話題:ママのつぶやき

続きです。


 脱ステロイドについてです。
これは標準治療ではありません。民間療法になるのでしょうか?ですが、脱ステロイドを主としているお医者さんもいくつかあるそうです。
これは私は実際に行ったことはなく、記事を読んで得た知識なので、多少ズレがあるかもしれませんが...。インスタを見ていると、結構脱ステロイドの記事を投稿している人が多かったので驚きました。
脱ステロイドとは、その名の通り、湿疹やアトピーに対してステロイドを使わない治療のことです。
人間の自然治癒力を信じ、ステロイドを使わず、徐々に肌が強くなることを目指す、と言ったもののようです。そして、本当がどうか分かりませんが、ステロイドを使わずに治療した方が、後々アトピー完治できる確率が高くなるというデータが出ているそうです。
ですが、症状に個人差はあるももの脱ステは壮絶です。
赤ちゃんは、湿疹、アトピーの痒みで夜も眠れず、泣きながら掻き続け、親はそれを見守るだけ。掻き過ぎて皮膚は掻き壊され、出血し、滲出液が滲み出てくるのです。いくつか写真を見ましたが、本当にかわいそうな状態です。
親御さんはそんな状態の子を見ているだけと思いがちですが、子供の辛い様子を何もできず見ているだけという状況ほど辛いものはないですよね。掻く手を抑えたいと思い、葛藤しながらも、その過程を経て、皮膚が強くなるのだと親は信じ、見守り続けなければならないのです。
そして、脱ステに伴わせて行われるのが、脱保湿、脱風呂です。患部が湿潤しているとグジュグジュになり、お風呂に入り、体温が上がると痒みも強くなる、といった理由で保湿もしない、お風呂もシャワーも極力しないんだそうです。隠
部などの汚れやすいところだけ綺麗にし、あとは患部が乾燥することで瘡蓋の下から新しい皮膚ができるのを待つらしいです。
ざっと大雑把に書くと脱ステとはこんな感じです。実際に行われている方が見たら、実際はもっと奥深いものなのかもしれません。ですご、私の認識はこんな感じです。
そして脱ステは実際にとてもリスクの大きい治療なんです。痒みで日中も夜間も書き続ける子は寝不足も慢性的に起きます。大人でも辛いですよね。ストレスフルな生活で、普通の子が経験する生活ができず、あらゆら成長過程の阻害になりやすくなります。脳の発達も遅れがちになりやすいし、成長も遅れやすくなります。
滲出液は所謂タンパク質ですから、それが流れ出てしまってうと低タンパク、低アルブミン血症になりやすくなります。低栄養状態になり、入院することになり、標準治療をしようとする医師と脱ステしたい親とで対立が起きることさえあります。
脱ステをする上で、やはり低栄養状態になることは親御さんも危惧しているようで、通常より早くから離乳食を進め、タンパク質を多く摂取するよう心掛けるようです。母乳よりミルクの方が栄養バランスがよいと、断乳することもあるそうです。
しかし、早くから離乳食を始めるのは、消化器官の未熟なうちにどんどん進めていてどうなのかなぁと思ったりもします。
また、皮膚が荒れていると、そこからアレルゲンが進入しやすくなり、食物アレルギーになりやすいという報告もあるように、脱ステをしている子にはいろんな食物アレルギーも併発している印象です。




これが私が認識している脱ステです。
私ははっきり言って、脱ステはどちらかというと否定的ですので、知識がもしかすると偏っているのかもしれないし、知識不足もあると思いますが...


次は、ステロイドと脱ステロイドの私の気持ちを書きたいと思います。


脱ステをしている方は、ステロイドを使用することに対し本当に子供のためになっているのか?と言われることもあります。脱ステをされている方は強い信念を持って行っているので、その反面ステロイドに対してとても強い嫌悪感を抱かれている方が多いようです。私の勝手な判断ですが...
ですが、ステロイドを使う私もいろんな情報を比較し、考え、今に至っているので、そのことを書きたいなぁと思います。


それではまた次の記事に...