘えるな!と教育された私には出来ないことだね。でもそれで良かったんだ。
私は要らない子になれて幸せだから。
だって、あの人達は私に害しかもたらさない。息子も行きたがったのは物を買ってくれるからで、それ以外は嫌だったと言ってたよ。物を買ってくれる約束を破って、息子を妹の子の子守り役にするためだけに連れていったことを私は忘れていない。
息子も私の父親から、要らない子にされて精々しているみたいだ。自分の妹の世話なら嫌がらないだろうが、誰が他人の子の子守りなんかしたいものか。なんの利益もないのに。
その辺息子は私に似ているのかもしれない。息子が目を覚ましてくれて良かったと思ってるよ。物に釣られたとはいえ、その度に嫌な気分は味わいたくないだろ?
当初は傷付いていたけど…
だからあれほど、私の親に近づくなと忠告したのに…
私がもっとシッカリ引き留めておけば…
いや無理か…私は息子の意思第一主義だったから…それに…はたして私に父親が息子を連れていくことに反発できたかどうか…

大人になっても、子供の頃に受けた恐怖は残る。
あの人達が私が離婚する時に、息子を何がなんでも引き取れ!と言った理由も想像はついてる。それは私のためじゃない。自分達の玩具にするためだ。まあ離婚する手伝いをしてくれたことは感謝してるけどね。しかしその条件は私が自分の親に息子を会わせることだった…
それがどんなに私を苦しめたか?あの人達は知らないだろう。私だけでは子育ては無理だといい自分達に都合がいいように私を洗脳しようとした…
せっかく手に入れた玩具(私の息子)を取られまいとしてね。
当時は、私の親も私の敵だったよ。私から息子を奪う敵。息子は人間だ。だから息子を傷つけるであろう者は敵。

今は精々してる。
私と私の息子から興味を無くしてくれて有り難う。
もう会わせることはないよ。
死んでもね。
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